秋永 やすじ WEB SITE

平成21年3月 定例議会報告


平成21年度当初予算の概要

平成21年度の予算が3月議会を経て、決定しました

 一般会計予算は229億5千万円となり、平成20年度との比較では
11億8千万円減(△4.9%)となります。
これは2月13日市長就任後、当初予算編成までに十分な時間がとれなかったことから、
当初予算は義務的経費、維持管理費、継続事業を計上した骨格予算をして編成したため
昨年度予算と比較して大きく減額となっています。

 歳出では、人件費、扶助費、公債費の義務的経費が0.1%の増しとなり全体の52.0%
を占めています。
物件費、補助費等の一般行政費は全体の27.6%を占め、3.5%の減となっています。
また、投機的経費については、骨格予算としたことから、35.2%の減となります。
なお、予算に計上していない投機的経費をはじめとする政策的経費については十分協議を行い、
その結果をもとに6月議会に補正予算として提案する予定をしています。

  歳入では、景気の悪化の悪影響により市税が減少するなど自主財源が10.5%の減となって
います。
依存財源については、臨時財政対策債の増額により市債が増しとなりましたが、骨格予算とした
ことから国県支出金が大きく減額となり1.9%の減となっています。

政策予算としての計上
 国民健康保険税の軽減
 公民館・コミセン等の施設使用料の無料化

継続事業としての進捗をはかるもの
 病院建設事業
 朽木小中学校体育館新築事業
 新旭饗庭不燃物処理場整備事業

公共施設の無料化について
  公民館やコミユニティセンター、体育館やグラウンドなど、市民の皆さんの文化活動
 やスポーツ活動、地域活動の拠点であり、人と人とのつながりや交流の輪、地域の活力
 や生きがいを生み出す大切な公共施設について「もっと気楽に」「もっと楽しく」
 そして、「使いやすく、集いやすい場所」としてこれまで以上にご利用いただけるよう、
 しの使用料を無料にしました。
 グループや地域で、どんどんご利用、ご活用ください。
 なお、冷暖房設備費やグランドの夜間照明設備、音響設備やピアノなどの附属設備を使用
 される場合は、その費用をご負担いただきます。
 また、テニスコートやグランドゴルフ場、プール等の設備については、いままでどおり
 使用料をいただきます。

経済雇用対策 高島市中小企業振興対策・各種支援制度

企業誘致条例 平成18年4月1日施行
 企業立地奨励金
 雇用促進奨励金
 地域農林水産品活用奨励金

企業活動支援条例 平成20年6月27日制定 平成20年度から適用 平成22年度までの時限条例
 設備投資所奨励金
 雇用推進奨励金
 労働環境整備助成金

地域産業創造事業補助金交付要綱 平成18年4月1日施行
 地場産業等振興対策事業
 特産品開発振興対策事業
 新産業創出等支援事業

地域経済緊急支援信用保証料補給金交付要綱 平成22年3月までの時限制度
 地域経済緊急支援信用保証補給金

国・県の関連施策

中小企業緊急雇用安定助成金制度
 中小企業緊急雇用安定助成金
 
しが新事業応援ファンド
 しが新事業応援ファンド助成金交付事業

・・・・・3月議会において次の質問をさせていただきました。・・・・・
 入札制度のあり方について
 市発注の入札について、市内業者限定の入札制度にできないか。営業所等で指名を受けている
実態の乏しい業者と市内業者の差別化ははかれないか。公共事業のすべて、について現行の制度
を見直し、最低価格制度にできないか。分離発作をふやし入札件数の増大は図れないか。
 
 総務部長
 市内業者の優先受注を第一義としています。
市内業者限定の入札制度化は地方自治体法の趣旨から適切ではありませんが、運用面から市内
業者の指名を徹底してまいります。また、実態の乏しい市内業者への対応を検討するとともに、
最低制度価格(未公表)の範囲の拡大や、分離発注の促進も前向きに考えてまいります。

 消雪装置設置促進について  歩道の区別が設けられていない道路については、歩道幅が狭くなり学童の通学、老人の歩行が 危険である。車両の通行もあり、危険な状況にある集落もあり、また、観光客の多い集落等も 観光客の満足も得られない、消雪装置促進の基準、優先順位を尋ねる。  土木交通部次長  道路事業の予算の中で優先度により進めてまいります。 雪寒対策事業は、経費の効率性を考慮して機械除雪を基本としています。 消雪装置の設置基準は、人家連担地で除雪のスペースがないとか、山間部で急勾配の上、頻繁に 凍結する場合に実施しています。 優先度の主な視点としては、積雪量、交通量、バス路線などの利用状況を勘案しています。