生命の根幹

[真摯に、そして謙虚に毛髪を考えると、命の根幹が見えてくる]




自然界の動物である人間が、他の生物と同様「からだの一部を変化させて 命全体を守る行為」をするのは当然です。

その行為を担っているのが「毛髪」です。


命を守るとはどういうことでしょう?

癌を克服することでしょうか、血圧、コレステロール、血糖値等の個別の数値を 安定させることでしょうか、
それともストレスを溜めないことや、一日30品目の 食品を摂取したり、リンパの流れを良くする体操やマッサージをすることでしょうか?


そういう表面的なことではありません。


自然界の生命は、個別の数値や個別の病気を個別に考えて生きてはいません。
常に、「生きる」ことだけです。

少し考えれば個別の数値の安定や個別の病気に、生命としての意味がないことは誰でもわかるはずです。


「生命の根幹」ここに視点を置くことが大切です。


命を守るということは、「生命の根幹」が正常を保つということです。
もう少し一般的な表現をしますと、「生命の恒常性の維持」を保つ、 このことだけです。


生命の恒常性の維持は「神経系」と「内分泌系」の相互作用が円滑に働いたとき、 「免疫系」が構築されます。


免疫系が構築された状態、それを図式で表わしますと、

「神経系」「内分泌系」「神経系」のトライアングルが正三角形になった状態で 表わすことができます。
トライアングルが正三角形の時、毛髪は正常な生命サイクル以外の変化が 必要なくなります。


個別の病気、数値、痛み、知識としての健康管理などといった
今の時代にだけ(せいぜい100年か200年)当てはまる考え方では 「生命の根幹」は見えません。

生命は人類が誕生して以来、途切れることなく続いています。
その歴史の中で「体が覚えた生き残る知恵」として、 毛髪が抜けたり、薄毛、白髪、くせ毛などの変化をして、
「命全体の微調整」を図ってくれています。



毛髪を真摯にそして謙虚に考えたとき、生命全体に辿り着き、 生命全体を考え、
生命の根幹の正常化を図る技術を考えるのは 必然なのです。





無断で内容の転載を禁ず