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授業教科等/体育/小学校/全学年  TOSSランドナンバー1214017


短縄跳びの基礎基本

基礎感覚
短縄跳びに必要な基礎感覚は4つあります。
 1.リズム感覚
 2.手首回旋感覚
 3.跳感覚
 4.手足協応感覚
手首回旋感覚とは、グリップを握った手首の動きによって、ロープの回転速度をコントロールする感覚です。
跳感覚とは、縄跳び運動の場合、一定の場所で一定の高さの跳躍を連続して実行するための感覚です。
手足協応感覚とは、上半身である手首回旋の動きと、下半身である足の跳躍の動きをタイミングよく同調させる
感覚です。
同調した手足の動きをリズミカルに連続させるのがリズム感覚です。
通常は基礎技術を練習する過程で、これらの感覚が養成されていきます。

ロープの長さ
片足でロープの中央を踏みます。グリップを両手で持ちロープを上に伸ばします。
そのとき、2本のロープの端が胸の高さにくるように調節します。ロープの端です。
柄の端ではありませんので、ご注意ください。
これが初心者用の長さです。
上達するにつれて短くしていきます。でも、ロープの両端が腰の高さが限界です。
これ以上短くすると、跳躍姿勢が前屈みになってしまったり、ひっかかりやすくなったりします。
自分の身長に60cm〜65cmを足した長さを基準にするといいです。

グリップの持ち方
親指を伸ばしてグリップに添え、親指以外の4本の指でグリップを握ります。
「イエーイ」のときの指のかっこうです。あるいはヒッチハイクで車を止めるときの指のかっこうです。
親指がロープコントロールをリードします。
次にグリップの握り位置です。柄の端に小指がくるようにします。
剣道では小指と薬指に力を入れて竹刀を握りますが、それと同じです。
ロープに近いところに位置するとロープは軽く感じますが、手首の回転加速の伝達がとろくなります。
これが基本の握り方です。
ところが、あや跳びとか交差跳びのような交差系のときでは、握り方を少々変えます。
どうするかというと、人差し指を伸ばしてグリップに添えます。
人差し指がロープコントロールをリードすることになります。

腕の構え方
手の甲を上に向けて構えると、腋が開きます。これはいけません。
手の甲を下に向けると、腋は締まります。これはよい構え方です。
「全部の爪が見えるようにグリップを持ちなさい」と指示するといいです。

立ち方
気をつけのときの足のかっこうで立ちます。踵は上げておきます。
背筋を伸ばします。
前方の任意の一点を見て視線を固定させます。
視線をあっちこっちに移動させると跳んでいるときにフォームが崩れますから。


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