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猫の多胞性腎症


猫のPKD(Polycystic Kidney Disease)がアメリカで注目されています。 年齢とともに直径1mmから1cmの複数の嚢胞が腎皮膜下から出来る病気で、ペルシャネコにある遺伝疾患として知られています。 この病気の発見は1967年からでしたが、遺伝疾患と判ったのは最近の事です。90年代の始めにオハイオ州立大学が来院した6歳の猫(ペルシャ)を交配していき遺伝的な解明へと導いた。 嚢胞は生まれた直後からあり、それが年々と大きくなって高齢に達した際に慢性腎不全に似た臨床症状として現われてくるそうです。 しかし画像による診断が生後16週目以降で可能なので、早期診断できます。