変わった詩の部屋


〜蜜と唾〜

秒刻み 打ち込んで 耳元を 舐めたなら 落とせ
ほらもっと求めて早く ソレを銜えたなら早く
ほら毒を零さず舐めて 毒を零したなら・・・・
show・lie・mads・exual
1・sad・sexually・2・sad・sexually
ほらもっと叫んで早く 瞳開いてミロ早く
12月24日 また一人罠に落ちたね
君を舐め尽くしたなら
薔薇薔薇にしてみようか
種を植え 取り出した 涙ぐむ 赤い口
ほらもっと叫んで早く 瞳開いてミロ早く
ほら見れば見る程溢れ 甘い甘い蜜を流せ
これからもずっと犯し続けよう
kissless keptの頭部に
mad yet koolを今日も飲み干したならまた君を犯し始め
可愛い口 可愛い胸
可愛い声 可愛い顔
可愛いアレ 可愛いソレ
ヌメヌメギトギトドロドロの
いびつなアレ 舐め尽くしなさい
そして君のソレに入れなさい


 
〜days〜

罪という名の追憶の罰
あふれ出す雫消え哀しみに
月が輝き写しだす顔
信じたい遠き日の安らぎを
大地に還るわたし、いつかは迎えるでしょう
生きつづけてる事は、幸せなの?
本当に?嘘でよかった、忘却彼方の海で
どんなに愛していても
ねぇ‥‥逢えないよ
記憶という名の時間の渦は
遠き日を崩してあの日さえ
わたしには夢、わたしには罪
償いに残された物語
どれくらいなの?どれほどの事
ラジオから聞こえてるあの唄
懐かしい詩、聞けること無い哀の歌は
届けない、わたしまで
夢だけ覚めた夜に、温もり探し求め
寂しさけせる人の言葉さえ
こころ届かないまま静かに通り過ぎゆく
誰かを待っていたのに
ねぇ‥‥けせなくて
記憶という名の時間の渦は
遠き日を祈っても拭えず
翼が消えた凍えた背には
人知れぬ白き日の十字が‥‥
後どれくらい明日を浴びれば、この涙
あの花にかわるの?届かないなら
愛しい願い、忘却のこの海に沈めて
儚き時世よ、切なき明日よ
零れゆく、哀しみを、包んで
誰より強く、傷より深く、永久の中、眠らせてわたしを‥‥



〜ファントム〜

乾いたこの真夜中に決まってくる金縛り
生きてる心地のしないDeepな時間がまたやって来た
限りない程透明な君とは知らない仲じゃないけど
お願いだから、もう僕の枕元に立たないで
心触れ合う彼女がいるのに
君はなぜ僕に口づけて泣いてるの?
消えかけそうな意識が近頃僕に見せる映像
何かを予言してる場面で目を覚ます
やすらぐ場所は彼女だけ
けれど、もうすでに君が彼女に狙いをつけてた事も知らずに‥‥
奇妙な笑みを浮かべた彼女は寄りそいながら
繰り返した独り言に今夜もまた眠れなくて
「そこで泣いてるのは自殺した少女の幽霊で、私と同じ顔なのよ‥‥」
瓦礫の上で唄っている少女‥‥あれは君の幻?
「おいで‥‥こっちに」と僕に手招きしてる様
彼女に憑いて夢の中にまで憑いてこないで
それともこれはまさか僕への鎮魂歌
気味悪い位冷たいKissは
気が遠くなる程息ができなくなる
消えかけそうな意識が今まで僕に見せた映像
まだ見ぬラストシーンは死体になった僕の顔‥‥



〜ATENA〜

禁断のカプセルを奥歯で噛み潰し編み出した、独自の理論
君は腕の中、目を丸くしてこの光景にとまどい見せている
鼓膜へと注ぐ劇薬のメロディーは
君の持つ価値観すら蹴散らすだろう
髪を振り乱し、奇形の常識をふみつぶす破壊の女神
至福の吐息で、邪魔な迷いも跡形もなく吹き消してくれた
もうすぐさ骨組みの透けたエルドラド
聞こえるかい?転生を祝う鐘の音が
半信半疑の君を抱き寄せ、理解不能の向こう側へ
研ぎ澄ませて異常なスタイル、吹き抜ける非難の風をうけて
どんな姿に染まろうとも、君だけがここにいればいい
もうすぐさ仕組みを暴いたエルドラド
聞こえるかい?覚醒を祝う鐘の音が
疑心暗鬼の君を抱き寄せ、理解不能の向こう側へ
つらぬかせて異常なスタンス、降りかかる非難の雨をぬけて
どんな終わりが来ようとも、君だけがここにいればいいさ



〜ENEMY〜

眠りにつくなら覚悟を決めな
誰もあてに出来なかったら
死んだ自分を瞼に浮かべな
隣に君の敵が笑っているだろう
怯えるだけじゃ飲み込まれるのさ
隠れて生きるのがイヤなら
仕掛ける方にまわってみるのさ
恐れていたものは見えているかい?
今も虫酸の走る素敵な劣等感と敗北感は
腹でうごめいたまま「全て食い潰せ」とけしかける
鮮やかに開く光に包まれた君の未来は
足元で鈍く転がった犠牲に支えられるだろう
高らかに響く断末魔の答えを探してみて
足元で鈍く転がった犠牲が教えてくれるだろう



