かわいいやつにはとげがあるの柏山くじさんに、ソニックさん絵を貰ったよ!





「ただいま」とドアを開ける
いつもの調子で靴を脱いでいると後ろからぱたぱたと足音がしてきた

「おっ…おかえりなさい!」

やけに緊張した言い方にぱっとそちらをみる
そこには小さいケーキを大事そうに持ったソニックの姿
自然とケーキに目がいく

「ケーキ…?」

そういうとソニックはこくりと頷いてケーキを目の前に差し出した

「おめでとう」
「?」
「きょうたんじょうびってきいたから…つくった」

良く見ると市販のスポンジに
あまり固まってないピンクのクリームがとろりと乗っている
作ってくれたこと、まして誕生日を覚えてくれていたことが
嬉しくてたまらない

―が。

「あれ?端がちょっと欠けてる…」

ぎくっとソニックが解りやすいリアクションを取る
ほっぺにも証拠と言わんばかりの生クリーム

待ちきれなくて食べたか

じーっとソニックの目を見つめる

「なっなんだよ!!
 …ちょっとあじみはしたけどさっ」

やっぱり食べたらしい。

「ぅぅ…はやくかえってくるっていったのに
 かえってこなかったのがわるい!!」

恥ずかしさのせいか逆切れをし始めてしまった
仕方がないので素直に謝ることにする

「うん、こっちが悪かった」

ぽんぽんと頭を撫でてやる
眉根をぎゅっと寄せて上目づかいににらんでくる
とても悔しい顔をしている
ほっぺについていたクリームを拭ってやってひとことつく

「じゃあさっそくパーティでも始めるか」

パーティという言葉にいち早くソニックの表情が変わる

「しかたないな!いわってあげないこともないっ」

そう言って無邪気に笑う

素直じゃないなと心の中で呟いて
頬が緩むのを堪えつつ先に部屋に入ったソニックの後を追っていった





小話ごと、ゲットだぜ!!!!
ああん、かわいいvv
ちいさいソニックかわいい〜〜〜!!!!

お祝いしてくれてありがと!
くじ、ありがと!ありがとー!!


2010.01.30


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