今月の作業  

2001年10月

 稲刈りも始まりました。秋もたけなわおいしい秋の味覚を満喫しましょう。

農薬を使いたくないので、生薬で出来た薬剤をスプレイして病気や虫を防ぎます。ホームセンターなどでいろいろな植物のエキスから出来た薬を売っています。水で300倍や500倍に薄めて使います。
これだと体にかかってもまあまあ平気だしエコロジーです。
それに加えて木酢酸を1000倍に薄めて病気の対策に使ってみました。効果のほどはいかがなりますか?
結果はまたご報告しましょう。

結果報告:

畑の作物には単体の肥料をやってチッ素過多を防ごうと思います。化成肥料ばかりを使っているとどうしても窒素過多になりやすいのです。単体の肥料は次の3種類で症状に応じて使います。
(1)過石(燐酸肥料で花実に効く)、
(2)硫安(窒素肥料で葉、枝に効くが多すぎるとアブラムシがつきやすくなったり連作障害の病気に掛かりやすくなりウドンコ病などにもなりやすくなる)、
(3)塩化カリ(カリ肥料で多すぎると野菜に病気がでやすい)。

 

 

秋植え球根の植付け時期:チューリップ、ムスカリ、サフラン、ユリなど

植物の種類

状  況

作  業

ロニセラ 2000年暮れに植え付けた。夏の間つるはながくのばしたが花は3〜4個しか付いていない。テルミナータ黄色、タタリカロゼア赤色 特徴:45cmに1株植え。日当たり良または半日陰で育つ。水はけの良い適湿な土、強耐寒性、つる性
ウェイゲラ 2000年暮れに植え付けた。まだすごく小さい。ウェイゲラフロリダバリエガーダ 特徴:25〜30cmに1株植え。日当たりまたは半日陰、適度な湿り気、強耐寒性、ブッシュ
つばき またすす病にかかっていた。9月末、葉を切って幹をふき取りダコニール1000倍液をジョウロでかけた。かけた。マンネブダイセン水和剤購入、400〜650倍発病初期8回以内撒布するとよいらしい。10月20日また黒いすす発見。アブラムシも発見。
アブラムシは物理的に駆除した。つまり掻き落し。あとにマンネブダイセンM水溶400倍をジョウロでかけた。8回以内とあるのでまた来週様子を見ることに。周りの木には予防に木酢酸の1000倍薄めたものをかけた。
(参考)つばきのすす病にはジネブ剤、チオファネトメチル剤が良く効くが原因となるアブラムシカイガラムシを駆除しないとまたすぐ発病するのでオルトランで駆除する
ライラック 毎年夏に葉が点々と透けたようになる。何病かわからないが9月末、病葉を全部切ってダコニール100倍液をジョウロでかけた
ミニシクラメン 夏に球根がしぼんで弱っていたが小さな葉がでてきたので置いてある。少し葉が伸びたら2本づつ引っ掛けてkkっ球根の中央に日が当たるようにすると葉がどんどんでてくるこの時期肥料も絶やさない。水をほしがる時期なので乾いたらたっぷりやる。 ただし、まだどの作業も出来ていない
ヘヴンリーブルーの
朝顔その後

終日日の当たる場所に移動してみたらなんとも言えずきれいなブルーの花が咲きました。まさに名前の通り、天国の青です。デリケートな花で曇りの日などは途中で咲くのを止めてしぼんでしまう。10月になってますますつぼみのたくさん付き10個くらい咲く日もある。秋咲きの朝顔なのか?葉の形も普通のものとは違いスペード形をしている click photo
これがHeavenly blueの朝顔だ!
キバナ
コスモス
水やりもしていない場所に春に種をばら撒いておいたものが大きく育ってどんどん花が咲いています。すぐ散ってしまって切花には向かないけれどどんどん咲くので来年はこの種をいっぱい撒くことにしよう この花についてはどこでも適所みたいです。
なんにもめんどうみてませーんラクチンです
コスモス 去年は箱一杯の種を撒いたが見えないくらい小さなものが数本しか咲かなかった。今年は実生のものが出てきて肥料も施してないけど中に2本だけ大きくなっています。年々環境に順応したものが生き延びるかも 捨て育ちです
裳桜 今年は台風の被害も無かったので無事 9月半ばから11月半ば施肥。ヤゴは取る

