考察? |
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m(_ _)m(平伏) 「日頃拙い文を読んでいただきましてありがとうございます。 いつもいつも言い訳ばかりですので、今回は趣向を変えまして、原作のラプンツェルの考察なんかしてみたいと思います。 ご興味の無い方、あるいは童話をバカにするな!と言われる方は今のうちに引き返して下さいね〜。後での苦情は受け付けませんよー。 じゃあ、始めに・・・」 「ちょっと待ちなさい!」 「あや、リナちゃん。ガウリイも。どーしたの?」 「どーしたじゃ無いわよ!あんたねぇ、どうして原作の童話通りに話を進めないわけ? おかげであたし達は迷惑してるんだからね!」 「いや、オレは別に・・・」 うんうん。そーだろうねぇ。 「ちょっと!聞いてるの?」 「きーてる、きーてる じゃあ、リナ、あなた原作の話知ってるの?」 「それは、知らないけど・・・ でも!あんたが書いてる駄文よりはマシなはずよ!」 うーん、困ったなぁ・・・ 私はポリポリと頭をかいた。 「さっさと書き直しなさい!そーしないとドラスレだからね」 「ちょ、ちょっと待った!」 こんな安普請なサイトでドラスレ唱えられたら・・・(滝汗) 「わかった。 でもその前に、私の話も聞いて。 ちょうど原作の考察をするところだし」 「まあ、いーわよ」 「じゃあ、長くなるから座ってちょうだい」 私は二人にイスを勧める。 ラブソファーってやつね♪ 「あんたこのソファーどこから出したの(汗)」 「いや、だって私のサイトだもん。これぐらい。 それは置いといて、簡単なあらすじね。 大筋はそのまま、違うのは魔法使いじゃなくて魔女だって事ぐらいかな。 それから塔に登る方法。 魔女も王子もラプンツェルの髪を登って塔にくるの。 で、ラプンツェルと王子は恋に落ちて、二人で逃げるためにはしごを編みます。 でもラプンツェルの迂闊な発言で魔女にばれちゃって、ラプンツェルは髪を切られて荒野へ置き去り。 王子は塔から飛び降りて目が見え無くなっちゃうの。 そのまま何年か王子はラプンツェルを探して、やっと荒野で再会。 ラプンツェルの流した涙が王子の目に掛かると目が見えるようになって、それから二人は幸せにくらしました。 って言うようなお話なんだけど・・・」 「ほら、あんたのより・・・」 「まあまあ、話は最後まで聞いてね。 このまんま当てはめていくとね、私的に突っ込みたいところが出て来ちゃって。 まず、一つ目。 髪の毛を登って来るんだけど、強度はともかく、リナちゃんガウリイの体重を支えられると思う?」 「う・・・」 「それにさ、 髪を使って塔をよじ登るバーちゃん&にーちゃん・・・どないよ?めちゃシュール。 それから二つ目。 私はロープにしたけど」 「始めから縄ばしごを持ってくればいいじゃない」 「そー思うでしょ?」 私は我意を得たりと頷いた。 「でも、原作はね、何と絹糸なの」 「絹糸!?」 「そー、絹糸。 絹糸ではしご作るのに何年掛かると思う?」 「うう・・・」 「それから三つ目。 魔女からラプンツェルがもうここに居ないって聞かされた王子は悲しみの余り塔から身を投げるんだけど・・・」 私とリナは思わずガウリイを見た。 本人は等の昔にリナに寄りかかる様に居眠りを始めていた。 あー、目の至福(はぁと) 「ううう・・・」 「でしょ? それから4つ目。 さっきはわざと言わなかったんだけど、ラプンツェルが王子と再会した時ね――― ラプンツェルってば、双子生んでるのよね〜〜〜」 「双子!?」 「そう。もちろん誰の子かわかるよね? じゃあ最後」 「まだあるの?」 さすがにリナの顔が引きつってきた。 「あー、安心して。まとめに近いから。 王子は毎晩ラプンツェルの元に忍んでくるの。 で、その二の絹糸と、その四の子供の件を考えると・・・」 リナの顔が見る見るうちに強ばっていく。 うんうん。そー思うよね。 「どー考えても、計画的犯行だと思わない??」 「・・・」 「これでも原作の方がいい?? どうしてもって言うならそっちで書き直すけど?」 「う、うるさーい! 大体あんたが駄文なんか書かなかったらいいのよ。 そーよ、そーよ」 「ちょ、ちょっとまっ・・・」 「問答無用!! ドラグ・スレイブ!!!」 「あ、あいるびいばっく・・・」 ばったり――― ちゃんちゃん☆ |
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童話って結構色々ありますよねぇ(笑) ← 戻る |