皆さんは「きき目」というのをご存知でしょうか。人間にはそれぞれ２個ある物がありますね。つまり「目」「耳」「腕」「足」等です。
昔から（きき耳を立てる）なんて言葉がありますね。いつも電話をもって聞く耳が　聞き耳ですね。

逆の耳で聞くと何か聞きずらいですよね。いつも箸を持つ手、ボールを投げる手、金ずちをもつ手。右手を使う人がほとんどでしょうが、左手の方が器用な人もいます。いわゆる左利き（サウスポー）です。　
　
ところで「目」にもきき目があるのです。いつも両目で見ているように思うのですが、ほとんど「きき目」の方で見ているのです。メガネを掛けておられる方ならご存知かも知れませんね。では自分の目はどちらがきき目なのか、試して見ましょう。まず、

どちらの手でもかまいません、人差し指と親指で丸い輪を作ってください。そしてその手をおもいっきり前に突き出してください。その輪の中に何か物体を入れてみてください。近くに時計があれば時計でもかまいません。　今は両目で見ていますね、

時計が輪の中にありますね。　それではまず、左目をつぶってください、「そのまま輪の中に時計があれば」あなたの目は「右目」がきき目です。輪の中から時計が消えて見えなくなった人は「左目」がきき目です。

では、今度は右目をつぶってみてください。左目をツブって時計が消えた人は、今度は輪の中に時計が残っているはずです。　これであなたはどちらの目で物を見ているか、お分かりになったことでしょう。
　
「目は　口ほどに　物を言う」　　　　　「見つめあい　目と目で　かわす　合言葉」