〜REBIRTH DAY〜

「木漏れ日が差し込む愛に溢れた朝
 隣には優しく微笑む君がいて
 怒りも悲しみもひとかけらも無くて
 寄り添って眺めている」そんなこの世の終わり
あぁ、稲妻よ引き裂いて荒みきったこの精神までも
あぁ、何もかも消える時、約束の場所へ行けるのかな
「頬をなでる風が、やけに心地良くて
 君の膝の上で、眠ってしまったり
 ふいに目覚めても君はそこにいて
 また瞳を閉じる」そんなこの世の終わり
あぁ、稲妻よ引き裂いて疲れきったこの身体までも
あぁ、何もかも消える時君の待つ場所へ行けるのかな
それでも、両手を広げて、太陽はまだそこにあるから
いつしか、報いの陽射しに、包まれる中、再開の日はきっと来る
見上げてみた空は、いまだに灰色で
君がいない日々にも慣れ始めていて
世界の向こう側のどんな惨劇も
モニター越しの悲劇、そんなこの世の終わり
それでも、足を止めないで、行き先はまだ見えているから
いつしか、報いの陽射しに、包まれる中、再開の日はやがて来る



〜AGITATOR〜

ありふれた愛の言葉をセールスの旋律に乗せて
君はこの現実を見ない、君はこの地獄を見ない
どこにでもある様な笑顔、どこにでもある様な涙を
垂れ流していくしかない、どこにでもいる様な君
髪を掻き毟る姿が見えるよ
オカシクなるまですでに秒読みさ
逃げてしまえば楽になれるよ
「助けてほしい」って言っちまえばいい
今、ここで目をそむけないでその網膜に焼き付けな
怖いくらい溢れてるよ覚醒のアイデアが
だからひざまづいて救いの手を待ちわびな
怖いくらい震えてるよ、もうチョットで触れあうのに
割れそうな頭の中で、君の?は膨張する
何気なくすごした日々が首を絞めていたと気付く
胸を突き破る孤独が見えるよ
オカシクなるまですでに秒読みさ
死んでしまえば、楽になれるの?
「愛してほしい」って言っちまえばいい
今、ここで吐き出しちゃって振り切りそうなヴォルテージ
怖いくらい感じてるよ限界を超えてるんだ
だから引き裂いちゃって素顔隠すヴォンテージ
怖いくらい愛してるよ、もうチョットで間にあうから



〜絵本の中の綺麗な魔女〜

ねぇママ、まだ帰って来ないの?
ねぇママ、あの人お部屋に入れないで‥‥
僕をあやすのがお仕事だけど
その手が妙に温かくて ヤだ。
僕が泣き叫んでいても知らん顔で面倒臭そうに
瞳を見開いて蹴り飛ばしタバコの火を足に押しつけて
目の前で笑っているのは絵本の中で見た綺麗な魔女?
「王子様を誘惑し愛の虜にして
 毒入り林檎をお姫様に食べさせてから
 形のあるもの総て破壊に導いて」
ねぇパパ、ママのいない時だけ
あの人となんでねんねしたりするの?
あの人が立ち上がると僕は四つん這いのまま逃げまどい
まだ自由のきかない体何も伝わらない言葉をいい事に
魔女は少しづつ自分の楽園を気づいてゆく
いつのまにかパパとママは喧嘩ばかりして
目の前で僕が流している血にも気づかない
早くしなきゃお姫様は殺されちゃうんだよ?
ねぇママ、ねぇママってば、この声が聞こえないの?
綺麗な魔女物語は現実の無言劇と化して
手錠をかけられてあの人は連れてゆかれた
「お姫様は白馬の騎士のKissで目を覚ます」
ねぇママ、大丈夫、僕が助けてあげるから‥‥



〜FOLLOWER〜

君がその手を振りかざす度、後光が射して見えたものさ
君がいなけりゃ僕もあの場で 死んで逃げてしまったかもね
早くまた目の前に現れ、明日の話を聞かせてよ
ツジツマならいつも僕達が 無理矢理あわせてきたじゃない
中途半端に決意まげないで貫き通すのさ
大衆はすぐに飽きるからオトナシクシテレバ
「あまりに失望させないであなたはカリスマなんだから」
相変わらず青いこの空の下 夢はまだ成し遂げられないけれど 志は高いままさ
また肩で風切って歩こう 間違いなんて誰にでもあるもの 僕は何度でも信じるつもりさ
中途半端に決意まげないで開き直ればいい
大衆はすぐに飽きるからナマエトカカエレバ
「そこまで失望させないであなたはカリスマなんだから」
相変わらず青いこの空の下 夢はまだ成し遂げられないけれど 志は高いままさ
また悩める子羊を探そう どんな時も暗黙に人々と「必要悪」をきっと求めているのさ



〜FAKE〜

またイヤな予感が頭を刺す
いつも同じ事ばかり
それでも天使と悪魔達が
僕の中で争い始め
あいかわらず天使はよわくて
また悪魔が手を差しのべる
この先はわかってるはずなのに
はらいのけられないままに‥‥
これでもう何度目なのかさえわからないバカを見るのは
けどコイツじゃないと満たされない この欲望は
二つの影を重ねられるのなら
おまえを天使とよぼう
ダイスが3の目なら
おまえを天使とよぼう
ギャンブルのつもりならば
そのすべてをくれないか
ただスリルが欲しいだけ
I WANT FAKE
やけに静かに僕は殺気立ち
魂や願いを込めて
やるせない思いに狩られるまで
悪魔は天使に見えていて
残りわずかな銀の戦士達
無情にもすべて消えてゆく
キラびやかなネオンを背にして
「時間よ戻れ‥‥」とつぶやく 僕は
もうこれが最後だと今日も自分に言い聞かせていても
まだコイツじゃないと満たされない この欲望は
予感という名の二人はなんだか
極上の麻薬みたい
天の声が聞こえたのに
こんなはずじゃないだろう?
ギャンブルのつもりならば
そのすべてをくれないか
しっぽが隠れてないよ
まがい者の天使様
君にはない?
自分でもわかっている事だけれどやめられない‥‥
そんな事できると思う?



