贈答および接待に関する方針

 

平成16年4月制定

◎本方針の目的

会社の企業利益は、営業上の意思決定が営業上の判断基準に則して為されなければならない。また、贈答や接待などによって左右されない様にしなければならない。

しかし、業務上の会合、季節毎或は儀礼的な贈り物の交換および業務上の接待などの行為は、商習慣上欠く事の出来ないものもある。

当社の倫理方針に従って、全体の枠内で対応するために会社の贈答・接待に関する具体的な指針を示すこと。

 

◎会社の基本方針

会社は事業を行うに際し、営業上の意思決定が営業上判断基準に則して行う様、また、贈答や接待などによって左右されない様に求めているので業務遂行上必要のない贈答および接待を禁止する。

ただし、業務上の会合、季節毎或は儀礼的な贈り物の交換および業務上の接待などの商習慣上行われている贈答および接待は指針に従い許可する。

 

◎実施方針

会社は事業活動で、業務遂行上必要のない贈答および接待を禁止しているが、通常一般的に社会的、礼儀的な関係で慣例的に行なわれている贈答に関しては下記の指針に従って処理する事とする。

*会社の従業員が、取引関係のある個人または会社から予期しない贈答を受ける事

   があった場合。

・この様な贈答は可能な限り辞退すべきであるが、その個人または会社の心証を害

す事の無い様に、妥当な価値の贈答を受けざるを得ない場合もある。

→会社と関係のある個人または会社からの贈答を受け取った場合。

3万円未満の場合は、速やかにその旨を上司に報告する必要がある。

3万円を超える場合には、贈答に関する会社方針を適切な説明を付けて、その個人または会社に返却すべきである。

贈答品を返却した場合もその旨を上司に報告をする必要がある。

→従業員が会社を代表して行ったサービスに対して、従業員に現金あるいは同等の

物が支払われる事は、積極的に辞退しなければならない。

辞退もしくは返却できない現金などは、会社の利害抵触方針に基づいて、全て会社へ送金しなければならない。

 

◎贈答に関する報告の指針

贈答品を受け取った場合は別紙(贈答授与のフロー用紙)のガイドラインに従って報告処理(贈答受取報告書)を行う事。

 

◎接待に関する指針

従業員は、会社と関連ある個人または会社と節度ある接待ならばお互い取り交わすことが許可される。

このような接待の金額や頻度はその個人または会社との関係の重要度が、現実的に反映された物でなければならない。

また、当社と取引き関係のある他の会社に対して行った当社の接待(同様に受けた接待)とが均衡に保たれなければならない。

 

◎接待に関する報告の指針

接待を受けた場合は、速やかに別紙の接待授与の報告書に必要事項記入して会社に報告処理(接待授与報告)を行う事。