平成24年3月 定例議会報告
住みたいまち〜「びわ湖源流の郷 たかしま」〜の実現を目指して
1.安心・安心な暮らしづくり
・原子力防災対策事業・・・・・・・・・・・・・・・・14704千円 ・防災拠点施設整備事業・・・・・・・・・・・・・336379千円
2.高島の人づくり、地域づくり
・みんなで創るまちづくり事業・・・・・・・・・・・147357千円 ・私立保育園施設整備事業補助・・・・・・・・・ 37800千円 ・私立幼稚園施設整備事業補助・・・・・・・・ 432399千円(ふじなみ幼稚園) ・介護老人保健施設整備事業・・・・・・・・・・314000千円

3.三里を活かした環境、産業づくり
・地域特産品振興事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24719千円 ・小水力発電推進事業・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・2330千円 ・びわ湖源流の森活性化事業・・・・・・・・・・・・・ 29434千円 ・高島地域材流通促進事業・・・・・・・・・・・・・・・ 40314千円(グラップル) ・地場産業振興事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12570千円 ・企業活動支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60755千円 ・住まい手支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34000千円
4.暮らしと産業を支える基盤づくり

・公共交通対策事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・225579千円 ・雪寒対策事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・158287千円(除雪ローダー) ・庄境川河川改修事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18900千円
☆ 平成23年度3月補正予算の概要
- ・今津東小学校大規模改造事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141705千円
・減債基金積立金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・287200千円
・退職手当組合特別負担金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80050千円
・・・・・3月議会において次の質問をさせていただきました。・・・・・
びわ湖源流の郷たかしま戦略に期待すること「びわ湖源流の郷」は、市長の政策のキーワードとして位置付けされています。 私は、今回打ち出された戦略は、高島市が「びわ湖源流の郷」として、各種施策 を推進するにあたっての方向性を示すものであると認識しています。この戦略を ただ単に行政の施策推進のためだけでなく、市民とともに高島市を元気にするため の戦略として、広く市民に啓発・普及に努め、みんなで高島市を元気にしていこう とする意識の醸成が大切であると考えます。そのためにも、私はこの戦略の目指す もの、そして、戦略を推進するにあたり、今後、広く市民に周知啓発を図り、行政 と市民との協働による展開が必要ではないかと思います。 市当局の考えはどうか。
市民環境部長 「びわ湖源流の郷たかしま戦略」は、環境省の委託を受け、生物多様性の地域戦略 として策定するものでありますが、高島市の財産である豊かな自然を守り、持続可能 な利活用を通して、地域産業の振興と市民生活の活性化を図り、次の世代に継承して いくことに重きを置いています。 当戦略においては、高島市総合計画基本理念の「お互いさま」と「おかげさま」が 対流する「環の郷たかしま」の実践的、戦略構想として、市民の皆さまに一体感を 持っていただけるよう、分かり易い形で整理をさせて戴いております。 また、本戦略を推進していくにあたり、693平方キロメートルと、県内一に及ぶ 広大な圏域と奥山から湖まで様々な環境が広がる高島市の特徴を3つのエリアに分け、 それぞれを「里山・里住・里湖」と名付け、当市の独自性を発揮しながら、単に生物 多様性を保全するだけでなく、近畿1400万人都市圏の生活用水として、また、 大阪市・尼崎市・神戸市をはじめとする臨海工業地帯の工業用水の3分の1を生み出 す「びわ湖源流の郷」としての誇りを感じながら、『水を養い・水と暮らし・水で つながる高島』をコンセプトに、高島市が元気になり、市民が安心して生活できる 「暮らし」や「生業」を、また市民だけでなく都市住民を中心とした多くの人が訪れ 楽しむ、「連携・交流」の3つの視点を重視した取り組みを進めることとしています。 そのためにも、「びわ湖源流の郷たかしま戦略」が目指す目標像について、広く市民 の皆さんに周知願い、多くの皆さんの参画を戴く中で、みんなで高島市を元気にして いこうとする協働の意識の醸成に努めていきたいと考えます。