〜神経のワレタ暑い夜〜

最後に君の目に焼きつけられるのは
きっと醜い僕の本性
無駄な感情は捨ててしまえばいいよ
記憶は器用に綺麗に書きかえて
優しい歌を聴きたがっていたね
何かに怯えているかのように
無情に刻む時間が僕をどこまでも狂わせていく
いつのまにか君さえ壊していくかもしれない
なぜ泣かないでいるのこんな酷い夜
耐え切れないほど君は傷ついていたはずで
なぜ黙っているのこんな暑い夜
聞こえてきそうだよ神経のワレル音が
優しい歌を聴きたがっていたね
何かを悟っているかのように
形を変える月が僕をどこまでも狂わせていく
いつのまにか君さえ壊していくかもしれない
なぜ泣かないでいるのこんな酷い夜
耐え切れないほど君は傷ついていたはずで
なぜ黙っているのこんな暑い夜
聞こえてきそうだよ神経のワレル音が
なぜうつむいているの膝を抱えて
唇を噛み締め君は耐え続けるの
なぜ泣かないでいるのこんな酷い夜
歪んだ僕に君は気付いていたはずで‥‥



〜-R-TYPE「瞳の色」〜

群がる男を無視しながらこんな僕とジャレ合って
くちづけは後にしてくれ僕をその気にさせてから
今までのデータにはない Though I scan No Reaction
僕のワナを受けとめてる
この手のTYPEはまだ見た事がない
どういうつもりなの?Kissはあまり好きじゃない
なのに口唇が乾かないよ
そう君だけが恋人じゃないの
ささいな事で流す涙はもう見飽きているから
鈍色になる君の無邪気すぎるその笑顔
罪悪感だけが僕に襲いかかる
泣き出しそうな空の下君も同じ顔してる
最後の切り札はまだ出すもんじゃない
別にそこに愛はないけれど僕は君と抱き合って
さっきまでとは違う瞳ね何も期待しないでくれよ
その瞳に写ってるのは誰?君のVisionがわからない
君の瞳が語りかけてるかわしきれない君のMotion
そうでもないのに気安く愛を語らないで
安い言葉じゃないでしょう?
軽々しくそれを口にしないで
自分自身に嘘をつくならもうどうにでもしてよ
君の瞳に問いかける何を考えているの
もう言葉じゃなくて体にきいてみよう
いつもどおりにいかない、いくら強がってみても
僕だけ空回り
気がつけば君を・・・



〜救世主〜

咲き乱れる汚れた治安
略奪にただ犯された
血に染まるこの国は神に見放された?
民は飢え病いに倒れ
抗う術さえ失われ
終わらない戦の戦火に消えるだけ
風が吹き荒れる荒野に立ち空を見上げる少女が一人
小さな胸に十字を切り
大地に跪きながら口付けして呟いた
「私は今、ここに誓う、あの神の名において・・・」
少女の中に女神を見て集いし兵が得た希望
友の死を乗り越え目指したオルレアン
神の声を辿りながらこの国を解放に導いた少女
小さな胸に十字を切り
血で血を洗う最前線涙も剣で拭いて
勝利と栄光をもたらしたこのZ−HARD
救世主、彼女は奇跡とされて
救世主、「誓う、神の名において」
救世主、「争いに終止符を打つ」
MESIA Her name is janned Arc
争いは終幕迎え手の平返した支配者
利用価値無くなれば消すのは今も同じ
かつては聖女と讃えられ
今じゃ魔女扱いの少女が一人
神を詐称した罪に問われ処刑場に向かい
誓いを祈りに変えて
神に問う・・・
「何を正義とすればいいの?」
救世主、彼女は奇跡とされて
救世主、我が身も血に染めながら
救世主、争いに終止符を打つ
MESIA Her name is janned Arc



〜seven〜

時として過剰な愛は我を見失い
諸刃の剣と化して悲劇を産みおとす
イヤな予感がしないか?空気を読めるなら
魔がさした君のあやまちすべての引き金となり
誰かのものになるくらいならば
君をこの手で・・・ちぎれてしますまで
限り無く惨劇に近い悲劇のシナリオを避けるなら
7つだけ言う事を聞けもしそれができないなら・・・
君を守るべきはずの盲目の愛は
それだけ許せないままで何度も傷をえぐり出す
青い炎の様にゆらめいた
この嫉妬にただとり憑かれ
1、「あなただけ」だあと、今、誓え。
2、罪を感じて懺悔をしろ。
3、蹴られても抵抗するな。
4、泣いて許しを乞え。
5、そして、言い訳をしろ。
6、次は、いつもの様に甘えてみて
7、それができないのなら、ここで、今、死んでみせてくれ・・・
だけど、離れられないだけにやるせない
君以上の罪を犯していた、僕の7つの言葉。
限り無く惨劇に近い悲劇は最悪の結末
苦しみから逃げたい僕が『7』を遂行した。