ラベンダー

収穫できずに残っていた花穂の花粒をしごいてとってポプリにした。11月には株もとぎりぎりまで剪定すると春に充実した株が育つ。

挿し芽の時期です。
挿し床は赤玉土小粒にしっかりした枝のところから切り成長店(上方の芽の出るところ)といらない葉を切っておく。土に挿すと切り口は清潔なカッターナイフでスパッと斜めに切って粉末の発根促進剤をちょんちょんとつけてから挿すと成功率90%くらいにアップする。鉢を水につけたまま挿すと抵抗無くすっと挿せる。

ラズベリー
(2年目)

9月一杯どんどん実がついていた10月に入ってからはどうだろう。10月20日:まだまだ増えて成っている。一度にイチゴパック半分くらいの収穫できるようになってきた。 ヤゴは切らずに残しておきましょう。どんどん枝が増えて実がなります。ヤゴとは木の根元から生えてくる新芽のことです。小さなラティスに誘引しているので枝が伸びて収拾がつかなくなってきている。11月中旬から12月中旬の冬季剪定のときにフェンスにwave型に誘引し直す予定。今年実のついた枝は枯れるそうです。

ブラックベリー
(2年目)

8月末からもう実はつかなくなりました。
10月になって新しいつるがどんどん延びていて一番先から根づいていた。

新しく伸びたつるから出る枝に実がつくので全部選定せずに見分けやすいようにフェンスに誘引しておく。今年は選定などが出来なかったのでフェンスにwave状に誘引しただけ。

房すぐり
(2年目)

葉はちりちりになり弱っている。去年も枯れたかと思っていたら春に新芽を出して復活した。ガンバレ!
10月20日:葉はなくなって枝だけになってしまった。

来年が楽しみです。肥料はちゃんとやりましょう施肥は3月です。冬には強いが関東以西は夏に高温多湿なのでウドンコ病に掛かりやすく栽培困難というがそれより日焼けをしてしまったようだ

ブルーベリー
(3年目)

7月から10月半ばが実のなる時期ですが今年はまだ木が小さくて8月中に5粒づつくらいしか収穫できず。 8月に硫安を施肥
イチゴ 子株が伸びて来たらポットに植えて暖所で越冬させて春に植えなおすと大きい実がなる。親株のままずっと植えていると次年には小さい実しかならない。

桃色あじさい

10月始めでもまだひとつふたつ花をつけています 新芽の出ていない細い枝や枯れた枝葉根元から切りましょう

額あじさい

葉っぱだけにんっていますが来年用の花芽はついています あじさいはみんなお水が大好きです。絶やさないようにやりましょう。根元は乾かないように腐葉土をかけましょう

青あじさい

上と同じ 青色のアジサイは酸性が好き。肥料は硫安を与えます。ピートモスも好き

バラ
ミニバラ

ミニバラが8月末から再び花をつけ始めて満開です。
バラは9月末から再び花をつけ始めました。黒点病発病:9月末ダコニール1000倍駅をジョウロでかけた
黒点病治療薬購入マンネブダイセン水溶剤400〜650倍発病初期に有効8回以内撒布するとよい。まだ撒いていない
いまは発病していないが黒カビ病灰色カビ病にも効く
追肥=チッソ8:リン酸12:カリ10のバラノ肥料を1株につき40g(ひとにぎり)
薬剤をまくならスミチオン、オルトラン、サプロール
黒点病には特にサプロール、マネージの乳剤が治療効果がある
発病株を引き抜いても周りに胞子が飛び散っているので解決しない。予防は冬季の石灰硫黄合剤さんぷをきちんとすること
デンドロビューム 他のランとは育て方が異なる。(1)よく日に当てる。日焼け寸前まで直射日光に当てたほうがバルブが成熟する。
(2)寒さに当てる。夜温5〜7℃になるまで戸外にだしておく。秋以降は雨の掛からない軒下に置く
水遣りは気温が下がるに従い控えてゆくやりすぎは根腐れおこす水こけがカリカリに乾かないくらいに湿り気がなくなってからたっぷりやる。その合間は霧吹きしてやる。肥料は4月までやらない

