道化師(ピエロ)のように








クッキーを作りすぎちゃったの。


それだけを言えば、ソニックは私の部屋へ来てくれる。
お菓子を食べて、お茶を飲んで、夕食までにはまだ時間があるの。


走ってくる?
いや、今日はやめておく。
じゃあ、遊んでいく?
遊びって言うなよ。エミー。


二人掛けのソファーの半分に座り、私を隣に、と誘う。
テーブルの椅子からソファーに移動する、それだけのしぐさを見つめられるだけで、身体が熱くなってくる。


いい匂いがするな。
お菓子でしょ?
そうか? 食べて確かめてみないとな。


唇をついばまれ、薄く開くとすぐに中を探ってくるの。ソニックの舌っていつも熱い。
ジャムの味がする。さっきジャムのクッキーばっかり食べてたからね。気に入ってくれたのかな。
私の口の中は何の味がする? チョコかな? ナッツかな?
背中に回った手が、じじ、とファスナーを下していく。


なあ。青いレースのブラって、勝負下着なのか?
ソニックと同じ色よ。ソニックに触られてるみたいでしょう?
それは、ちょっと妬けるな。


ブラとその内側には触れず、赤いワンピースをずり降ろすように脱がされる。
こんなじれったいチラリズムが好きなのよね。
ワンピースと手袋と靴下まで脱がされると、ブラとパンティだけになる。もちろんおそろいの青。
ソニックの指がするする滑る。
足の間を薄布の上からぐりぐりと刺激されると、気持ちいい声が止まらなくなってくる。


エミー、エミー、いい匂いはやっぱりキミの、この匂いだな。
そうよ、ずっと濡れてたんだもの。
愛してるから?
そうよ、ソニックのこと、欲しくてたまらなかったんだもの。
愛してるって言えよ、エミー。


そんなこと言いながら、ソニックは私を食べちゃうの。
私の全てに触って、私の奥に入ってくるの。
そして、やっと私があなたを食べるの。この繋がりを離してあげない。


ソニック、ソニック、好きよ、大好き。
愛してるって言えよ、エミー。






おわり。







カプとお題をくじ引きして、それを30分で料理しましょう企画。
バージョン・エロスwwww

かけひき大事よね。
ハッと気づけば、ソニエミで初エロだった!


2009.09.03


--- ブラウザ・BACKでお戻りください。 ---