つる性バラの植付け方地植えの場合
植付けは12月〜2月に行う

まず接木のテープをはずす。苗は乾燥しているのでバケツに水を張っておいて袋から苗を出して乾燥防止用の水ゴケやピートモスをはずして根をほぐして根を1/3〜1/2ほど切り詰める。用意しておいたバケツの水に1時間以上つけて充分吸水させる。
直径深さとも50cm以上の穴を掘り、苗を刈りおきして深さを見る。接ぎ口が地表に出るように。腐葉土を入れてから土を戻すので充分な深さが必要。穴の底に10Lの腐葉土を入れ、堆肥スコップ2杯いれる。油粕300g骨粉300g入れたが肥料は入れないと書いた本もある。
掘った土の植え半分を入れて以前の土の上下が変わるようにしてよく混ぜる。更に土を戻して中央を盛り上げて山形にする
苗の根を広げて土の山形の四方に広げて植える。このときまっすぐに伸ばして20度くらい下向きに角度をつけると根が下に向かってしっかり張る。接ぎ口が地表より植えに来るようにして残りの土を(掘った土の下方半分残ったもの)入れて苗が安定するまでいれ根元をギュッと抑えて苗がぐらつかなくして根元を落ち着かせる。
苗の周りにぐるっと水溝を作る。溝にぐるっと回る位の水をたっぷりやる。バケツ2杯くらい。吸い込んだら水溝を埋め戻す。
苗のラベルとヒモをとり枝を広げて、枯れた枝があれば病気の原因になるので切り取る。茶色になっていなくて触るとやわらかい未熟枝も切る。残しておく主枝の高さを1/2くらいに切り詰める。根がぐらつかないように支柱をななめに立てる。
腐葉土などで接ぎ口が隠れるくらいに山形に盛り上げて防寒防乾する。これは3月に接ぎ口が見えるところまで取り除く。