7、雲はどうしてできる?
空を見上げるといつも雲が浮かんでいます、快晴で雲一つない事は極めて希で
す。
その雲の高さも形も様々です。
雲は一体何から出来ていてどの様にして出来るのでしょうか?答えは、雲は極めて小さな水滴や氷のかけらで出来ています。
地球の大気(空気)には水蒸気が含まれていて、その量は常に変化しています。
非常に蒸し暑い日や爽やかで気持ちの言い日があるのは空気中に含まれている
水蒸気の量が多かったり少なかったりするためです。
この空気中に含まれる水蒸気の量は空気の温度(気温)により大きく変化しま
す。
上の図の様に空気1立方米に含まれる水蒸気は30℃で30.4gですが16℃
になると13.65gに減ってしまいます。差し引き16.75gの水分が水蒸気と
言う気体の状態でいられなくなり液体の水となります、これを凝結と呼んでい
ます。
この時に凝結熱と言う熱を放出しますが、この熱が廻りの空気を温め上昇させ
ると言う重要な働きをします。
この水滴は極めて小さいため、落ちること無く空中を漂います。
これが0℃になると4.85gしか含むことが出来なくなり25.5gも余ってし
まいます。
温度が氷点下になると水滴ではなく小さな氷のかけら(氷晶)になり空気中を
漂います。
これが空に浮かんでいる雲の正体で、大きく成長すると雨や雪となって落ちて
きます。
雲粒が成長して霧粒となりさらにいくつかの過程を経て雨粒になりますが、そ
の大きさの比較は下の模式図になります。