20050319

秦皇島(しんのうとう)
秦皇島の名前にも関係ありそうな遺跡が「秦皇求仙入海所」です。昔、日本の学校でも秦の始皇帝が不老長寿の薬を求めて、将軍や学者達を四方へ派遣したと習った記憶がありますが、ココ秦皇島がその祈願の場所、海へ送り出した所だったそうです。何年か前にマンション建設用地開発中に遺跡が掘り出され、急遽公園に整備されたそうです。入場料現地の人15元≒200円、外国人32元≒450円。
公園に入った直ぐの騎馬軍団や、海に向かった始皇帝の立像、求仙殿などは新しく観光用に作られたものと思われますが、求仙殿の地下にあった何故か真っ暗闇の中、人々が自然の岩の上で海に向かって祈りをささげる群像だけは神秘的に紀元前250年を想像させるものでした。(No15の写真:フラッシュを焚いたのですが広くて光が足りませんでした)始皇帝は祈願の為、童男童女を入水させたと書いてあります。海に住む長寿の竜王に生贄としてだそうです。ココが発掘現場で、紀元前の海岸線だったのでしょう。通訳の張さんはこれは伝説と言いますが。

公園の中にあった道教の小さなお寺には日本に送られた「徐福」の像も祀ってありました。徐福はココから60人の若者を連れて日本に向かったそうです。梁さんはこの子孫が日本の文化を築いたと言っていました。徐福伝説は日本各地にもありますが、中国 司馬遷の「史記」にある「3000人ほどを連れて旅立ち帰国しなかった」は正しい感じがします。
01 02 碑文
  秦皇求仙入海所の碑   碑文
03 求仙殿 04 地下遺跡
  求仙殿。博物館と思われるがこの日は上の扉が閉まっていて入れなかった。階段の左にある小さな入口から地下の洞窟に入って行った。   洞窟の奥が広くなっていて、さながら鍾乳洞の大広間みたいに開けていた。何故か洞窟の壁に2個ほどの裸電球で照らすだけの暗い場所。暫く目を凝らしていないと見えてこない。見下ろす感じで暗くて見えなかったが底は海かな?童男童女の入水場面かも。
05 始皇帝像 06 始皇帝像
  求仙殿の前は海に向かって長い階段状になっている。海の中に延びている桟橋は秦皇島港を巡る遊覧船の発着所だが五月からの運航で当然今日は乗れなかった。   一番下の海の間際にある像。この立像が始皇帝が海に向かって祈願している姿であり、観光案内や地酒の宣伝によく使われている。
07 徐福像 08 海岸と灯台
  公園の中ほどに道教の小さな寺院があり、その中で徐福の像が祀ってあった。ここから出発したのか?私は徐福が日本に行ったことを高松塚古墳の壁画などから信じています。   公園の隣には灯台が立っており、秦皇島港の目印になっている。灯台の向こうが秦皇島港、中国最大の石炭積出港となっている。
20041120
秦皇島 街の風景

定年退職後、縁あって中国河北省秦皇島(しんのうとう)市の日系企業(阪口線材)に手伝いに来ました。今日は最初の土曜日で、事務所はお休み(工場は稼動)。身の回りの買い物に行った。歩いて5〜10分の所に東北大学秦皇島分校(本校は瀋陽にある)があり、その周りがちょっとした繁華街。お店は皆小さく(20u〜30u)通りに面してずらっと並んでいる。中に入ると狭い所に商品がぎっしり並んでいる。化粧品屋さんに入ったが、そこには菓子やパン、雑貨類まで置いてあり、日本のコンビニのミニミニ版である。大半が中国製だが、菓子売り場にアメリカのチョコレート「スニーカー」もあり、驚いた。結局買ったのはアフターシェーブローション1ヶ¥28元≒400円。高い。現地の人の朝食は2〜3元≒30円〜40円なのに。
1 image001 2 image003
  正面が会社の寮。二階の右端が私の部屋。手前右の建物は工場。左の建物が事務所棟で、人事、財務、貿易部、社員食堂がある。   会社の玄関口から工場側建物を見る。(前の道路は泰山南路)長さ300〜400mか?きれいな並木道。玄関口には24時間守衛さん2人が常駐している。やはり盗難は多いらしい。出入り口は1箇所だけ。
3 image007 4
  会社の前から東北大学秦皇島分校(歩いて約3〜5分。右側)方面を見る。赤とブルーの縞模様のシートは街路樹の冬支度。秦皇島は環境ISOをとっている。   長江路と泰山南路の交差点。新しい商店が並ぶが、圧倒的に食べ物屋さん。街の至る所で古いレンガ造りの建物が壊され近代建築に変貌。
5 6
  海港区の取り壊しのレンガ造りの旧住宅街。私がよく散歩していた道なのですが、ついこの間まで門扉や陳列の金属加工などの小さな町工場がお店を開いてやっていた所です。   壊す作業は人が屋根の上から順番にハンマーで打ち砕くやり方です。一切重機械は使っていません。気が遠くなりそうな作業です。
7 8
  工場裏側の道路はマンション地帯。これが今の中国か?と驚く。   開発区のマンション街。このような美しいマンションが延々と並んでいます。
20050219

