さぬきうどんはオーストラリア産おうどんのおいしい季節になってきましたね。ところで、みなさんは讃岐うどんの小麦が ほとんどがオーストラリアから 輸入されれているということご存知ですか？ |
 11月25日付け「日経新聞」によると、 讃岐うどんの本場、香川県での 小麦の生産ピークは1961年で53600トン。 63年と70年の大雨の被害で、 63年には4300トン、 70年には1090トンと減り、 それからオーストラリア産のASWという 小麦が輸入されています。 今では、年間の製粉使用量 （2000年度４９６００トン）の９０％が オーストラリア産のASWで、 香川県では２％の量の小麦しか作っていません。 
ハワード政権３期目突入１１月１０日はオーストラリアの総選挙でした。現職のハワード首相（リベラル：自由党）が２．XX ％の差で３期目を続党という結果になりました。 ８月までは ハワード政権の人気はよくなかったらしいですが、 ８月にアフガニスタンのボート・ピープル （ボートではいってくる経済的難民）を 実力で阻止し、人気が急上昇したそうです。 人権をかかげるオーストラリアなんですが、 増えつづける難民をうけいれる費用や 難民（移民も）が 自分たちの文化だけでかたまりまってしまい 治安を悪くするという問題に 長年悩まされているからだと思います。 花子のオージーの友だちは、 「友人のマレー系のいとこは ギャングにはいってしまっていて心配しているの。」 とか 「孫の通う小学校では こどもたちに麻薬を売りつけたりする アジア系ギャングもいて 治安はわるくなるばかり。 お金も職も教育もない 難民はきてほしくないよ。」 とか言っていました。 ほっとしたのは、 ポーリン・パンソン率いるワン・ネーション（極右）が 彼女のお膝元のQLDでも負け、 全豪でも負けたということです。 ２月にパースにいったときに ホーリン・ハンソンがもどってきたというニュースを 花子はみて心配していたのです。 ただ、難民の問題についてオーストラリアは、 景気の低迷する島国に援助と引き換えに 収容所建設を進めていて、 それについては内外から批判もでているようです。 11月26日「日経新聞」によると 「南太平洋の島国、ナウルは ９月に中東からの難民８００人をうけいれた。 同国が収容所用地を提供するかわりに 豪州は発電機と燃料、島国への医療補助など ２０００万ドル（約１２億８０００万円）分の 援助を提供。 パプアニューギニアに難民施設を設置した 豪州はパラオやキリバスにも施設建設を申し出た。 背景には移民に寛容な豪州を目指す難民数が 増えているとの事情がある。 イランなど中東方面から豪州領海にきた難民は、 ２０００年度（1999年７月から２０００年６月）に 前期比４．５倍の約４０００人。... ハワード首相は難民が 犯罪やテロの温床になりかねないとの不安から 難民のうけいれに消極的。」 
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