玄関のタイル貼り

玄関はそのまま塗装するのはもったいないと思い、残してありました。 すっかり塗装作業も終わりどうしようかといろいろ考えてみました。

やはり、玄関は高級感を出すためにレンガ仕様にしたいと思いました。 でも、レンガといえば左官屋さんの仕事です。 モルタルなんか塗ったこともないし、不安でしたが、インターネットでいろいろ調べると軽量のレンガでしかも接着剤でサイディングボードに直接貼れる工法を見つけました。 

採用したのはダントーのオールドブリックで乾式工法というものです。 タイルの選択は悩みましたが、大阪梅田のショールームに出向き、最終的に決めました。 カタログの印象と実際のレンガの色合いはだいぶ違いがあるようです。 実は、ショールームで美人の担当の方がお相手していただいたのです。 そこで、乾式接着工法について質問したり、挙げ句の果ては自分で施工するという事になると完全に引いた感じになられました。 悪いことをしました。 決して悪気はないのですが、左官屋さんが来たのか冷やかしに来たとおもわれたようです。  とにかく、どこでタイルを注文するのかという情報を教えてもらい失礼しました。 

ここで分かったのですが、タイルというのはホームセンターでは売っていません。 専門の問屋さんに行かなくてはならないのです。 私が購入したのは幸運なことに自宅近くにあったのですが、とても素人が出入りできるような感じの所ではありませんでした。 でも、うろうろしていると所長さんらしき人が声を掛けていただき、実は素人ですが、タイルを購入したいと申し上げると非常に親切に工場内を案内していただき、タイルの切断方法やタイルの置き方などを教えてもらいました。 実は、タイルの注文するにもどれくらいの数を注文するかも知らなかったのです。 とにかく、いろんな人に教えてもらい助けてもらいながら作業しています。。。。 ここで、無事タイルと接着剤を注文、一週間後に受け取りに行きました。

詳しくはダントーのHPを見ていただくとして以下、ご覧ください。


使用したタイルはダントーのダンクイック オールドブリックを使いました。 これは、サイディングボードに直接施工できます。 また、専用の「タフピタ」という接着剤はその可塑性からボードの変形や移動に対しても追随出来るという利点があります。

どうしても、レンガを貼るにはレンガを採寸して大きさに合わせて切断する必要があります。
購入した、マキタディスクグラインダー モデル 9533BLA
施工前の玄関です。 すでに周囲の外壁はすべて塗装が終わり、玄関だけさむーい状態です。 なんと写真にはゴミ袋まで。。。。
玄関に置いてあるフラワーポットも同じ色で塗装してあります。
まず、左端の玄関燈のある場所から貼りました。 施工は簡単です。 タフぴたを注意深く塗ります。 厚さは約5ミリもあれば十分です。 タイルを貼ってみて左右に動かしてみて、下地に当たらず壁に対して水平になっていれば十分と思います。 半日は可動性がありますので、位置の修正が出来ます。
ただし、接着剤の色は真っ黒なので、ちょっとしたことで周囲に付いてしまいます。 レンガにつくと雑巾では取れません。 シンナーかアルコールで拭くと取れます。
コーナーは3センチの長さに切ったレンガを貼りました。
レンガ貼りも周囲の養生が大切です。せっかく塗った外壁を保護してから接着剤を塗ります。
セコムのランプもしっかり養生します
だいぶレンガ貼り進みました。 でも、これも週に1回だけしか仕事出来ないのでこれだけ進むにも1ヶ月ほど掛かっています。。。。 とにかく、DIYは時間がたっぷりです。
この樋の裏側なんかは貼るのに苦労しました。
ついでに、玄関の壁にコンセントを作ってしまいました。 念のために防雨性コンセントにしてあります。 これで、来年のクリスマスにはここに電飾の置物なんかを置けます。
ついに完成です。 ここまで、玄関だけで1ヶ月あまり掛かってしまいました。
上部の方もすべてタイルを貼りました。
すべて貼ると結構、高級感が出ていい感じです。
ちょっと、不慣れから玄関正面右側のレンガの取り合わせが不細工です。 
全景はこんな感じです。

以上で、外壁塗装も終わりました。 始めてから6ヶ月かかりました。 朝早くから始めた事もありましたし、休日もほとんど塗装作業に費やしました。 でも、ほんとに充実した日々でした。自分で自分の家を隅々まで観察、修理できる事ができました。 施工業者の手抜きも発見しました。 逆に、塗装業者さんの大変さ、苦労も分かりました。 餅は餅屋で、プロならではの技も分かりました。 

以上で、素人の素人による素人のための外壁塗装のお話を終わります。 長々とありがとうございました。 

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