近所の風景2

天気晴朗なれど寒気強し。 2月18日(金)に再度秦皇島に入った。寒い!日本の北海道並か?と想像する。 19(土)〜20(日)と近所を散歩したが、完全装備にも拘らず30〜40分すると足元、首周りからじわっと冷えてくる。外気にさらされる顔とか手は完全に冷たくなっており、中国に来て初めて寒いと感じた。気温はー4〜5℃、夜中はー10〜15℃だそうだ。タン河の川面も全面ではないが凍っている。街の中心街に出て旧正月の空気を感じてみたいと思っていたが、とても1時間以上外に出ては居れない。
9 sanpatu2 10 sanpatu1
  東北大学前のアパートの一階は大概お店になっており、その中の一軒、床屋「浪漫髪芸」に入った。散髪と洗髪で5元≒65円。マッサージが加われば10元≒130円。   床屋の店内。若いお兄ちゃんが散髪してくれた。約20分。
11 kudamono 12 ロバの野菜売り
  露店のくだもの屋。アメリカ産の橙(オレンジ)、パイナップル、バナナなど輸入品も混じって品数豊富。晩白柚らしきものもあった。   ロバに引かせる野菜屋さん。ロバのお店は街で良く見かける。
13 pekinD 14 mochi
  お肉屋さんのウィンドウには色々な種類のお肉が並んでいる。牛、豚、鳥、羊、犬、その他よく確かめて買わないと見た目ではわからない。豚の頭や蹄のついた足、鳥類もいろいろ置いてあり丸ごと焼いた姿が多い。   右端の小さな丸いのが以前書いた「お餅」と呼ばれる中に具の入った食べ物。朝食とかおやつ代わりに食べられている軽食。
15 yuhodou1 16 yuhodou2
  公園の遊歩道。夏には所々埋め込まれたスピーカーからクラシック音楽が流されるそうだ。芝生も野焼きされている。   おそらく手作業で埋め込んだと思われる遊歩道の敷石。
17 kaigan1 18 kaigan3
  27日(日)散歩で海岸に出た。一角にある美しい公園と、広い砂浜と、ボートかヨットの係留施設が揃っていた。   ココは細かい砂の海岸で北戴河の海岸よりも綺麗だ。夏には海水浴に来よう。遠景はオリンピックスタジアム(女子サッカー)。
19 sokukyu2 20 zeikan
  砂浜の後ろにある足球学校。サッカーの学校か?それにしては広い敷地なので他の体育関係も有るのかも。地図には「国家体育訓練基地」と書いてある。   河北大街西段にある税関の建物。「中国海関」役所の建物には豪華なビルが多い。
21 人民公園 22 skate
  中心部にある人民公園。日曜日の広場は凧揚げの人達が大勢集まっていた。   人民公園の池ではスケートをすべる人達が沢山居た。やはり寒さが違う。
20050312
街の風景2

