2002サマースペシャルミュージカル美少女戦士セーラームーン「無限学園〜ミストレス・ラビリンス〜」レポート注意書き
このレポは
6代目セーラーネプチューン朝見優香さん卒業記念・ミズの愛したネプ視点でお伝えしますv
ちなみに、8/16〜18新神戸オリエンタル劇場公演+握手会参加(座席→初日・センターブロック最右の前から5列目。2+3日目・レフトブロック最前列) のため、レポ内容はこれに準じます


〜scene1-1〜「初登場!無限学園夏服・海王みちる」

 胸キュンものv
 無限学園制服を着たみちるさん初登場シーンは原作コミック風。
 今回のセラミュ。
 設定はもちろん、セリフにいたるまでかなりコミックベース。
 アニメと比較してみるのも楽しいかも。


 
*part-time story*
 「自惚れ少女がやって来た!」後、三ノ宮から青山まで(?)早朝見回りのため、ブンブン♪去っていく内部4人。
 キュートにダンスの練習をする衛(浦井タキ、幸村さん絡みにも頑張ってたねv)にツッコミを入れる、うさぎ+ちびうさ。
 ごまかして袖にはけようと急ぐ衛と、優雅に登場する朝見みちは出会い頭にぶつかり、アクアミラー(エセ)を落としてしまう。
 ふたり同時に拾い、触れる手と手。照れて瞳が合う。
 「とても気高い瞳ね...前世は王子様かしら?」

 とまあ、こういう状況で登場する朝見みちです。どっきどきv
 下手(左)から登場するので、これは最前列の使命にかけてチェックあるのみ!


 チェックポイント1. ちゃんと指輪、してましたv
 チェックポイント2. アクアミラー、段ボール製?
 チェックポイント3. 制服とカバン。涙々と書いて「るいるい」と読みたい


 「ほたるを育てることを誓いあった指輪」のはずが、最初からつけてるとは!
 それは立派なエンゲージリングね。輝きがまぶしいわv

 落とす専門のエセ・アクアミラーは、あえて形容するなら「ぽすっ」と妙に間抜けな音をたてます。
 それもそのはず、子供が段ボール工作したような、ちゃちさを確認。通常版よりひと回り小さいし、小道具さん、ほわ〜い?
 何よりも皆がつっこんでるけど、今回の制服とカバン。ひたすら嘆きの対象るいるい▼TωT▼。
 妙にテロテロの素材、スカートのチェックもいい加減な柄。カバンなんて珍品中の珍品だよぉ。
 せめてバイオリンケースくらい持ってくれてもいいじゃない。折角のお披露目なのに勿体ない〜☆

 それはさておき。
 ふつう初対面の人間に「前世は...」など言われたら恐くてしょうがないが、「素敵だvvv」と衛に言わせてしまう当たり、みち、ブラボー!
 衛がみちにデレ〜っとしてる背後に、颯爽と現れる無限学園冬服(ここがツボです)はるかさん。
 衛とみちるを交互に眺め、あからさまに不機嫌な様子。
「遅れるぞ、みちる!」
 この「自分は子猫ちゃんと遊んでもいいけど、みちるには一瞬たりとも許さない」
 ってな身勝手モードが相変わらず素晴らしい。(誉めてる誉めてる)
 そんなはるかさんにうれしそうに駆け寄って行くみちがベリーキュート。
 舞台袖ぎりぎりで振り返ってペコリンとお辞儀するのも「素敵だvvv」
 しかし、毎度毎度の疑問だが、なぜそんなにもはるかさんが好きなのか、運命のプリンセスよ...ジェラシー?



〜scene1-2〜「あなたのまっすぐな瞳が好きよ」

*part-time story*
星野伸太郎VS名前だけで地面を守ったこともない地場衛のコミカル対決シーン終了後、うさぎ・ちびうさ・衛の前に現れる冥王せつな。
無限学園一帯に近付いてはならないと警告するも、突如、無限学園女子聖徒が目の前でコギャルのダイモーンに変身。内部4戦士登場で、あっけなくラ〜ブリ〜ィ。


この戦闘シーン最中、はるみち+せつな、一瞬だけ舞台奥に登場。
手助けするわけでもなく、冷ややかに状況判断して去っていく姿は、まさに謎の戦士(笑)。
心の声は「はるみち、チラ見せ?」
Sの主役はるみちのストーリーを占める割合をいぶかしんだが、無限学園の調査を決めた内部ちゃん達がハケた後、再登場の外部3人に安心。
制服です、きゃぴっ♪(←ファン観朝見さん風)

せつなさんは登場の時からちびうさにプーだとバレてましたが、外部3人は3人で、うさぎ=セレニティ=守るべきプリンセス。と認識しているので話は早い。
だから「困ったお姫さまね」とかいう素敵なセリフを朝見ネプから聞けるわけね。
冒頭でアクア・ミラーを落とすくらいだから、タリスマンも持ってるし、使命は「破滅の神を葬り去ること」で揺らぎません。
じゃあチェック・ポイントはなんでしょー?
はい、セリフでお答えします。

