エスニック

おーすとらりあ な にゅーす

2000年6月
オーストラリアのカッパ留学悪くない。

パースで、滞在中に日本で水泳のインストラクターを
していた家族にあった。
彼女は、障害者の水泳に興味があり、
エディス・コーワン大学で、
ディプロマコースをとっていた。
「日本とまったく違い、あれをしたらだめ、
これをしたらだめ、というのがなく教え方も
自由だよ。」って言ってたことを思い出す。
オージーの友達も、
「オーストラリアでそだったら、だれだって泳げるわよ」
ともいってたっけ。
とにかく、ほとんどの大きな都市は海が近いし、
ライフセーバーという職業もあり
マリンスポーツ全般で、
得意なオージーがおおいだろう。

日刊スポーツ新聞(6月14日)によると
現在、オリンピックのためにゴールド・コーストに
滞在する選手の費用は、
ひとり、一年間の家賃72万円、
プール使用料、コーチへの指導料や
渡航費をふくめても、
1年1ヶ月200万円前後という。
将来、オリンピックをめざすスイマーには
オーストラリアのカッパ留学は十分、価値があるかも・・・
エスニック
7月
クジラのはなし

オーストラリアに行くと、動物がとても身近に感じる。
ドルフィンスイムはもちろんのこと、
ホエール・ウオッチングも観光の目玉である。
パースのフリーマントルで
10ドル以下だったと思うが
花子と太郎もホエール・ウオッチングに行った。
結構、大きな遊覧船みたいなので
ロットネス島のほうまで45分くらい
ふねにゆられるのだが、
その日はあいにく波がきつく、
船酔いしそうなくらい気分がわるかった。
オーストラリアでは、くじらの生態を考えて、
観光でも、何メートル以内にちかづいては
いけないという法律がある。
で、
結局、見れたのは それほど大きくないくじらで
TVとかで見るのより、
迫力に欠けてちょっぴりがっかり。
エスニック

エスニック ところで、日本人だと捕鯨問題が気になる。
花子と太郎がパースでみたドキュメンタリーでは、
日本の捕鯨の殺し方が、杜を使い、
死ぬまで45分も長い時間苦しむのを
問題にしていた。
実際、そんな場面をまのあたりにしたのは
はじめてだったから、
かなりショッキングな映像だった。

西洋人は、あざらし猟や、羊の輸出、
競馬の馬の安楽死などにに関しても
できるだけ痛みを伴わない方法で
殺す方法をとろうとするみたいである。
また、くじらは生態系の一番うえに属するもので、
頭がいいと思われているので、
捕鯨に反対するひとも多いのだろう。

その、ドキュメンタリーで
日本の捕鯨猟師が、くじらは日本の文化って言ってたけど、
大阪に住む花子と太郎には
ピンとこない話である。

7月7日日本経済新聞によると、
アデレードで開かれたIWCの年次総会で、
商業捕鯨の再開を目指す日本を
中国が支持する場面がおおかった。
(捕鯨推進派、ノルウエー)
日本の主張は、
「クジラの数は回復しており、増えすぎれば、
他の漁業資源がクジラのエサとなり食い荒らされる。」
というもの。
IWC総会では、豪とNZが提案した
南太平洋をクジラの禁猟区とする
「南太平洋サンクチュアリー」が秘訣された。
取り決めには、4分の3の加盟国の承認を得なければならず、採決への道はかなり至難の技である。

しかしながら、7月16日の同紙によると
米国、SFで今年4月から6月にかけ、
コククジラの死骸が
相次いで打ち上げられているという。
マカ捕鯨委員会のキース委員長によると、
「SFだけでなく昨年は、アラスカからカリフォルニアにかけて、160頭が死んでおり、
コククジラの増えすぎは間違いない。」
一方、
反捕鯨団体、アース・アイランド・インスティチュート
マーク氏によると、「増えすぎなどとんでもない。
クジラは汚染の為に死んでいる。」

このほかに、今回の大量死の原因については、
学者の間でも次のように意見はさまざま。
・増えすぎによる自然淘汰
・エルニーニョの影響でエサがへったため。
・化学肥料による海洋汚染などの人災説など
さて、くじらちゃんの行くへは・・・?
エスニック

おーすとらりあ な にゅーす
7/15/2000
A Copy Right Holder: A. Yamaoka
エスニック
A Copyright Holder: A. Yamaoka