25団では、スカウト達が何かできることを、模索しています。 その22 「25団 初の菊スカウト誕生」 ボーイ隊隊長 光造久雄 3月11日の尼崎地区菊スカウト面接会におきまして、25団では初めての菊スカウトが2人誕生しました。 尼崎第25団は、心身に何らかの障がいをもったスカウト達のために9年前に発団したまだまだ若い団です。ハンディをもつスカウトが32名とその兄弟スカウトが4名所属しています。団の構成上、ハンディをもつスカウト中心のプログラムを展開しつつ、兄弟スカウトの為のプログラムも展開してきました。 しかし、正直のところ、25団では、菊や富士は無理かなと勝手に限界を決めていた自分が去年までいました。そんな弱気な隊長のしりをスカウトのガンバリがたたいてくれました。 面接での2人のスカウトの受け答えを聞いていて、ハンディを持った兄と一緒にゲストとして隊集会に参加していた二人の幼い顔を思い出し、成長したなぁと涙がでそうでした。指導者をしていて、本当に良かったと思う瞬間でした。 面接の最後に将来何になりたいかとの質問に、一人は、建築家、もう一人は、薬剤師と間髪をあけずに答えていました。そして2人とも富士スカウトを目指しますと力強く答えていました。今度は、“ベンチャー富士かぁ・・・夢はデッカク!頑張れよ!”とつぶやく隊長でした。 |