ぎんのすずねの花柳月みらる様の2004夏、書中見舞いイラストです。
いいねぇ〜！ジェイド×ミャムvvv
二人で天体観測中なのです。ふふふ。
「あ!流れ星だー!」
「…見えぬが？」
「もう流れちゃったってば」
嬉しそうに草の上に寝転がるミャムに、そういえば、とアルカダの言い伝えを教えてみる。
「流れる星が消えるまでに願いをかけると、その願いが叶うというぞ」
「え！本当！？」
パッと輝くような笑顔を見せると、今度は真剣に星空を見つめる。
単純で、かわいい。
「あっ！」
「む」
小石が転がるように天を光の粒が駆け抜けた。
「やったー！お願い事したよ！」
「どんな願いをかけたのだ？」
「ええっとね〜明日の夜ゴハンがおっきなおサカナになりますよーにって！」
「そ、そうか」
内心ガックリしてしまう。
「ジェイドは？なんてお願いしたの？」
「私は、その、」
ミャムは軽く笑って、また草の上を転がって、私の膝の上に戻ってきた。
「大丈夫！明日はジェイドが大漁だよっ！」
「…そうか、お前は私の釣りのことを願ってくれたのだな」
「うん！ジェイドにいいことがありますように」
「では、私も願いは同じだ」
「そうなの？嬉しいなー♪」
そして、また一緒に星空を眺める。
私の願いは。
ミャムが幸せになるように。
頂戴したメールに上の３行があったのですが、ついつい続いてしまいました。すんませーん。（汗）
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