〜Desperate〜

時計の針の音がやけにうるさくて
孤独な夜は嫌いじゃないけれど
静かすぎるのは彼女の胸の中で眠る時だけでいい
今はもう少し気がとばない様に・・・
時にはこんな夜もあるだろう
捜している詩が見つからない・・・どうしても・・・
乗り越えられない自分が嫌になる
疲れ果て夜明けを待つ
終わりのないものを求め
僕の中のキラメキを
もう一度輝かせて欲しいよ
25時を過ぎる頃
幻想に狩られた僕は
現実から逃げ出した迷子の様に
イラだちが訪れた一人になりたい僕は
何かに怯えている形のない見えない何かに・・・
枯れかけているバラが僕に見えてくる
できる事なら総べてを無に還して
どうして何も出て来ないのだろう
あぁ僕の女神はどこにいる?・・・教えて・・・
時折り自分に負けそうになる
疲れ果て夜明けを待つ
目覚めかけたその時に
僕のそばに彼女がいて
月蝕の世界へまた堕ちてゆく様
頭が割れそうになる
そして彼女は笑うだけ
誰にも助けられないままで僕は・・・



〜Liar〜

君との出会いから僕はキザなセリフを並べ強がってた
そうしてないと君が離れてしまいそうで
君とつり合いのいい服を着たり大人びたあのふるまいも
僕にない人格で無理にかさったMODE
今まであいづちだけやうなづくだけで来たけれど
強がる術を君に教えられた
今は何もかもハッタリと知ったかぶりでもいいんじゃない?
今をそうすることで弱い僕も変えられるのなら
「男らしく・・・いさぎよく・・・」も少しサマになった気もするのに
君の理想高すぎてかすんだまま見えない
小悪魔的な笑顔に踊らされたとは思わない
軽くリセット?!それはないんじゃない
いつもここで流す涙はみんな同じ味がするから
いつか嘘ついて強くなれた過去を笑いとばそうぜ



〜永遠は・・・〜

その世界は、楽園でした
それが狂っているとしても。
哀しみに殺されないように・・・
消えることは恐くないの?
「失うものは、もう無いから」
絆を求めて足掻いたとしても
その先には絶望しかないから。
少女は歌う・・・破滅の歌を。
安らぎと破滅をもたらす為に
「その世界に殺されるんだよ」
その歌は徐々に身体を蝕んでいき、そして・・・
消えていく
君が望んだ幸福
求めていた偽りの幸せを得た代償は−
彼女達の永遠の苦しみへと変わるんだ。
「切れない絆なんてないんだ」
貴方を忘れていく事が私の罪だから
ワタシは受け入れるのだ。
消し去る事の出来ない虚無と絶望を
それに深く抉られた傷は
ワタシの全てを蹂?し、犯し続け
楽園に達して、限界を超えた時に
ワタシは狂ってしまったんだから。
『エイエンハ、アルヨ』
永遠なんてある訳がないんだ
残るのは現実に残された苦しみだけ
悲しみから必死に逃げ回ろうとして
あなたは奈落へと転がり落ちる
決して這い上がる事の出来ない深みへと
唯一貴方に残されているのは
絆を信じる事だけしかないの
けれどそんな切れてしまいそうな
細い糸を手繰り寄せたとしても
貴方の手には何もつかめはしないのだ
もう既に『生』を失っているのだから
何故生きていかなければならないの?
もう一人ぼっちは嫌だ
こんな狂った世界なんていらない
「みんな死んじゃえばいいんだ」
消し去りたかったのだ、こんな醜い自分を
私は望んでいたのです・・・
身も心も壊れてしまう事を。
貴方に殺されたいのです。
「えいえんは、あるよ」
「信じてもいいんだよね?」
「壊れた世界で、何を望むの?」
狂った日常に生きれない私は、自分で自分を殺してやるのだ。
「さよなら」
永遠なんて・・・ないよ。



〜アルクェイド〜

あいつは、一人だからさ。
なんか、ほっとけないんだ。
たぶん、理由はそんなものだよ。
ただ、教えてやりたかった。
当たり前のことを、当たり前のように感じられるように
あいつを、幸せにしてやりたかった
アルクェイドの笑顔が、好きだから
きっとさ、それは誰にだってしてやれるコトなんだ。
他の誰でも、あいつを幸せにしてやれることはできる。
だから・・・たしかに、俺がこんなみっともない体で
こんなふうに、躍起になる必要はないんだろう。
けど、ダメなんだ。
他の誰かになんてまかせてられないし
こもままあいつと、別れることなんてできない。
・・・俺には、もうあいつ意外にいないんだ。
だって、俺が幸せにしてやりたいって思うのは
この世でただ一人、アルクェイドだけなんだから。
アルクェイドを愛してる。
男として、何もかも愛している。
でもそれ以上に、俺は、自分の手で・・・
あいつを幸せにしてやりたいんだ。
そのためだったら、俺の命なんてどうでもいい。
その約束を覚えている
その笑顔を覚えている
なにもかも、覚えている
忘れられない
忘れてなんかやらない
なんで・・・
俺の血じゃダメなのか?
俺の血を吸えない理由なんか、あるのか?
止めたかった
 止めたかった
止めたかった
 止めたかった
例え殺してでも、止めたかった
考えてみれば、別れはいつだってある。
俺とあいつの場合、それが早かったということだけ
そう思えば、これは満足のいく別れだった。
あいつは生きていたのだし、幸せだといってくれたのだし・・・
うそだ!
そんなんじゃない、そんなモノを・・・俺は、望んだんじゃない!
そう
もっと・・・
もっと、一緒にいたかった
もっと、話をしたかった
もっと、体温を感じたかった
もっと・・・あの笑顔を、見ていたかった
ずっと
今なんかよりずっと・・・
彼女を、幸せに、してやりたかったのに
夜空には、硝子のような月だけがある。
遠い、触れれば壊れそうな月
それをいつまでも・・・
夜が明けるまで、いつまでも見上げていた



