今月の作業  

2001年11月


農薬を使いたくないので、生薬で出来た薬剤をスプレイして病気や虫を防ぎます。ホームセンターなどでいろいろな植物のエキスから出来た薬を売っています。水で300倍や500倍に薄めて使います。
これだと体にかかってもまあまあ平気だしエコロジーです。
それに加えて木酢酸を1000倍に薄めて病気の対策に使ってみました。効果のほどはいかがなりますか?
結果報告:つばきとバラの黒カビ病が治りました。
トピックス:大椎茸の収穫              
今月の試み:サフランの空中栽培???     

畑の作物には単体の肥料をやってチッ素過多を防ごうと思います。化成肥料ばかりを使っているとどうしても窒素過多になりやすいのです。単体の肥料は次の3種類で症状に応じて使います。
(1)過石(燐酸肥料で花実に効く)、
(2)硫安(窒素肥料で葉、枝に効くが多すぎるとアブラムシがつきやすくなったり連作障害の病気に掛かりやすくなりウドンコ病などにもなりやすくなる)、
(3)塩化カリ(カリ肥料で多すぎると野菜に病気がでやすい)。

 


耳寄りな話
:葉物の育成にはチッソが必要。でも万能化成肥料には硝酸態チッソが入っているので取りすぎは癌の元。
そこでハーブのための冬の間の土作り:ピートモスを土に入れて置く。そして追肥は油粕のぼかし肥料を夏に一回。アンモニア態チッソの尿素を週一回水溶でやる方法があります。
冬仕度:12月1日戸外の植物の根元に敷き藁や切り取ったラベンダーの枝、細かいものにはくん炭、腐葉土などを敷き霜よけをした。
雪避け:12月も末になって雪の降るこのには木々に不織布を巻いたり推薦などの上にはトンネルに同じく不織布を掛け雪の重みで折れないように用意します

植物の種類

状  況

作  業

アメリカンブルー&
ブルーデイジー
春に寄せ植えしていたもの。多年草と判明。寒さに弱いので室内の明るい窓辺に取り入れるように解説してあったが場所が無いので戸外の風の当たらない軒下に入れた。冬越しできるか? 5月から11月まで長い間咲きつづけて楽しめたので冬が越せたら来年は夏の終わりに切り戻すときに挿し芽で簡単に増やすのをやってみたい
大椎茸 もうすこしで薪にされかけていた3年越しの椎茸の原木2本からにょきにょきおおきい椎茸が、11月3日収穫しました。6個収穫で終了。 左下のほうにある小さな丸いのは
大きさ比較の十円玉です。click photo
サフラン きれいなお皿にサフランの球根を並べておくだけで花が咲き、お料理用にオシベを取って乾燥させると一挙両得。高価なサフランが収穫できました click photo
ロニセラ
和名ベニバナスイカズラ
2000年暮れに植え付けた。夏の間つるはながくのばしたが花は3〜4個しか付いていない。テルミナータ黄色、タタリカロゼア赤色 特徴:45cmに1株植え。日当たり良または半日陰で育つ。水はけの良い適湿な土、強耐寒性、つる性
11月29日油カスを根元から少し離して施肥
ウェイゲラ 2000年暮れに植え付けた。まだすごく小さい。ウェイゲラフロリダバリエガーダ 特徴:25〜30cmに1株植え。日当たりまたは半日陰、適度な湿り気、強耐寒性、ブッシュ
11月29日油カスを根元から少し離して施肥
つばき またすす病にかかっていた。9月末、葉を切って幹をふき取りダコニール1000倍液をジョウロでかけた。かけた。マンネブダイセン水和剤購入、400〜650倍発病初期8回以内撒布するとよいらしい。10月20日また黒いすす発見。アブラムシも発見。
アブラムシは物理的に駆除した。つまり掻き落し。あとにマンネブダイセンM水溶400倍をジョウロでかけた。8回以内とあるのでまた来週様子を見ることに。周りの木には予防に木酢酸の1000倍薄めたものをかけた。10月27日濡れ布で黒かびをふき取り病葉も取り除きマンネブをかけた。次の週には完治していた。
11月29日油カスを根元から少し離して施肥
(参考)つばきのすす病にはジネブ剤、チオファネトメチル剤が良く効くが原因となるアブラムシカイガラムシを駆除しないとまたすぐ発病するのでオルトランで駆除する
ライラック 毎年夏に葉が点々と透けたようになる。何病かわからないが9月末、病葉を全部切ってダコニール100倍液をジョウロでかけた。病葉は取った 11月29日油カスを根元から少し離して施肥
ミニシクラメン 小さな葉っぱを出していたままそう伸びもせずにいるのでとりあえず日はあたるが風の直接当たらない戸外に移動。11月28日窓辺に取り入れた 11月29日油カスと骨粉を混ぜた者を茶さじ1杯施肥した
ヘヴンリーブルーの
朝顔その後

