秋永 やすじ WEB SITE

平成21年6月 定例議会報告

6月補正政策予算可決されました

市長就任後、編成期間が少なかったことから骨格予算とされていましたが、
今般、11億円を超える政策予算が提案され、全員一致で可決成立しました。
現状課題において真に必要となる経費が計上されており、また、マニフェスト(公約)で掲げた
政策を実践すべく経費も計上されています。
厳しい財政のなかにおいても、適正な資金確保がなされており、今回の補正予算については
適正なものと認め、賛成しました。
補正の主なものは以下の通りです。

乳幼児福祉医療費助成事業

福祉対策の一環として、保護者の子育てに関する経済的負担を軽減するために、
平成21年10月1日より、出生から小学校就学前まで、の乳幼児についての
通院及び入院の自己負担に対し、市が単独で助成するとともに、併せて、現在の
乳幼児についての福祉医療費の所得制限を廃止して、すべての乳幼児の医療費
負担金を無料にすることで、安心して医療が受けられるようにするものであります。

[実施予定の事業内容]
◎乳幼児福祉医療費についての所得制限を廃止し、すべての小学校就学前の乳幼児を
 対象とする制度に改正します。
◎保護者の自己負担額について無料化する制度に改正します。

<実施予定時期>
平成21年10月1日から実施予定(今年度4ヶ月分5,428千円)

農作物獣害防止対策事業

市内山中間地域を中心に、近年、ニホンジカ、ニホンザル、イノシシなどによって、
収穫前の農作物に被害が生じており、被害面積は約172ha、被害金額は約9,676万円
に上ります、被害対策として、区または集落農業協同組合が行う獣害防止対策のための
防護柵(電気柵、防除網および簡易防護柵)の設置事業のうち、その材料費にかかる費用を
助成します。
増えすぎたニホンジカに健全な個体群の安定的維持を図ることを目的に、湖西地方の生息する
推定個体11,131頭を半減させる場合の年間捕獲目標3,100頭とし、今回、18,300
千円の増額分を計上しております。

[実施予定の事業内容]
補正予算額・・・・・・・・・・・・109,100千円
主な事業費の内訳(予定) 
@サル用恒久電気柵            20,000m
Aシカ・イノシシ用電気柵        4000m
Bニホンジカ個体数調整      1,620頭

ブロードバンド・ゼロ地域解消事業

平成20年度に国の第2次補正で交付された生活対策臨時交付金を原資に
積立てた生活対策等臨時交付金基金を活用し、地域住民に質の高い情報通信
サービスが受けられるように事業推進し、早急にブロードバンド・ゼロ地域
解消を図ろうとするものです。

〔実施予定の事業内容〕
今回補正額・・・・・・・・・・・・44,000千円

道路維持管理事業

道路施設の改修や舗装の維持修繕工事など、当初予算で30,000千円を
計上していますが、今回6月補正において、住民要望の対応のスピード化を
図るため予算として、30,000千円追加し、当初予算と併せて60,000
の道路維持管理費のうち。48,000千円を支所長及び、振興室長権限として
執行するものです。

〔実施予定の事業内容〕
今回補正額・・・・・・・・・・・30,000千円

主な事業費の内訳
@緊急維持修繕工事
8,000千円/年/地域×6地域=48,000千円
A計画的補修工事 12,000千円/年/市内

私立幼稚園管理運営補助事業拡充

私立幼稚園が本紙支援に対果たしている役割が大きいことから、その運営に対する
補助制度の改善を図り、支援の強化を行います。

[実施予定の事業内容]
今回補正額・・・・・・・・・・・・・・・13,010千円

主な事業費の内訳
@特別支援教育支援事業・・・・・・・・・・・・5,292千円
 私立幼稚園における特別支援教育を充実するための支援
 事業を新設して、私立幼稚園3園に補助する。
A嘱託等幼稚園教諭賃金改善事業・・・・・2,318千円
  私立保育園と同様の賃金改善事業を新設して、私立幼稚園3園に補助する。
B小規模幼稚園教育振興支援事業・・・・・4,000千円
  小規模化した幼稚園の教育を振興するための支援事業を
 新設して、私立幼稚園3園に補助する。
C通園バス運営事業・・・・・・・・・・1,400千円(700千円×2園)
 補助限度額を1,300千円から2,000千円に改正して補助する。	


高島市雇用対策事業

国における緊急雇用対策制度(「ふるさと雇用再生特別推進事業」および
「緊急雇用創出特別推進事業」)の適用を受けて、昨年末より市内でも
急増する失業者や新規学卒求職者の雇用を推進します。

[ふるさと雇用再生特別推進事業]
今回補正額・・・・・・・・・34,820千円

[緊急雇用創出特別推進事業]
総事業費・・・・・・・・・・44,276千円
全15事業所で48人の短期雇用を創出

主な事業費の内訳
@空き家調査事業
A市有地草刈作業および庁舎等施設植栽剪定業務
B浄化槽台帳整理事業
C美化推進パトロール事業
D分別収集指導啓発事業
E雪害木緊急処理対策事業
F自然観察施設雪害木の整備事業
G朽木学びの森再生事業
H企業巡回訪問員設置事業
I道路維持管理事業
J駅前広場等美化推進事業
K小1すこやか支援員事業
L学校内高木剪定等委託事業
M高島市内重要遺跡等維持管理事業
N高島市内収蔵資料等整理活用事業

新型インフルエンザ対策事業

新型インフルエンザの感染拡大を可能な限り阻止し、健康被害を最小限にどどめ、
社会・経済機能の低下にいたらせないよう、新型インフルエンザ対策用備蓄品の整備を
計画しています。
[実施予定の事業内容]
今回補正額・・・・・13,000千円
主な事業費の内訳
@新型インフルエンザ物資の購入
・エアーテント
 6m×6m×3m  2基
・サージカルマスク
 3000人×7日分=21000枚
・消毒液 [1斗缶]350缶
     [スプレーボトル(1リットル)]428本
・感染防止衣 50着



・・・・・6月議会において次の質問をさせていただきました。・・・・・
 道路整備の現状について
 道路は市民活動に重要な役割を担っているが、
市が目指している観光自治体・若者定住による人工増、
企業誘致すべてにかかわる重要課題と考える。
そこで、道路整備に現状について問う。

@バイパス安曇川工区
A小松拡幅整備
B湖北バイパス
C県道北船木勝野線
 
 土木交通部長
  バイパス安曇川工区は、側道による併用がされているところですが、
高架による整備が不可欠であり、早期事業着手に向けて要望していきます。
 小松拡幅と湖北バイパスは今年度、用地買収に向けた測量調査が実施されます。
また、県道北船木勝野線についても、道路改築が予定されています。


 学校給食について  学校給食は教育の場の位置づけで運営されているが、 @完全米飯給食にならないか。 A給食センターは今後すべて民間委託の方向なのか。 B民間委託の効果は出ているのか。 C給食のメニューを公開できないか。 D高島産コシヒカリ、牛肉の年間消費量はどうか。  教育次長  学校給食では、米飯以外の多用な食事を学ぶことも必要と考えています。 一部民間委託は、人件費の削減や栄養士が2人体制になることで衛生安全管理が 一層充実できることから引き続き進めてまいります。献立はホームページに掲載します。 コシヒカリは約52.7t肉類は23tを消費しています。