100億光年の彼方にいても、君の誘惑からは逃れられない。
だって、こんなにも、君が欲しい。
お願い、僕の欲望を掻き立てるようには見つめないでくれ。
でないと、いますぐ、君を奪うよ。
100億光年なんて、君と重ねた肌を冷ますだけの距離だから。
ほら、来たよ。僕の愛が欲しい?なら、愛を注ごう。
少しずつほどけていくその真ん中に、愛を注ごう。



(2004.10.25)■back