〜KAKERI〜

子供の頃の話だけど、魔法使いに会ったコトがあるんだ。
と、彼は云った。
八年ぶりに帰ってきた屋敷での新生活。
豪華な屋敷の生活に戸惑いながらも、
日々は温かく過ぎていく。
―――――しかし。
平穏だった日常を浸食していく影。
連続する猟奇殺人。
封じられた過去。
死に直面したが故にもってしまった、有り得ざる魔の瞳。
「オマエも同じさ。」
「オマエも」
「オレと同じただの人殺しに成り下がるんだよ」
手にはナイフ。
頼るものは誰よりも死を知るが故に、何よりも死に敏感な、
この心臓の鼓動だけ。
街に潜む吸血種とは何者なのか。
“死”を直視するとは如何なる事か。
事件の真相を知ってしまった今。
否応無しに吸血鬼同士の戦いに巻き込まれていく。
不老不死を謳う吸血鬼達と戦いの中、
俺は永遠の死を直視する。
文字通り。完膚なきまでに殺すために・・・
―――――教えてやる。
これが、モノを殺すっていうことだ。



〜Krsnik〜

恐怖と夢幻の組曲を奏でよう・・・
さぁ、殺し合え
死の舞踏が始まる・・・
狂気を音楽の代わりに、恐怖と言う名の舞踏を舞う者達
踊り手の片方は人である事をやめ、
かりそめの不死を得た死にぞこない。
もう片方はヒトでありながら、
有り得ざる魔の力を持つ異端者。
滅びを中心に彼らは踊る。
互いに殺し合い、喰らい合い、マーブリングの様に混ざり合う。
虚無の中を
暗黒の幻影だけが彷徨う
蒼い月光の下
それはあるべきものと
あってはいけないものの最後の線を引く
正気ぎりぎりの淵で
まだ運命は手遅れになっていない
月の姫よ・・・
始まりの時だ
動き出す・・・
それは美しく
恐怖より生まれし姿
死と恐怖に呼ばれる
すべてが終わる瞬間は
月に光る刃をもって
永遠の生は死に変わり
終焉を迎える
突然の闇から現れる
異界の力と異質の者
恐怖を喰らい始める
それは運命
それは絶命
月よりの物語
不死と絶対死の戦い・・・



〜人形〜

タスケテ・・・
タスケテ、タスケテ、タスケテ

気付いてしまったんですね、志貴さん。
・・・復讐、か。
だって、復讐しかやる事がなかったから。
そうして、私のからだは少しずつ
脈打つのを止めていきました。
血管は一本ずつチューブになって。
血液は蒸気のように消えていって。
心臓もなにもかも、形だけの細工になる。
そうすれば、なにも痛くなんか
なくなるでしょう?

―――――痛い。

だから、人形だったら、よかったのに



〜Pandemonium (A/B)〜

鼓動がまだ脈を打つ
吐き気のする夜明けは僕を許してはくれてない
それなら早くここへ来て
この喉笛噛み千切ればいい
出来るなら今すぐに。
白淵で彷徨う
この手を引いて
連れて行って欲しいのに
だけど僕はどうしてまた朝を迎えてる。
君の声が、聞こえた気がした。
夢と傷が僕と途切れはしないだろう
この痛が何度でも僕を
明日へ突き放す。