天国の青色の朝顔も11月も半ばを過ぎると寒くてつぼみはつけるのですがかじかんでしまってもう咲かなくなってしまいました。種をつけるのを楽しみにしています。
キバナ
コスモス
終了 この花についてはどこでも適所みたいです。
なんにもめんどうみてませーんラクチンです
コスモス 終了 捨て育ちです
裳桜 もうすこししたら防寒と雪の害を防ぐために不織布のをあたまからかぶせる。11月k〜12月半に剪定する。海裳桜は長く伸びた徒長枝には花芽がつかない。前年に伸びて剪定された短い枝先に花芽をつけるので剪定のコツは冬季のの長い枝を5〜6芽残して切り来年の開花の準備をします。(これに比べ梅や桃は新しく伸びた枝に花をつけます) 9月半ばから11月半ば施肥。ヤゴは取る。11月29日油カスを根元から少し離して施肥

ラベンダー

収穫できずに残っていた花穂の花粒をしごいてとってポプリにした。11月に1/2丈まで剪定すると春に充実した株が育つというので11月28日剪定。去年までは剪定しなかったので積雪時重みで枝が折れたままで育成

そろそろ冬支度のことを考えないと。
根元にわらを敷いて霜よけに。

ラズベリー
(2年目)

11月になっても大きな実をつけている。ほんとの?ラズベリーになってきた。
大事なご注意:3年以上の枝になると脇枝も細いものしか出なくなるので大気的に主枝ごと切って新しい枝を出させる。このとき切り落とした枝や葉を放置しておくと腐って雑菌を撒き散らして株全体をだめにするので拾い集めて捨てること。除草することも病気予防には大切
ヤゴは切らずに残しておきましょう。どんどん枝が増えて実がなります。ヤゴとは木の根元から生えてくる新芽のことです。小さなラティスに誘引しているので枝が伸びて収拾がつかなくなってきている。11月中旬から12月中旬の冬季剪定のときにフェンスにwave型に誘引し直す予定。今年実のついた枝は枯れるそうです。

ブラックベリー
(2年目)

8月末からもう実はつかなくなりました。
10月になって新しいつるがどんどん延びていて一番先から根づいていた。

新しく伸びたつるから出る枝に実がつくので全部選定せずに見分けやすいようにフェンスに誘引しておく。今年は選定などが出来なかったのでフェンスにwave状に誘引しただけ。

房すぐり
(2年目)

葉はちりちりになり弱っている。去年も枯れたかと思っていたら春に新芽を出して復活した。ガンバレ!
10月20日:葉はなくなって枝だけになってしまった。

来年が楽しみです。肥料はちゃんとやりましょう施肥は3月です。冬には強いが関東以西は夏に高温多湿なのでウドンコ病に掛かりやすく栽培困難というがそれより日焼けをしてしまったようだ

ブルーベリー
(3年目)

異種のものを植えないと実がならないとのことなので3種うえていますが今年もまだあまり実はならなかった。ラズベリーの隣に植えたのがいけなかったかも。ラズベリーはとても元気がよすぎるから。 施肥不要。根元に霜よけ兼用にピートモスを敷く。
8月に硫安を施肥しようと思っている

