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授業教科等/体育/小学校/全学年  TOSSランドナンバー1214017


10分間で二重跳びをマスターする

基礎感覚、基礎技能を養いながら、自然に二重跳びにつながっていくステップを紹介します。
ここに上げた流れをテンポよく行えば、10分間で終わります。体育授業の準備運動として行えます。
2001年11月10日(土)に開催された「根本体育直伝講座IN兵庫」の模擬授業で実施したものです。

1.跳感覚と手足協応感覚を養成する
(1)その場で軽くジャンプする(8カウント)
(2)パーグー跳び(8カウント)
(3)チョキグー跳び 順・逆(それぞれ8カウント)
(4)1回旋1跳躍のリズム打ち(8カウント)
(5)1回旋1跳躍のもも打ち(8カウント)
(6)2回旋1跳躍のリズム打ち(8カウント)
(7)2回線1跳躍のもも打ち(8カウント)
(8)手には何も持たずに二重跳びのまねをして連続3回跳躍する

2.手首回旋感覚を養成する
  ロープを半分に折り、二つのグリップを片手でまとめて持ちます。
(1)頭の上で4回まわす。(ヘリコプター)
(2)その勢いのまま体の前で4回まわす。(プロペラ)
(3)さらに続けて、体の横で4回まわす。(機関車)
(4)そして、8の字回旋を2回する。
  これを1セットとして、連続で4セット行います。だんだん早くまわすようにしてください。
  右手が終われば、左手でも行います。

3.手足協応感覚に磨きをかける
  ロープを半分に折り、二つのグリップを片手でまとめて持ちます。
(1)二重跳びのリズムで跳ぶ
  1回旋−1回旋−1回旋−2回旋−2回旋−2回旋
  要するに二重跳び連続3回のリズムです。
(2)反対の手に持ちかえて、二重跳びのリズムで跳ぶ
  1回旋−1回旋−1回旋−2回旋−2回旋−2回旋

4.太田、藤澤式式二重跳びスモールステップ11で二重跳びをマスターする
  表記上、記号を使用します。
  ○・・・1回旋1跳躍を1回跳ぶ
  ◎・・・2回旋1跳躍を1回跳ぶ
(1)○-○-○-◎
(2)○-○-○-◎-○-○-○-◎
(3)○-○-○-◎-○-○-○-◎-○-○-○-◎
(4)○-○-◎
(5)○-○-◎-○-○-◎
(6)○-○-◎-○-○-◎-○-○-◎
(7)○-◎
(8)○-◎-○-◎
(9)○-◎-○-◎-○-◎
(10)○-◎-◎
(11)○-◎-◎-◎
  ステップ(1)は、1回旋−1回旋−1回旋−2回旋となります。
  指示はこのようにします。

イチ、ニ、サン、ドーンだよ。イチで1回旋、ニで1回旋、サンで1回旋、ドーンで2回旋だよ。
じゃやってみましょう。さん、はーい、イチ、ニ、サン、ドーン。

根本体育直伝講座IN兵庫では、これまで1回も二重跳びができなかった女性が連続2回を達成
しました。
また、二重跳びが1回しかできなかった女性が、連続5回まで記録を伸ばしました。
小学2年生では、この流れで指導したところ、10人が二重跳び1回できるようになったという追試
報告もあります。
どうぞ、お試しください。
 

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