最近は大分慣れてきて町の中心部へ行くことも多くなりました。慣れてくるとバスだけでなく30分か40分掛けて歩きながら街を見物しました。中心部のある橋の上では首から胸元に粗末な紙に手書きのプラカードを下げた求職者達を見たり、写真を撮りにくい情景に出くわせたりしました。
又バスの中で3人組の男達が大きな声でしゃべっていましたが、そのうちの一人が前から接近してきて、警戒して用心をしていましたが、逆に右のズボンに入れていた小銭100元≒千円程度を見事にすられました。左のポケットには千元≒1万3千円くらい入れていたのですが、これはどっちが勝ったのでしょうか?気分的には「ヤッター」と半分痛快でした。でも半分は悔しい!バスを降りてやっと気がつきました。
街の綺麗なレストランには一人客は居ません。どうしてもメニューが1品10元≒130円から30元≒400円程度でこちらでは高いイメージですが量が2〜3人前で2品、3品頼むと4〜5人分になるのです。一人用の小吃(シャオチー)と書いた看板のお店があるそうですがそういう所は小さなお店であまり綺麗なところがありません。そう言えば中心部にはマクドナルドやケンタッキーがありました。ここではコーヒーもハンバーグもポテトも皆4.5元≒60円で1人で入れホッとします。しかもコーヒーはお代わり自由。日曜日の午後、都心の広いマクドナルドのお店では満席で売り場のカウンターでは人が並んでおり、あきらめて出て来ました。話は変わりますが北京空港ではコーヒーを飲まないこと、一杯80元≒1000円。秦皇島には喫茶店はほとんどありませんが、数少ない近所の喫茶店に入るとコーヒー一杯15元≒165円、高い。

23 燕山大学 24 オリンピックスタジアム
  燕山大学(総合大学)正門   オリンピックスタジアム(女子サッカーが開催された)
25 26
  都心には輪タクも多い。   秦皇島駅構内には2階建ての天津行きの列車が止まっていた。
27 28
  正面右寄りが秦皇島駅。この近所には夜は来ない方が良いと注意された。人が集まるとの事。浮浪者か?   上林さん見送りの後、出口に向かったが驚いたのは出口が頑丈な鉄パイプの柵で出来ており施錠がしてあった。係りの人に鍵を開けてもらって外に出た。
?
29 30
  人民広場の一角で大きな陶器市が開かれていた。何と旗には景徳鎮とある。やはり中国では今も景徳鎮が愛されている。   陶器市2
31 32
  街の大通りを行く子供達。ファッションも昔とは全然違う。   男の子が二人バイオリンを持って歩いている。稽古事だろう。
33 34
  旭硝子の平瀬工場長にご馳走になったレストラン「清真焼麦館」民族路。看板にはイスラム語もあるイスラミックレストランであった。珍しいきのこの料理、ピーナッツ豆腐(鍋風)、どれもおいしく頂きましたが、それでも半分くらいは余ってしまいます。二人で40元≒500円。   近所にイスラム寺院があった。この中国の田舎の町でよく理解できない?新疆ウィグル地区あたりからの出稼ぎ組なのか?そう言えば朝鮮語の入った看板も非常に多い。韓国企業も多いと聞くし、元々北方には朝鮮族が住んでいるせいか?
35 36
  秦皇島の都心。お休みには皆がお出かけする所。   一角にある歩行者天国の商店街。
37 38
  都心にある秦皇島市一番の本屋さん。   橋の上にかかった広告。幼稚園児の募集と思われる。何と月当たり480元≒6,200円と書いてある。給料の半分だ。やはり共稼ぎじゃないとやってゆけないかも。
39 40
  秦皇島市は環境部門でISOを取っている。中国でも有数の美しい環境都市である。広い車道の大掛かりな中央分離帯。   こちらは中央分離帯の花畑。
41 42
  オリンピックスタジアム前の大通り。   手の込んだ植栽も見える。
43 44
  北戴河との間にある立体交差の通常道路。遠景は秦皇島港。   こちらは山海関に向かう広い車線の国道。
45 46
  燕山大学前の海岸には漁船が並ぶ時がある。   年中居るわけではないので本拠地は南戴河当たりかな?
47 48
  こちらは海水浴場。広い砂場です。そう言えば秦皇島は良い珪素が取れるのでガラス産業が栄えました。   オリンピックスタジアムが遠景に見えます。秦皇島の海岸線は全部砂浜かも知れません。
49 50
  街の中のお店。暇なのか麻雀に熱心。   燕大内の通路で、中国式将棋。
53 クッキー 54 漬物
  こちらは大きなスーパーで、クッキーとか菓子類。   漬物の種類も豊富。いろんな形のものがあり味わって見たいが手が出ない。

ホームへ
Link Free
Copyright Akio Miki. All Right Reserved.