自転車トラック競技の歴史
自転車競技は、身近な乗り物である自転車を競技用具として使用し、競い合う競技です。
オリンピックでは、アテネ1896大会から120年以上続いています。国内では国体、インカレ、
インターハイ、マスターズなどの全国大会が毎年開催されています。
使用される自転車
自転車競技は、自転車を使って競技をします。 競技することを第1の目的で製作されま
すので、重い自転車よりも軽い自転車の方が速く走れます。しかし、ある程度の強度が
ないと破損する恐れもあり、その技術革新は素晴らしいものがあります。自転車の軽さと
もうひとつの特徴は空気抵抗との戦いです。時速25km程度までは、ほとんど関係あり
ませんが、それ以上スピードが上がると、スピードが速くなればねるほど大きな抵抗を
受けます。空気抵抗を少しでも小さくするためのヘルメット・体にフィットしたユニホーム、
特殊なハンドル・円盤状の車輪などを使用します。
自転車トラック競技場
すり鉢状の傾斜がついた競技場(オリンピックでは1周250m)で実施されます。
日本では競輪場という名称の競技場多く、1周333.3m、400m、500mがあります。
京都では向日町市に『京都向日町競輪場(1周400m)』があります。
自転車競技の種類(東京2020オリンピック種目)
チームスプリント
スプリント
ケイリン
チームパーシュート(団体追抜競争)
マディソン
オムニアム
自転車競技の種類(東京2020オリンピック種目以外)
タイム・トライアル
ポイント・レース
スクラッチ
インヴィディアル・パシュート(個人追抜競争)
エリミネーション
速度競争