桃色あじさい

葉っぱだけになっていますが来年用の花芽はついています 根元は霜よけに腐葉土をかけましょう

額あじさい

上と同じ 根元は霜よけに腐葉土をかけましょう

青あじさい

上と同じ 根元は霜よけに腐葉土をかけましょう

バラ
ミニバラ

ミニバラが8月末から再び花をつけ始めて満開です。
バラは9月末から再び花をつけ始めました。黒点病発病:9月末ダコニール1000倍駅をジョウロでかけた
黒点病治療薬購入マンネブダイセン水溶剤400〜650倍発病初期に有効8回以内撒布するとよい。まだ撒いていない
いまは発病していないが黒カビ病灰色カビ病にも効く
追肥=チッソ8:リン酸12:カリ10のバラノ肥料を1株につき40g(ひとにぎり)
薬剤をまくならスミチオン、オルトラン、サプロール
黒点病には特にサプロール、マネージの乳剤が治療効果がある
発病株を引き抜いても周りに胞子が飛び散っているので解決しない。予防は冬季の石灰硫黄合剤さんぷをきちんとすること
デンドロビューム 他のランとは育て方が異なる。(1)よく日に当てる。日焼け寸前まで直射日光に当てたほうがバルブが成熟する。(2)寒さに当てる。夜温5〜7℃になるまで戸外にだしておく。秋以降は雨の掛からない軒下に置く
11〜12月に花芽と高芽がつく。花芽の先はとがっている、高芽の先は丸い。高芽はほっておくとそこから根がでてくる。室内に取り込んで出窓に置くと昼間は暑いが夜が冷えすぎるのでダンボールの箱などをかぶせて寒さをしのぐ。と言うのが一般的だが、AKOのものぐさガーデニングは、出窓のガラスに沿ってエアパックをカーテンのように吊るしておく。昼間は日光は入るし、夜は寒さも防げるのでつききりで世話の出来ない人にはお勧めの方法です。
水遣りは気温が下がるに従い控えてゆくやりすぎは根腐れおこす水こけがカリカリに乾かないくらいに湿り気がなくなってからたっぷりやる。その合間は霧吹きしてやる。花が咲くと多めに霧吹きしてやる。肥料は4月までやらない
次の植え替えのときのための覚書:3年以上経った枯れたバルブは植え替えのときに取り除く

プチトマト

残骸

カラーピーマン

残骸 来年はカラーパプリカの苗を探そう

紫頭巾(黒豆の枝豆)

収穫したものの、木を処分できずにそのまま放置してある。。

枝豆

収穫したものの、木を処分できずにそのまま放置してある。
ネギ 苗→諸般の事情で11月はめったにガーデニングできないでいるのでどうなっているのか不明 9月末に苗を植え付けた。ことしは土作りを出来なかったのでまわりに元肥を施した8−8化成肥料
下仁田ネギ 春植えの苗を植えていたが夏には硬くてたべられなかった
10月になって、白い部分が太くなったので収穫して白の部分だけ食べたらやわらかくておいしかった。青い部分はスープの出しに使える。固形スープを使わなくてもとてもおいしいスープができる。
おいしかったので秋植えの苗が植えたいが11月も24日ともなるともうおそいかも。
秋植えジャガイモ 今年は植付け中止しました。 秋植えのジャガイモを植えれば12月ころ収穫できるので雪の中でのジャガイモ掘りもできる
シャコバ
サボテ
花芽を育てるコツはある程度の低温が必要なので最低気温が10℃を切るまでは戸外に置いておく。つぼみが出来始めると小さいうちに置き場所を変えると落ちるのである程度大きくなるまで動かさない事。置き場所は4月から10月末くらいまで戸外の明るい日陰が適している。11月に入って初霜が降りる前に室内のガラス越しに日光のあたる場所へ取り入れ春まで同じ場所に置く。冬越しは最低温度5℃あればよい熱帯高地原産なので涼しいところを好む。 ただしつぼみがあるうちは最低10℃を保たないと開花しない。開花したら温かすぎると早く花が終わってしまうので花をもたせるには最高温度を20℃までにする。
と言うのは本を見ての解説。でも自分の経験ではつぼみがあまり大きくなってから移動すると落ちてしまうので小さなつぼみが出来た段階で室内の日の当たる窓辺に11月始めに移動した。
11月はなるべく水は直接やらずに霧吹きで湿気を与えている。空気が乾燥するとつぼみが落ちてしまう。水も多すぎは根腐れになる。茎節が赤紫になりしなびてきたら根が完全に死んでいるので春まで待って植え替えると2年くらいで再び花をつける。花が終わると水遣りはぐっと控え7〜10日に1度にしないと根腐れになる
11月から4月半ばまで室内の窓辺に置く
水遣りは9〜12月半ばまでは表面が乾いたら以降4月半ばまでは月に2〜3回
今は、肥料はやらない(5〜7月に液体肥料を月3回やるだけでよい)
10月末から11月半ばにかけてかわいい花をたくさん付けてくれた。切花にして随分たのしめました。11月末でもうおわりかけです黄色の小菊は花びらがストロー上になったもので上品、シックな赤の超小菊は直径2cmくらいの房咲きのもので取り合わせるととてもきれいでした。 隣に植えていた百日草のうどん粉病が移りました椿、バラと同様のマンネブダイセン水溶液650倍をジョウロで1回かけた。効果あり。。
カレープランツ 11月25日購入。寒さにも耐えられるということなので地植えにした。春に他のハーブといっしょに植えなおす予定