プロフィール

14万人の難民
 小中学生の不登校が急増しています。「家庭環境」「いじめ」「学業不振」等、様々な要因があると思います。私達が一番関わっている事が「学業不振」に対する取り組みです。 2002年10月23日の読売新聞によると、小中学校の普通学級で学習障害(LD)とみられる子どもはほぼ20人に1人、注意欠陥・多動性障害(ADHD)とみられる子どもは40人1人に上ることが22日、文部科学省の調査研究会の推計でわかったそうです。LD児とは、計算は速いのに文章題が出来ないなど、知的発達に遅れはないのに特定の学習が困難な子どもであり、ADHD児とは、集団行動が苦手で落ち着きがないのが特徴です。ともに脳の機能障害の一つとされています。
 はたして、この学習障害は本当に脳の機能障害によるものなのでしょうか。私は、今の教育システムに問題があるため、子どもが学業不振に陥っていると考えています。
 学ぶことはまねぶことであり、習うということはみならうことというようなことを言った人がいます。まさにその通りで、何をするにも学ぶことなしに出来るといったことはありません。きちんとした模範を模倣することによって自分で身につけようと努力することが大切です。現代の教育でも個性や独創性が重んじられるようになり、模倣はあまり大切とされていません。しかし、きちんとした規範を学ばずにただ独創性を発揮しようとしても出来ません。個性や独創性は規範に基づく練習の積み重ねから生まれます。こういった訳で、よい規範を積極的に模倣するという姿勢が大切だと考えています。
 個性が抑えられ、創造力の芽がつまれる原因は小学校、中学校の教育にあると考えています。多人数の児童・生徒を一クラスに入れ、教師が黒板を使って、全員に講義します。生徒は机に座って、おとなしくしています。先生の話すのを何時間も机にじっと座って聴き、黒板の字を写します。これが小学校1年から、12年間も続きます。これでは「学級崩壊」は止まりません。
 さて、受身の授業の欠点は、後で自分で復習しなければ身につかないことです。自学自習システムだと、その必要がないので、子供も時間的余裕が出来る。何より、学力別クラス編成をしなくても、ある程度習熟度に応じた学習が出来ます。「ゆとり教育」の中で週6時間が3時間になり、ますますスピードアップされる学校教育で、「科学的」「物理的」に自立学習プログラムが不可欠になると考えています。







 copyright(C)2002.11-2003 Aken all rights reserved
All contents &graphics may not be used without permission