釈迦ヶ岳直下 栗平林道を行く

 
 
奈良県大峰山系の釈迦ヶ岳のすぐ傍まで入り込む林道があります。十津川村の旭ダムの奥、不動小屋谷に沿って登る栗平林道がそうです。釈迦ヶ岳への登山の道でもあり林道の最高地点に登山口があります。
登山口から先は工事中のようで、どの地図にも道はここで途切れています。水無谷を下り栗平の村を過ぎ風屋ダムまで南下するルートになるようです。
 
今回は大塔村の猿谷ダムに車を置き、十津川街道の風景を楽しみながら南下をし旭ダムに入り、そこから釈迦ヶ岳登山口を目指しました。
 
使用自転車 アルプススポルティーフ  走行日 2005年7月16日
 
十津川沿いの風景。長殿発電所
 
 
 
旭ダム。
十津川沿いの国道から随分離れていて、訪れる人もほとんど居なくてひっそりとしている。
 
 
 
旭貯水池。ここから栗平林道に入る。
 
 
 
林道には釈迦ヶ岳登山口まで何キロの看板が所々にあります。登山口まで林道を歩く人の為でしょうか。
以前訪れた時は未舗装区間がいくつかあったのですが、今では完全舗装になっています。ただ落石が多いのと、旭ダムからしばらくは狭い道が続きます。ガードレールは橋を除いては付いていなくて道を踏み外すと深い谷底までまっ逆さまに落ちます。
 
 
 
登山口は2箇所あり、最初に出てくる登山口です。
ここの沢から流れてくる水の美味しいこと。
 
 
 
林道はどんどん高度を上げていきます。
振り返ると今登ってきた林道がよく見えます。また山が綺麗なこと。
 
 
 
荒削りな林道。
落石が多くてタイヤバーストしないように気を使いながら走ります。
 
 
 
林道の最高地点にある駐車場。
トイレもあります。視界も結構良く、駐車した車の後ろに望遠鏡を出して星を見れそうです。ただトイレには蛍光灯が付けてありました。
 
 
 
林道最高地点から少し行くとすぐダートになります。今回はここでUターンすることにしました。
地図によるとこの少し先で途切れていて工事中のようですが、しばらく尾根道が続くようで視界も良さそうな感じです。林道の完成が待たれます。
 
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この釈迦ヶ岳近くに入り込む林道は以前から、星を見る場所として興味があって、何度か挑戦したことがありますが、
そのたびに天気が悪くて景色もまったく見れませんでした。
登山口の林道最高地点の場所がどんな所か知りたくて今回も登ることにしました。
期待どうりに視界もよく車を停める場所も充分です。
ただトイレの電気が気になります。あと大峰山系は天候の急変が多そうなのと、
ガスがかかりやすいなど星を見るのに条件としてはあまりよくありませんが、
もし晴れれば最高の星空を見れそうです。
 
 
釈迦ヶ岳直下 栗平林道を行く
2005/7/16