TULIP“THE LIVE”40th memorial tour
2012年9月14日(金)
神戸国際会館 こくさいホール


2008年2月12日の大阪フェスティバルホールのLive Act Tulip 2007-2008 - run -でチューリップは36年の歴史に幕を下ろした。。。
はずだった。。。。

しかしデビュー40周年の2012年、ファンの熱い要望もあって40周年のメモリアルツアーが決定した。
2012年9月から2013年にかけて約40本のツアーを敢行するとの事である。
9月7日、埼玉県川口市の川口総合文化センターリリアから始まったツアーの3本目、神戸国際会館 こくさいホールのライヴを12列目という双眼鏡の必要無いシートで観賞する事が出来た。

一回のライヴで演奏できる楽曲は終演時間などの関係もあり、30曲前後になってしまう事は否めない。
その限られた曲目を多くの楽曲の中から選曲する事は非常に難しい事だと思う。
ディープなファンは毎回演るヒット曲よりもレアな曲を聴いてみたいと思うだろうし、誰かに連られて来た人にとっては有名な『心の旅』や『サボテンの花』がなければコンサートに飽きてしまうだろう。

そういった意味では今回の選曲は良く出来ていたと思う。
レアな曲の代表は4曲目と12曲目。特に4曲目はチューリップのライヴでは私は初めて聴いた。

曲順は最初から姫野達也がL.Vocalの曲が3曲続く。これも初めて。そして財津和夫Vocal 2曲の後は宮城、上田と他メンバーのL.V.となる。
ここでいつもの生ギターコーナーになり、1曲目が安部俊幸がリードボーカルを取った。
彼が1曲まともにステージで歌ったのは30数年振りかもしれない。

15分の休憩を挟んで有名どころを中心とした構成でエンディングに向かって行く。
23曲目はライヴを盛り上げるのに本当によく出来た曲だと思う。雨の鈴蘭で1曲目に演奏された時はまだ1番の歌詞しか出来ていなかった。
この曲がこんな風になるなんて思ってもみなかった。今ではこの曲の無いチューリップライヴは考えられない。

27曲目、アンコールでのこの曲の時、財津和夫はギターを持ち替える。伝説のRickenbacker 331 Lightshow つまりネオンギターを弾くのだ。
1本目の川口、2本目の大津でもうまく動作しなかったようだが、この日は見事にネオンが煌めいた。

このライヴ、私は長年の友人と一緒に観た。彼とは1978年の田園コロシアム、1979年の大阪万博お祭り広場、同年のホノルルハワイアンヴィレッジ、1980年の鈴蘭高原、1984年の箱根パゴダ等のライヴを共有してきた。今回のツアー、彼はこの神戸だけの予定だったが、終了直後に今後のツアーを申し込むと言うほど感激していた。

私は買う予定無かったツアーパンフレットを買った。理由は2005年のhopeツアーに続きパンフに名前が掲載されたからである。


1.夏色のおもいで
2. 明日の風
3. 悲しきレイン・トレイン
4. おいらの旅
5. 置いてきた日々
6. セプテンバー
7. エジプトの風
8. 思い出のフリスビー
9. 思えば遠くへ来たものだ
10.博多っ子純情
11.僕のお嫁さん
12.Mr.プレスマン
13.ここはどこ

    (15分の休憩)

14.The Halo
15.ブルースカイ
16.心を開いて
17.風のメロディ
18.なくした言葉
19.ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
20.青春の影
21.虹とスニーカーの頃
22.Someday Somewhere
23.Shooting Star
24.心の旅

(アンコール)
25.銀の指環
26.私のアイドル
27.夢中さ君に

(アンコール)
28.魔法の黄色い靴