シドニー・オリンピック
環境対策は「銅」メダル
日本人選手のメダル・ラッシュが続き
感動と夢を与えられたシドニー五輪。
「楽しんで走れました」とゆう
ブッチギリで一位の
高橋尚子ちゃんの金メダルで
勇気をあたえられた人も多いだろう。
1ヶ月遅れで始ったパラリンピックでも
日本人選手のメダル・ラッシュ。
驚いたのは、日本であまりスポットを浴びてない
パラリンピック会場がTVで見るといつも満員だったこと。
障害者にもやさしいオーストラリアの象徴かもしれない。
また、日本の報道も昔に比べ、
パラリンピックへの関心が
少しづつ増えてきているような気がする。
直前のバスドライバーのストなどで
どうなることかとはじまったオリンピック。
会場にいくバスのとうり道が
希少動物のなんとかガエルが通る為
ひき殺さない様に
環境団体にバスの迂回要請をされたり。
オーストラリアびいきの花子と太郎には
今までで一番のオリンピックだった。
開会式は時間的にかなり遅れたけど
それもオージーらしかった。
それに、バラバラの服装で
あまり統一されていないブーツ・ダンスも
オージー。
それから、アボリジニー文化が
あれほど大々的に世界にアピールされたのはスゴイ!
最後の聖火に4,5年前に世界大会で
アボリジニーの旗を翻して批判を浴びたフリーマンを
登用したのはオーストラリアの懐の深さの現れ?
またアボリジニーとして初の金メダルは
多くのアボリジニーの人達に夢を与えるだろう。
閉会式には 普通のおばさん、おじさんの
ダンスがあったり、
労働者クラスのロックのおじさんの歌あり、
(多分有名な歌手なんだろうが)、
映画の「クロコダイル・ダンディ」ー、
ゲイの映画「プリシラ」、
アメリカでその素朴さがうけているという
「バナナ・イン・パジャマ」(パジャマを着たバナナ)まで
パレードにでてきたり・・・
まるごとオーストラリアを楽しめた。
ただ、環境対策では、
「環境に配慮したグリーン・オリンピック」
を掲げてたシドニーだけど、
水泳の田島ちゃんじゃないが、銅メダルなのがくやしい。
8月16日の「日経新聞」によると
環境保護団体「グリーンピース」が
シドニー・オリンピックの最終総合評価は
10点満点の6点の銅メダルと発表。
グリーンピースが評価した点は、
1)環境ガイドラインが確立できた。
2)五輪開催地での
ダイオキシンを除去する技術が登場した。
3)初めて観客がマイカーを使わない
新しいタイプの五輪となった。
*花子と太郎のいた
パースは米国ロスに次ぐ車依存型都市なので
こうゆうマイカーなしというのは
オージーは苦手そうなのにすごいと思った。
一方、「マイナス点」と指摘したのは
1)州政府が五輪開催地の汚染された土地の
クリーン化を徹底できなかった。
2)開催地でオゾン層を破壊するガスを必要とする
エアコンや冷蔵庫をまだ使用している。
*花子たちがパース滞在中、
新しい電化製品を買ったけど、モデルは旧式で
省エネとか環境配慮は感じなかったっけ。 |