〜空の境界〜

式と織。
「−なんであろうと、殺してみせる。」
銘記。
保存。
再生。
再認。
学院時代からの決まりでね。
私を痛んだ赤色と呼んだものは、
「例外なくブチ殺している。」
一人間は誰も救えない
その苦しみを明確に記録しよう・・・
いかに苦しんだかが価値だから・・・
二年前の記憶の断絶
まだ、そこに織がいた頃・・・
わたしは、おまえを犯したい。
幹也は当たり前のように笑う。
私は、そこにはいられないというのに。
そんな存在には耐えられない。
私は確信した。
幹也は、私を破滅させる。
「おまえを消せないのなら−
雨にうたれて、ただ一度、儚げに笑って。
−わたしが、消えるしかない。」
形容さえ意味無く「  」の中において、
私の体だけが
沈んでいく。
「−これが、死。」
呟く声さえ、たぶん夢。
何もない。
なにもかもを受け入れるのなら
傷つかない。
自分に合わない事も。
自分が嫌いな事も。
自分が認められない事も。
反発せずに受け入れてしまえば
傷はつかない。
なにもかもをはねのけるのなら
傷つくしかない。
自分に合ってる事も。
自分が好きな事も。
自分が認められる事も。
同意せずにはねのけてしまえば
傷つくしかない。
ふたつの心はガランドウ。
肯定と否定の両端しかないもの。
その中に、なにもないもの。
その中に、私がいるもの。
ヒュプノスは
タナストとなることで
還る
俯き確かたる足場を持たないまま
己を瞰ることもなく
ゆらゆらとただ風に流されるように
眸に移るのは虚無の情景。
自殺に理由はない。
単に、今日は飛べなかっただけだろぅ。
吐き気がする。
めまいがする。
腕がしびれる。
とても、痛い。
−ああ、生きている。
「人間らしい死を迎えなかったヤツは、もうヒトじゃない。
頭が残っていようが傷がなかろうが、
お前に殺されたヤツは
常識では扱いきれないだろう。
境界から外されたヤツは
根こそぎ意識を剥奪されるんだ。
だから、
それはただの肉の塊にすぎない。」
−もっと生きて、いたい。
−もっと話して、いたい。
−もっと思って、いたい。
−もっと ここに いたい。
「痛かったら、痛いっていえばよかったんだ、おまえは。」
「無価値」
混沌。
両義
四象
八卦
乾・離・巽・艮・坤・震・坎・兌
ああ、なんて・・
ひどい、ユメだ。
「つまるところ、自分さえ生まれなければ
私はこんなにも平和だった。」
「殺人と殺戮は違うんだ
人は、一生に一人しか人間を殺せない。」
−それはほんとうに。夢のような、日々でした。
−その闇をみろ。
そして己が名を思い出せ。
僕が、君を殺そう。
式。君を 一生、許さない。
「あたりまえのように生きて、あたりまえのように死ぬのね」
「なんて、孤独」
白い雪なのか
朝暁けに消えていく黒はこの夜の名残のよう。
ゆらゆらと、独りきりで薄れていく。
けれど寂しげな素振りもみせず、
彼は立ち止まることなく帰り道を辿っていった。
四年前、初めて彼女と出会った時と同じように
独り静かに、
ただ、雪の日を唄いながら。



〜 Pandemonium(翡翠) 〜

無駄な感情は捨ててしまえばいい。
記憶を起用に綺麗に書き換えて。
優しい歌を聴きたがっていたね。
何かに怯えているかのよに。
非常に刻む時は僕をどこまでも狂わせてく。
いつの間にか君さえ壊していくかも知れない。
何故泣かないでいるの?
こんな酷い夜。
歪んだ僕に気付いていたはずね。
何故黙っているの?
こんな暑い夜。
聞こえてきそうだよ、人格の壊れてく音が。



〜 Pandemonium(琥珀) 〜

無駄な感情は取り戻せばいいものなら。
記憶を起用に綺麗に書き換えて。
優しい歌を聴きたがっていたね。
いまだに出来ない事だけれど。
非常に刻むときの中でまた一人きりになって。
伝わりもしない言葉ばかり、無意味に心して。
何故泣かないでいたの?
こんな酷い夜。
歪んだ僕に君は気付いていたはずね。
何故黙っていたの。
こんな寒いよる。
引き返すわけには行かない僕の行く先は。



〜 第一章 追想 〜

7年ぶりにやってきたこの街で
ふいに出会った一人の少女
悲しい運命をその身に背負った少女
それでもまっすぐに前を見つめる少女
楽しかった日々
奇跡を願った日々
でもちょうど1年前の今日
あいつの誕生日だった今日
あいつは
永遠に姿を消した
ふと思う
あれはみんな夢だったのではないかと
でも俺は覚えている
あいつの笑顔を
あいつの想いを
あいつの温もりを
そう、あいつは確かにここにいた
あの一瞬を精一杯生きていたんだ
栞・・・



〜 第2章 悔恨 〜

雪
今年もまた
雪がすべてを埋めていく・・・
しかしすべてを埋める雪も
私の心に空いた穴を
埋めてはくれない・・・
失って初めて
私は気付かされた
失ったものの大きさが
計り知れないほど
大きかったことに・・・

遠くない別れの時
あの子を見ているのが
つらかった
悲しかった
耐えられなかった
「お姉ちゃん!」
だから私は
「私に妹なんていないわ・・・」
「!!」
姉であることを棄てた
あのこのことを拒絶して
あの子の苦しみから目をそらして
本当にそれでそかったのだろうか
それしか道はなかったのだろうか
心の中のあの子の笑顔は
今にも泣き出しそうな笑顔
私にはもうあの子の笑顔か
本当の笑顔が
思い出せない



〜 烏の詩 〜

消えるキノコ雲 ぼくたちは澪喰った
まぶしくて逃げた
いつだって弱くて あの日から
変わらずいつまでも変わらずに
生きれなかったこと
悔しくて指を放つ
あの鳥はまだ旨く焼けないけど
いつかは核を浴びて散る
届かない場所がまだ遠くにある
願いだけ秘めて見つめてる
子供達は夏の線路歩く
吹く核に素肌をさらして
遠くではチェルノブイリ被爆
ノーモア ヒロシマナガサキ
消えるキノコ雲 おいかけておいかけて
死の灰を浴びたあの日からかわらず
いつまでも まっすぐに
ぼくたちはあるように
ピカドンのような
強さまもれるよきっと
私たち お國のためにたたかいます
例えそれが命を賭ける戦いであっても
私達は一歩も引きません
それが帝國主義日本なのですっ
あの空を廻るB29たちは
いつまでも同じ街みる
とどかない槍をずっとみつめてる
願いを秘めた國の夢を
ふりかえる焼けた街を覆う
黒い雨 形を変えても
ぼくらは覚えていてどうか
先代がのこした語りを
消えるキノコ雲
追いかけて追いかけて
はやすぎる敗戦 2人は叫び出してる
いつまでも まっすぐに
まなざしがあるように
核を浴びてても手を放さないよ ずっと
消えるキノコ雲 ぼくたちは澪喰った
まぶしくて逃げた(ぴかちゅう☆)
いつだって弱くてあの日から
変わらず いつまでも変わらずに
生きれなかったこと 悔しくて指を放つ



