今月の作業  

2001年9月

 

涼しくなってきたので水遣りも徐々に控えてゆきましょう。台風シーズンの準備をしましょう秋の長雨のシーズンでもあるので雨に弱い植物は対策を。

農薬を使いたくないので、生薬で出来た薬剤をスプレイして病気や虫を防ぎます。ホームセンターなどでいろいろな植物のエキスから出来た薬を売っています。水で300倍や500倍に薄めて使います。これだと体にかかってもまあまあ平気だしエコロジーです。

畑の作物には単体の肥料をやってチッ素過多を防ごうと思います。化成肥料ばかりを使っているとどうしても窒素過多になりやすいのです。単体の肥料は次の3種類で症状に応じて使います。(1)過石(燐酸肥料で花実に効く)、(2)硫安(窒素肥料で葉、枝に効くが多すぎるとアブラムシがつきやすくなったり連作障害の病気に掛かりやすくなりウドンコ病などにもなりやすくなる)、(3)塩化カリ(カリ肥料で多すぎると野菜に病気がでやすい)。

 

 

植物の種類

状  況

作  業

ヘヴンリーブルーの
朝顔その後
妹の家でうまく芽を出して大きく育っていたが8月中は葉ばかりで9月はじめになってやっとつぼみが2つくらいついた。でも咲かずに夕方しわしわになってしまっていた。ふと気がついて、こんどは終日日の当たる場所に移動してみたらなんとも言えずきれいなブルーの花が咲きました。まさに天国の青です。 やはり植物は適所に置かないと
キバナ
コスモス
水やりもしていない場所に春に種をばら撒いておいたものが大きく育ってどんどん花が咲いています。すぐ散ってしまって切花には向かないけれどどんどん咲くので来年はこの種をいっぱい撒くことにしよう この花についてはどこでも適所みたいです。
なんにもめんどうみてませーんラクチンです
コスモス 肥料も施してないけど大きくなっています。
とおもってたけど9月半ばになっても背丈は伸びてこなくてミニコスモスと化しています。やっぱり水も肥料も要るんだなあ。
捨て育ちです
裳桜 台風で枝が折れないように支えておく 9月半ばから11月半ば施肥。ヤゴは取る

ラベンダー

ほんとは花期のはじめの頃に収穫するべきなのですが少し刈ってあとは置いてあります。8月末にはすっかり花は咲きすんで茶色くなっていますがいますが風が吹くと穂がこすれてあたり一面ラベンダーの香りに包まれます。これもいい感じ

挿し芽の時期です。
挿し床は赤玉土小粒にしっかりした枝のところから切り成長店(上方の芽の出るところ)といらない葉を切っておく。土に挿すと切り口は清潔なカッターナイフでスパッと斜めに切って粉末の発根促進剤をちょんちょんとつけてから挿すと成功率90%くらいにアップする。鉢を水につけたまま挿すと抵抗無くすっと挿せる。

ラズベリー
(2年目)

もう実が終わったかと思っていたら少し暑さがおさわった8月末にまたたくさんの実がついた。5月半から7月半が収穫期のはずなんだけど ヤゴは切らずに残しておきましょう。どんどん枝が増えて実がなります。ヤゴとは木の根元から生えてくる新芽のことです。小さなラティスに誘引しているので枝が伸びて収拾がつかなくなってきている。11月中旬から12月中旬の冬季剪定のときにフェンスにwave型に誘引し直す予定

ブラックベリー
(2年目)

8月末からもう実はつかなくなりました

ラズベリーと同じです

房すぐり
(2年目)

せっかく掛けた寒冷紗を8月末の台風ではずしたままになっています。日差しはだいぶ和らいできているのでだいじょうぶかも。ウドンコ病にもかからなかったし。

来年が楽しみです。肥料はちゃんとやりましょう施肥は3月です。冬には強いが関東以西は夏に高温多湿なのでウドンコ病に掛かりやすく栽培困難

ブルーベリー
(3年目)

7月から10月半ばが実のなる時期ですが今年はまだ木が小さくて8月中に5粒づつくらいしか収穫できず。 8月に硫安を施肥

桃色あじさい

9月始めでもまだひとつふたつ花をつけています 新芽の出ていない細い枝や枯れた枝葉根元から切りましょう

額あじさい

葉っぱだけにんっていますが来年用の花芽はついています あじさいはみんなお水が大好きです。絶やさないようにやりましょう。根元は乾かないように腐葉土をかけましょう

青あじさい

上と同じ 青色のアジサイは酸性が好き。肥料は硫安を与えます。ピートモスも好き
ピンクのかわいい野生の昼顔 花の名前がわかった。コヒルガオと言います 何にもしなくてもかわいい花をつけてくれるうってつけの花

バラ
ミニバラ

ミニバラが8月末に再び花をつけ始めて満開です。バラは花はもうついていません 9月上旬整枝しその後、芽だし肥料を一株に一握り(窒素8:燐酸12:カリ10)
薬剤を使うならジマンダイセン、サプロール撒布
デンドロビューム 8月の終わりからバルブの最頂部に1枚だけ他の葉より小型の葉がまっすぐに出てくるのを天葉といいこれの出たバルブはもう伸びずにバルブが充実するだけになるので肥料はむろん施さないで9月からは水遣りも控えてゆく 夏と同様朝は霧吹きで水遣り、夕方にたっぷり足元だけにやるが9月末までに水量を多少控えめにしてゆく。秋の長雨には雨よけをする

プチトマト

赤トマトは病気の性か実をつけないので8月末に刈り取った。黄トマトはどんどん収穫中 台風で枝が折れて枝垂れトマトになってしまったが整理してまだ育生中

カラーピーマン

あまり大きな実をつけずじまいでもう終わりに近い 来年はカラーパプリカの苗を探そう

紫頭巾

8月末まだ花がついたままです、今年は枝豆でビールはむりかも・・・と思っていたらワセでないのでこれから実がつくそうな

枝豆

8月末、出遅れて植えたのでまだ花がついた状態です あまり植え付け時期が遅れると大きくならなくて実がつかないそうです。どうなりますことやら?結果は後日発表。
これもワセでなかった。のでまだ見込みがありそう。
紫ジャガイモ 春の収穫で残っていたイモから花が咲いていたがさすが食べられるようなイモは出来ていなかった 秋植えのジャガイモを植えれば雪の中でのジャガイモ掘りもできる
シャコバ
サボテン
9月以降、開花株同様水の与えすぎは根腐れの原因になる。鉢の表面が白く乾くまで待って水を与え、受け皿に水を溜めない 8月半ばから9月に茎の先から出る新芽にはつぼみがつかないので指先で摘み取る。先端につぼみが出来始めると小さいうちに置き場所を変えると落ちるのである程度大きくなるまで動かさない事
ハダニが付いたら先をつまんでホースの水で吹き飛ばす。葉の下方からかけるとよい 6月咲菊の挿し芽は9月中に清潔な排水の良い土を使う