プチトマト

黄トマトはどんどん収穫中

カラーピーマン

実が小さいままでもう大きく育たなくなってきたので終了する 来年はカラーパプリカの苗を探そう

紫頭巾(黒豆の枝豆)

9月も終わりの頃から実が大きくなってきた。
10月13日:全部収穫した。
実を洗ってみると半分くらいのものは虫にやられていた。
実が大きく育ったものから順に収穫して抜いてゆく
大きい豆だけをちぎってゆくとつぎつぎ豆が育つが面倒なので株ごと収穫

枝豆

9月も終わりの頃から実が大きくなってきた
10月13日:全部収穫した。
実を洗ってみると半分くらいのものは虫にやられていた
実が大きく育ったものから順に収穫して抜いてゆく
ネギ 9月末に苗を植え付けた。ことしは土作りを出来なかったのでまわりに元肥を施した8−8化成肥料
下仁田ネギ 春植えの苗を植えていたが夏には硬くてたべられなかった
10月になって、白い部分が太くなったので収穫して白の部分だけ食べたらやわらかくておいしかった。青い部分はスープの出しに使える。
おいしかったので秋植えの苗があればまた買いたい
秋植えジャガイモ 今年は植付け中止しました。 秋植えのジャガイモを植えれば12月ころ収穫できるので雪の中でのジャガイモ掘りもできる
シャコバ
サボテ
花芽を育てるコツはある程度の低温が必要なので最低気温が10℃を切るまでは戸外に置いておく。つぼみが出来始めると小さいうちに置き場所を変えると落ちるのである程度大きくなるまで動かさない事。置き場所は4月から10月末くらいまで戸外の明るい日陰が適している。11月に入って初霜が降りる前に室内のガラス越しに日光のあたる場所へ取り入れ春まで同じ場所に置く。冬越しは最低温度5℃あればよい熱帯高地原産なので涼しいところを好む。 ただしつぼみがあるうちは最低10℃を保たないと開花しない。開花したら温かすぎると早く花が終わってしまうので花をもたせるには最高温度を20℃までにする。 8月以降茎の先から出た新芽は随時芽摘みを行う。
弱い新芽にはつぼみがつかないので指先で摘み取るのだが必ず片方の指で芽の下を固定しておく。もう片方の指で新芽を軽くひねると取れる。夏に日焼けして変色した葉は切り取る
花芽が育つ時期にあまり乾かすとつぼみが落ちる。鉢土が乾き始めたら水をやる。まだ湿っているうちに与えると根腐れになる。
10月に肥料は不要。
ただし4〜7月は乾き始めたら水をやり、液肥を月3回はやらないと花をつける元気な株に育たないが長く肥料をやりすぎても花芽はつかない。コツは7月いっぱいで肥料槍を中止し8月の間は水遣りを1日おきくらいにして乾かし気味に管理すること。水も肥料も多すぎは根腐れになる。茎節が赤紫になりしなびてきたら根が完全に死んでいるので春まで待って植え替えると2年くらいで再び花をつける。花が終わると水遣りはぐっと控え7〜10日に1度にしないと根腐れになる
結局あまり花がちゃんと咲かないままで終わりになりそう。
10月20日:黄色の菊のつぼみが大きくなってきて明日にでも咲きそう。切り花にした。
隣に植えていた百日草のうどん粉病が移りませんように。