〜 死神のKiss 〜

とろけるほど、甘い香りがたちこめる部屋
理性を曇らせるワナ、悪いくせが出てきそう
求めれば・・・求めるほどに酔いしれてしまう
気にも止めないKiss気が付かない傷跡

彼女が冷たく笑う「死神にでもとりつかれてしまったの?」
「まだわからないのかしら・・・とぼけないで首の傷は何よ!」

その言葉に嘘をつかれたような気がした
まさかと思いながら苦笑い・・・無意識に・・・「目をそらすのは何故なの?」
鏡の前で立ちすくんでる僕の瞳に映る
死神のKissと言えるべき逃げられない、消える事のない証拠

まだ見ないいまだ見ぬ未来 想像もつかぬ未来
そこには何があるの?鬼が出るか蛇が出るか
強がれば・・・強がるほどに見すかされてしまう
Jokerを破り捨てて逃げる事はできないの?

若いいいわけをくり返すおそらく理解はしてくれない
「そうなの・・・」と静かになってそれはただ嵐の前の静けさ

僕はただ何もできない人形のよう
もてあそばれてるのは慣れてるけどMじゃない、だけど彼女をとめられない



〜 Dry? 〜

やけに気やすく声をかけてくるのね
長い黒髪 お気に召しました?
無駄なおしゃべりもそろそろウザイ
今夜も冷めた時間に身を委ね

しらふにさせない 理性食いちぎるSEX TIMEなのに
シルエットは泣いてる少女のまま

静かに激しく舌を舐められても
ただ残るのは未完成な愛
事の後でのお決まりのKissも
目を閉じてるのはあなただけなの

皮肉な裸体 なぜか悪戯に乾いたままで
誰か 私のスベテを濡らして・・・

イカせて!すぐイカせて!
過去も 白くなるくらいに
抱き合って眠れるような
少しだけ 安らぎが欲しいの
乾いてるのはそっちじゃない!!
もう馬鹿にしないで
からっぽの私の心を
誰もまだ覗いてくれないのね

たまにベタなセリフにトキメいてみて
少しだけ夢を見てた矢先に
寝言で他の娘の名前を呼ぶ
ほらごらんあなたも上面ばかり

「慌てているの?だから別に気にしてないよ」なんて
シルエットは泣いてる少女のまま・・・

悲しい恋の結末は
今でも慣れないね
向こうは遊びのつもり
間違っても本音は言わないの
誰にも重ねることのない
あの人の幻は
からっぽの私の心を
まだ大人にさせてくれないのね

あなただけの私に別れを告げた
あの日から恋はしないと決めた
失ったつらさで潰れてから
DRYに生きていく事 選んだ
初めてのタバコのニガさにも似た
初めて一夜限りも見てきた
ここに来て気づいた私はただ
失う怖さから逃げてただけ



