ビデオデジタイザの制作


イメージユニットを自作してみる

いわゆるビデオ画像をグラフィックとして取り込んでみるのですが、 イメージユニット自体が高価である・最近はあまり見かけない等の 理由により、簡易的なものを自作してみました。
回路的には、昔にI/Oだったかトラ技だったかにどなたかが掲載していたのと 同じなんですがね。


イメージユニットのしくみ
こいつは結構簡単で、イメージユニット端子に水平同期信号にあわせて データを送り込んでやると、それが画面の左上から描画されていきます。
ビデオ画像と本体の水平同期をあわせてやり(スーパーインポーズ等で)、 ビデオ画像が左上から描画するタイミングにその発色をサンプリングし、 それを16bit値に変換してイメージユニット端子に与えてやります。
すると、勝手にそのデータはVRAMの左上から格納されていきます。 回帰中等の細かい設定なども行う必要がありません。
サンプリングのタイミングは、イメージユニットの端子からクロックが出て いるので、そいつにあわすだけでOKです。
こっちがやらなければいけないことは、イメージユニット端子から出る タイミングで、ビデオ画像をサンプリングするだけです。

ビデオ信号をRGBに
イメージユニットのデータバスは16bitになっていて、それがそのまま64k色の VRAMのビット配列と同じになっています。ですから、RGBをそれぞれ5bitと輝度の 1bitをその16bitにして与えなければいけません。
まず、ビデオ信号をRGBに変換しなくてはいけません。ビデオ信号は、 YC(輝度と色相)で構成されているので、それを単純なRGBに変換します。
で、その方法なんですが、たくさんあるようなのですが、私の場合は、 市販のキットをそのまま流用しています。
上記の写真の場合は、キョーワのものだったと思うのですが、 秋月でもキットや完成品を扱っています。値段は3千円〜1万円程度でしょうか。
ビデオ信号をアナログRGB信号に変換してくれるものであれば、 なんでも構わないと思うのですが。

サンプリング
アナログRGB信号をイメージユニット端子から出ているクロックを使って サンプリングします。
アナログ信号をデジタル化するわけですから、A/Dコンバータを使用します。 一応映像関係ということなので、ビデオ用の高速なものを使用しました。
上記の写真のものは、富士通製で6bit出力の30Ms/Sのものです。千円程度。 NECだったかの20Ms/Sのものを使ったことがありますが、ちょっと画質が わるかったような気が。600円程度。
この部分の回路図はこちら。

ソフト
ソフトは、一般のものをそのまま使います。ただ、64k色モードしか使えません。 他のモードを使う場合、出力段で16bitを8bitや4bitに変更する回路を付けなくては いけないため、64k色があれば加工してどうにでもなるということで、 省いてます。

画質
よくありません。そりゃ1万円以下の制作費で、きれいだったらびっくりなのですが。 一応デジタイズできるって感じです。でも本物のイメージユニットが どのくらいの画質なのかわからないので、物自体の価値はちょっとわかりません。
原理はどれでも同じなので、ひょっとしたら抜群の変換機とADCを使えば ものすごく奇麗な画像を得ることができるのかも・・・


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