PROGRESS」HIR様より、残暑見舞い絵を頂戴いたしました♪
すごい!イタダキモノ大王だ!>自分(大喜び)


「何やってんですか?橘さん」

白井農場の一角、小さな丘の上にあるアカシアの木の下で、座り込み何かをやっている。
僅かな日陰。

「剣崎、…お前知ってるか?」
「折り紙ですか?」

傍まで寄ると、伸び放題の芝の上に散らばった色鮮やかな正四角形。

「鶴の折り方がわからないんだ」
「…知ってますけど、俺不器用だからちゃんと鶴の形になりませんよ」
「そうか。やっぱりこういうことは広瀬じゃないとダメかな」

なんでいきなり鶴なんて。
苦笑した橘さんを改めてみれば、白いシャツだった。
それだけじゃなくて、襟元は緩められてるが、多分さっきまでネクタイを締めていたんだろう。
正装してたんだ。

鶴を折って、空に飛ばしたいんですか?

何度も折り返したらしい赤い紙を橘さんはクシャリと丸めた。
別のオレンジ色を、鶴とは全然違う形に折ってゆく。

「こっちのほうがいいか」

空に投げる。
想いを空に届ける、紙飛行機。

「俺も、一緒に折っていいですか?どっちが遠くまで飛ばせるか競争しましょう!」


その後、通りかかった虎太郎と広瀬さんも紙飛行機の飛ばしっこに巻き込むのは当たり前の現象。


しまい。









白シャツ…!(林の中を連想してしまう〜〜♪)
ごっつ可愛!!!
いつもあちこちでスキスキ言うて、奪いまくってます。だが私は謝ら(ry
ありがとうございますっ(笑)

お話は時期的に。初盆ですから。



2004.08.13


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