SHIHTZUシーズー犬ってどんな犬?
その前に↑の写真について一言:頭の毛をくくった佐吉です。近所で子供がそれを見て、頭にお花咲いててかわいいー!って言いました。子供は詩人ですねえ。

シーズーの歴史ははっきりしない。中国語でシーズーコウ:獅子狗つまりライオンのような犬と言う意味です。鼻は低くて目も頭も丸く、頭から全身を覆う長い毛は獅子を思わせるのでこう呼ばれた。チベットのダライラマから中国の宮廷に来る度に献上されていた犬だと言われるがその犬種はチベットプードル、ラサテリア、ラサアプソ、ライオンドッグなどチベットにいた犬種のどれだったかはわからない。TVで見た現在のチベットの僧院で飼われているラサアプソはとってもレゲエな毛並みをしていた。くりくりとカールした毛がフェルトのように固まって。清朝の宮廷ではペキニーズが飼われていたようだがこの犬とチベットから贈られた犬との混血という節もある。そのままの純血種を育てないで新しいより良い犬を作ろうとしていたとか、いやいや、チベット原産の純血種だとか本当のところは定かではない。ともかく清宮廷では何千人もの宦官たちによって飼育されおたがいに競争して良い犬になるように励んでいた。それで良い犬だけを宮廷に残して他は市場で売られたので一般家庭にも長い間飼われていた。1908年に西太后が亡くなってしまうと宣統帝は犬に興味が無かったので外へ流出してしまったという説もあるが、中国宮廷の崩壊で宮廷にいたほとんどの犬は殺され、たった5匹の犬が英国人によって助け出されイギリスへ渡りその5匹が現在のシーズーの祖先となったという説もある。でも事実は違っていて一般の中国人にも多数育てられていたようです。シーズー犬が始めて外国に出て行ったのは1930年でイギリスへ帰ったミズ・八ッチンズという女性が3頭つれて帰り、1932年には中国駐在のオランダ公使カウフマン夫妻がノルウェイに赴任のとき3頭の犬を連れ帰り、そのうちの1頭が北京の宮廷生まれでこの犬が西欧に渡った唯一の中国宮廷生まれの犬だったという説もある。その後ノルウェイのムド女王がカウフマン夫妻のシーズーの子犬をイギリスへ連れてゆき当時のヨーク公夫人(現在のエリザベス女王の母君)に贈ったのでシーズーも英国皇室にも入ったという説もある。と言うわけで本当の歴史は皆目わからないということでした。

性格は明るい→しかられても3歩歩いて後ろを向くともうルンルンと走っている。
人を使い分ける→人の特質を見抜いてそれぞれ使い分けている。食べ物をくれる人、散歩に連れてくれる人など。
ゴマスリが上手というと聞こえが悪いのでフレキシブルな犬と言いましょう。

コンパニオンドッグと言われ常に人と一緒にいたい。外で遊ぶのが好きなので毎日の散歩は欠かせない。
3〜4歳で毛が全身を覆うようになる。長毛なので手入れは結構大変で垂れた耳の中もきれいにしておかないといけない、目やにもでるのでふき取っておかないと目の周りの毛の色が変色してしまう。白と黒と茶色の組み合わせで成長すると毛色が変わることもある。鼻が短いので呼吸困難になることもあることと、眼球の怪我に注意する事が必要。
とても暑がりなので夏の暑さ対策にサマーカットとクーラーは必須アイテム。
体高27cm以下体重8kg以下のとってもかわいいわんこです。