シドニーオリンピックまで半年
パースとシドニーは、飛行機でも4時間かかり、
パースの人は、バケーションには
近くて(シンガポールまで約5時間)
滞在費の安い(1ヶ月近くの休みをとるので)
東南アジアですごす人が多い。
が、若い人は、就職のため
シドニーや
やる気のある人は東南アジアに移る。
私の滞在中、シドニーのオリンピックが
決まったときは、
オーストラリア経済がよくなかったので
パースの人も仕事が増えるし、経済もよくなるだろうと
その喜びようったらすごいものだった。
が、日経新聞(3月15日)によると
地元スポンサーの五輪ばなれによる
資金不足が深刻という。
IOCの五輪誘致買収疑惑、地元組織委員会が
地元の富裕層や企業に
”ヤミ”の優待チケットを販売していたスキャンダルが噴出し、
スポンサー収入が約13%不足する見とおしとなった。
地元スウィニー・リサーチ社によると
「豪国民の38%は五輪スポンサーに行為をもっていない。」
企業イメージのマイナスにつながりかねないと、
五輪を前面に打ち出した広告を控える企業も
続出しているらしい。
いっぽう、(日経、3月26日)シドニー郊外にすむ人は、
五輪を観戦にくる観光客に自宅を
1泊400豪ドル(1豪ドル=約65円)で貸し出す予定を
している人も増えてきているらしい。
というのは、五輪期間中海外からだけでも
約11万人の観光客がシドニーを訪れると予想されていて、
市内の主用穂鉄は、五輪組織委員会が全室を予約、
一般客が泊まるのは、ほぼ不可能らしい。
が、このような考え方は有効利用を考えるオージーらしい。
パースでも、自分たちの旅行中、一般の人に
部屋を貸しているひともいるし、また、
投資として家や、部屋を持つひとも多い。
花子と太郎の4年間すんでいたアパートの部屋の
オーナーは、イギリスに住んでいるとのことだったし、
また、シンガポールの人が投資に家を買い、
自分の滞在中以外は、
海外留学生に貸しているという家も多かった。 |