伝達手段

前にも書いたけど
婦長に面接を求めても「忙しいから」と言うことで拒否され
電話しても一方的に言われ切られる

指導者の主任には相談しても
「悩むのが癖になってるんじゃないの」
「気にしすぎてるだけ」

なんて、はっきり言って話ならない

でも、自分の状態を知ってもらわないと
こっちもたまったものじゃないので
ある方法を考えました

話そうとするからいけないんだ・・・・
ということで手紙を書きました

ここから下は手紙の内容を書きますね
ワープロでつくったから全部残ってるんだよね

 まず、このように手紙で書くことをお許しください。
口で話した場合・・・まともに自分のいいたいことを話すことはできないと判断したので
このような形させてください。しかし、このような形にしたとしても、
自分のいいたいことを100%書くことはできないと思いますが、
できる限り自分の気持ちを書いていきます

多分、婦長さんも薄々は感じていらっしゃるでしょうし、
他のスタッフも気付いていることだと思いますが、いま、僕は正直、限界に近いです。
肉体的には腰が痛いだけで異常はないんですが、精神的な面で限界に近い状態です。
私は、人と話すことが昔から苦手です。患者さんと話しているときはまだいいのです
スタッフ間との交流がうまくいっていません。相手の話題に笑うこともできませんし
正直言えば、興味も持てなかったんです。
申し送りでも、ちゃんと送らなきゃ、正しく伝えなければと思えば思うほど緊張して
頭が真っ白になって、自分でも何を言っているのかわからない状態になるんです。
とくに、自分の苦手な人になれば緊張はさらに強くなるんです。手すら震えるんです。
それじゃいけないと思って、前にもらっている抗不安薬を飲んで仕事しても効きませんでした。
申し送り途中でも人の顔色をうかがい、反応をうかがい、
どこをつっこまれるか不安で仕方ないんです。

ここに書いてること、まさに正直な気持ちです
今から思うと・・・
第三者的に見ても、かなりこの時期やばかった
と自分でも思います

ある患者さんが急変したとき、確かに朝のレベルは名前と年齢は言えていました。
しかし、緊張のあまり「名前しか言えていない」と言ったんです。
それに気付いたのは申し送りが終わったあとのことでした。
BS(血糖値)チェックをリーダーさんにやってもらっていて、
リーダーさんがある人を測り忘れたとき、
それを気付いたのが申し送り途中だった場合・・・
「あれ、リーダーさんにお願いしたのですが聞けていません」なんて送れば
「なんで、申し送り前に聞いておかないの?確認しなくちゃいけないの常識じゃない
ほんまに最低やな」なんて言われるの目に見えてるだけに、
それを送るときパニックになっているんです
私は「知りません」と言うことが怖いのです。

やっぱおかしいよね・・・
今想い出してみると・・・・
相手を威圧し、ものも言えない状態になるなんて
まともじゃないですよ
それに、頼んだことをやってもらえなくて、
それを聞きにいったら、教えてはくれたけど
逆ギレされてましたからね

婦長さんは「だったらどうしたいの?」というかもしれません

私はどうしていいのか分からないのです。選択肢としては3つ
やめるか、続けるか、部署を移るか・・・・選択肢としてはこの3つでしょう
しかし、私は選ぶことができません・・・
先輩にしてみれば僕の行動は許し難いものがあると思います。
本当なら「おまえなんかでていけ、二度と来るな」
なんて言われても仕方ないような行動をしているんですから。
それを自分をおさえて指摘してくださるのを感じるから、
やめるってそう簡単ではないと思ってます。
部署を移ったとしても、今の状態なら同じことの繰り返しになるような気がして
選択することは出来ないんです。
続けることが残るのですが・・・自分の精神状態が分かっているから、
これでもつかどうか自信がありません
以前、先輩に選択を迫られたとき、一度、婦長さんに電話したことがありましたね。
その時に、言うはずの言葉だったんですよ、上の文章は。
でも、泣き言に過ぎないんでしょうね。

この時迷っていたと書いていたんだけど、
本音を言うと勇気がもてなかったと言ってもいいでしょうね
だって、やめるためには1ヶ月前にやめることを表明しなくてはなりません
これが普通です。

だけど、それから1ヶ月の間・・・・今ままでの環境よりも
さらに針のむしろ状態になるのは目に見えてます
「どうせやめるんでしょ」
「根性なし」
「邪魔なのよ」「さっさとやめたら」
なんて視線が出るでしょうね。
それが容易に想像できるからね


先輩は怖かったけど、確かにここまでやってこられたのは
先輩のおかげでもあるわけでして
怨んじゃいません。感謝もしてる

指摘されたことで「記録上だけのケアしかしていない、早く帰ることしか考えていない
自分中心の看護をしている、常識がない、患者を人間としてみていない」
などのことを言われたことがあります。
否定はしません。いかに速く仕事を終わらすかということ考えます。
なぜなら僕にとっては居心地がわるいんですよ。
早くでたいと思ってしまいます。休憩時間も笑えない、話せない。
失敗する不安もずっとあるし、しっかりやっても不安がとれない。
いつも「何言われるかわからない」とおびえて仕事してる。
患者を人間として見ていないときもあります。否定しません。
自分が冷静になってなくてパニックを起こしているときは見ていないと思います。
婦長さんは「患者の痛みを共感することは看護の基本的なことと」と
言っていたことがありましたね。
私にはその基本的なことが欠けているんです。
患者の痛みを体験できるわけでもなく、痛そうだとは思いますが、
僕は痛くないんです。患者に「いたいよねー」なんて言うことは
偽善じゃないかと思っているからです。

ついに正直なことを言ってしまいました。
今まで怖くて言えなかったことが
とにかく、今の環境ではやっていけません
と正直いってますからねぇ

では、なんで看護を目指したのと言われるかもしれません

私は、看護がしたくて看護職になったのではないんです。
他のスタッフの大多数がなりたくてなった人だと思います。
私は別に何がやりたいということがなくて、
資格を取って働いたら自分のしたいことが見つかるかもしれないと思ったから、
そして、食べていけないからこの職を選んだんです。

僕には余裕がないんです。自信もないんです。
こんな状態になってしまった自分も嫌いです。
でも、こう書いていますが自分で何とかしなければならないと思ってました
完全に自分の問題ですから、でも、どうすることもできないんです
他のスタッフは悪くないんです。全部僕が悪いんです。
失礼なことを書いたと思います。どうもすいませんでした

ついに正直なことを書いてしまいましたパート2〜
って感じです.

もっと本音を言うならば、
ゲームがしたいから
働いてるようなものとはかけなかったけどね


先輩は教えてくれたし怨んでない
だけど、鬱憤はたまっているんだよね
誰が悪いかといえば、出来てない自分が悪いんだから
ものすごい自己嫌悪がありましたよ


この手紙を渡してから、婦長と面接しました

私の気持ちは何とか伝わったような気がしました。
そのときはね・・・・

「異動を考えている」
と言う発言もありました。
前向きな発言だし、今後、ちょっとはましになるだろう
と思っていたんだけど・・・・

しばらくたって、働いているとき
全然気は休まってないのに
「あんた、穏やかな表情してるやん。これなら大丈夫やな」
と婦長がいう


あんた、何を見てるの?
と思いましたよ

だめだ、このひとじゃだめだ
と真剣思いましたね