〜 M・A・D 〜

僕は狂っていた ひざをかかえながら
傷をなめていた 汁を垂らしながら
逃げ出すサイレンの渦 こうして生きてゆくのか

僕は狂っている 舌を溶かしながら 赤い海の底で溺れる夢をみる
思い出す優しさだけを そうして眠りにつくよ

アスファルトを抱いて 熱にうなされてる
僕を破裂させてくれ

僕は狂っていた もう二度と会えない 全て狂っていたどうって事ないサ
逃げ出すサイレンの渦 思い出す優しさだけを

子守り歌の中で聞いた あなたの鼓動
僕を狂わせてくれ

あぁ、ただ星が綺麗だね 僕はお前にはなれない
あぁ、輝きが消えてゆく もうすぐ太陽の破片

僕は狂っていた・・・
  もう二度と会えない・・・
    全て狂っていた・・・
       どうって事ないサ・・・

は・・・ハハハ・・・ハハハハハハ



〜 鐘ノ音学園校歌  鐘ノ音与太郎哀歌 〜

質実剛健鐘ノ音は
日本男児の心意気

協力一致で助け合う
文武両道修羅の道

歴史ある学びやで
慈しむ我等鐘ノ音学園

質実剛健鐘ノ音は
門限過ぎても飲み過ぎず

協力一致で逃げ切れば
キツイ重罰ペナルティー

飲んだくれ、酔っ払え
ゲロ吐くな我等鐘ノ音学園

文武両道鐘ノ音は
拾ったエロ本大喧嘩

協力一致で隠し持つ
結局見つかり水の泡

勿体ない、まだ読んでない
抜いてない我等鐘ノ音学園




〜 ガラスの鏡 顔冒険 〜

昔からの夢・・・ドリーム!
ついにこの日がきたぞカミング!
憧れの舞台・・・ステージ!
ハガキ職人のパパ、塀の中から見ててね…

「違うホントあたしじゃないパクったのは コイツよ」
台本持ち鏡見てセリフの稽古

明日の舞台は失敗できない
あの人がバラ届け見守ってくれる

ライバルは自分なの情熱を熱く燃やして

「あいつのオヤジ宇宙人だから家がトタン屋根」
会場に向かうタクシーでセリフの稽古

思えばあの頃戦争は終わらず
妹とホタル見てドロップ舐めた

空襲のあの夜に決めたこと女優を目指すわ

「一言だけいいですか」キャメラマンを押しのけ
楽屋に向かう廊下にてセリフの稽古

ママさん、私はここまで来ました
パチンコと発明で食べさせてくれて

ありがとうでもさよならもう二度と家に帰らない

「もうすぐ幕上がります」マネージャーの声聞き
プラモ作り中断しセリフの稽古

初めて主役を射止めた私に
声かけるライバルにツバ吐いてニヤリ

売れたけりゃ抱かれなよ夢だけじゃここじゃ喰えない

「まもなく開演致します」舞台の袖準備して
純情するよりそんな時セリフの稽古

明かりが消されて芝居は始まり
歓声とライトだけが私を包む

その時に銃声が客席にいたのはアイツね…

「大丈夫か?目を開けろ!」救急車で運ばれ
意識不明の状態でセリフの稽古

私を撃ったの昔の私ね純粋なピュアソウル失った罰よ

ライバルは自分なの情熱を熱く燃やして



〜 AIR 〜

楽しいこと、いっぱいあったんだ。
うれしいこと、たくさんあったんだ
泣きそうなこともいっぱいあったけど・・・
よく覚えていないや

お話したいな。
あれは・・・・

よく笑う女の子と
たまにしか笑わない男の子と
笑い方をしらない女の子と

空を飛んだよ
山を越えたよ
とおく、どこまでも・・・

どこまでも続く連鎖。

叫びにならない叫び。
笑いあったことの無い母。
記憶の片隅に残るだけの母。
記憶の彼方から今目の前に。
寄り添うことが離別になるならば
いっそ会わなければよかった
記憶なんていらなかった。
ただ・・・ただ、そばにいられるだけで・・・
空に還ろう。月夜の晩に。
空に解けよう


消えていくよ
何もかもが
楽しかったことだけ
胸いっぱいにして・・・
あたたかさだけが
いいにおいだけが
やさしいあの手が
あおく、とけていく・・・

記憶だけが残ると良いね
楽しい記憶がね
それだけが、彼らの証・・・
この星を包む大気(AIR)の記憶・・・



〜 RIA 〜

例えば、一人の少女がいたとする。
「世界には、その子ひとりしかいないんです」

きっと、見えてくるはず
あなたにはないものが
いつか未来も見えるの
〜〜さん
今日あった人
〜〜さん
今日は一緒に遊んでくれるように頼んで
〜〜さん
今日は遊んでくれるかな。

「苦痛だらけの現実を捨て、棺の中の世界を望んだ」

夢に犯されて
夢に殺されて
夢に生まれ死んでいく
そして、恋に堕ちていく
深い、深い、底へと堕ちていく・・・

それでも私は、ここにいたい。
逃げても追いかけてやるから
たとえ行き先が、天国じゃなくても

いつか夢の中で・・・

私は、罪の重さに気づくから


蓋の向こう側は、今はもう見えない。

「では、誰が・・・」

誰が、棺を閉じたのだ?


「あの子を助けてあげて」

浮かんでは弾け

「心を千の槍で貫かれたあの子を」

生まれては殺され

「夢の果てに堕ちてしまう前に」

白くなっては黒くなり

「せめて、この現実で」

笑っては泣き

「苦痛だらけのこの世界で」

信じては裏切られ

「破滅へと導いてあげてください」

叫んだら、狂った

「終わりだ・・・」



「君はその儚き強さを似て」
「永遠に夢を見続けながら」

「生きたまま死ね」

だから今は、遠くへ
悲しみに、追ってこられぬよう

何もない
誰もいない
優しくない
愛してくれない
好きじゃない
好きになれない
好きになったら痛い
心が痛い
だから何もいらない
ひとりで遊んでいたい
好きになんてなってやるもんか

「どうせ、あなたには何もできないんだ」

「思い上がらないで」
「そして、思い知れ」


「幸せになんかなれる筈がないんだ」


あなたを忘れていた訳じゃない
声を、聴かせたいと思っていた
聞いて欲しいから言うの
「もう、嫌だ」
どうか醜い私を、どうか
そしてこの苦しみをあなたにも
この苦痛をどうか
どうか、永遠に抱き続けてください
もう何も望まないから
だって私は・・・

ねぇ、どうしたらいいのかな?
それとも無理なのかな。
もう、どうしようもないのかな。

「ここには絶望しかない」

「君が望めば、その果てへ誘おう」

ダメ、きっと堕ちてしまう

私には翼がないから

「翼なんて必要ない。行き先は・・・」

「天国じゃないから」


夢に犯されていた。
黒い月に見られていた

私を苛んだ現実の復讐。
あの果ての無い深淵に堕ちながら、
私はあなたに恋をしました。
あなたを愛して世界を壊すの。

永遠を約束された千年の地獄
まだ、終わらせない。

一緒に行こう、〜〜さん。
もう絶対、逃がさないよ。


【裁判の時】
「どうしようもないこの世界で」
「唯一、本当に頼れるのは」
「どうしようもなく頼りない自分だけだ」
「だから君を、俺が」
「いつか・・・殺してやる」



【千年紀の世界の警鐘】
その小さな花弁は初々しく
花を愛でる少女のような手つきで
天使に抱擁されるように



【甘き死よ、来たれ】
周囲が全て光に変わり
ワタシを消し去ってゆく


「いつか、幸せになれるといいね」