「あなたのまっすぐな瞳が好きよ」
「汚れるかもな」
「汚させはしないわ」

もちろんアニメSの超有名シーンのアレンジですが、なにがポイント高いかって?
微笑みながらの愛の告白「瞳が好きよ」と、決意を込めた瞳に強い口調「汚させはしないわ」。
この、意志の強さが魅力的です、朝見みち〜。
いくらクールに徹してようと、はるかさんには勿体ない女神さまでするわー。



〜scene1-3〜「Harsh! Saint Cry!!」

*part-time story*
「Triangle Secret!」のリズムに乗って無限学園に潜入調査に訪れる内部5人、風だよ、風だよ♪
あくまでマイペースに家族コメディを繰り広げる星野一家、カオリナイトの命を受けて迎え撃つウィッチーズ5。
ちびうさ+ほたるちゃんも運命の出会いを果たすなど、呪われた三角州に全員集合。
緊張と緩和のストーリーで所狭しな舞台上ですが、変身もせずに乗り込んで来た内部はピンチ。
ここで救いの薔薇と気障なセリフを吐き捨てて、タキシード仮面がタキシード・ラ・スモーキング・ボンバー!
と登場するも、銃を持った土萌教授乱入により、一触即発の大ピンチ!


とまあ、短時間で濃厚な無限学園ハイリスク♪シーンに颯爽と現れるのが、我らのウラネプ。
「スペースソードブラスター!」で土萌教授の、技のエネルギーを吸い取る銃を破壊、桁違いの強さを見せつけるウラヌス。
ネプはクールに優雅に決めポーズv
今回の「Harsh!」のラテン調アレンジはノスタルジックで、もの悲しいサウンドが特徴です。
当たり前だがCDより生で聴く方が情感たっぷりでgood.
千秋楽の「あなた達の出番を待ってた」と言わんばかりの自然と沸き上がりつつ、ぴったりと揃った拍手なんて鳥肌もんでした。
つくづく卒業を惜しみます。

ポイントはネプパート「静寂のプリンセス/この指はあなたを今感じてる」。
外部太陽系戦士の存在を知らない内部も入れ代わり立ち代わり、戦いながらダンスに加わっていくなかで、なんとも羨ましいムーン=プリンセス扱い。
ウラヌスパートでは距離をおいて「運命のプリンセス」に手を伸ばす仕種ながら、ネプはムーンの肩にそっと指をおいて微笑むのだ!
ムーンのくせに、その距離でネプに守ってもらうか?主人公、破格。

蛇足だが、浦井タキのスティックさばき、すんげー早くて見えないくらいで好きだった。特技「スティックさばき」と書いてもよろしかろう。
いつ、どこで書くかは別だけど。



〜scene1-4〜「セーラー戦士が攻撃するなんて...!」

*part-time story*
「サブマリン・リフレクション!」
タリスマンを用いたカオリナイト目掛けての攻撃も決定打を与えることは出来なかったが、ウラネプ登場により退散する敵役たち。
新しいセーラー戦士の登場に驚く内部5人と、そんな彼女達を救ってあげながらクールに去ろうとするウラネプ。すれる思いは使命の違い。
騒ぐ内部に、あえて冷たく「邪魔をするな」と言い放つウラヌス、「警告は一度きりだ」。
まだ畳み掛ける内部に足を止めて、ゆっくり静かに、そして重く放たれる技...「ワールド・シェイキング」

はい、使命のためなら誰を犠牲にしても...なクールなウラヌスが拝めるシーン、ここも原作ベースですね。
警告の攻撃はヒドイかもしれないが、そもそも助けに来てあげたことは棚上げなのか、内部ちゃんたち。

ネプ好きながら不思議な「サブマリン・リフレクション」。どういう技でどういう効果があるのか、ずっと不明な技なんですが、ここではカオリくんに不発な模様。
タリスマン使ってるのに、なぜに弱い?いぶかしむ技である。
そもそも原作のみちはアクアミラーを使って化粧直したり、ちびうさに貸しちゃったりと、
アニメSシリーズ「タリスマン出現!ウラヌスたちの死?」の感動ストーリーがベースなら、考えられないタリスマン使用方法のオンパレード(笑)。
もうちょっと大切に使った方がよろしくてよ。

ところで問題のウラヌス→内部戦士へのワールド・シェイキング。
アニメ緒方さんよろしく、いつもの「僕は技を放ったぜ!すっげーぜ!」な「ワールドォッ...シェイキンッ!!」(活字で雰囲気が伝わりますように!)ではなく、
どこまでもクールで静かな「ワールド...シェイキン...」と、つぶやきシロー系。(注:ウラヌスファンにケンカを売ってるわけではありません☆)

このセリフ、グッドタイミングで使ってみましょう。
千秋楽翌日に横浜観光で訪れた山手。
みちるさんが歩いてそうな素敵な雰囲気にうっとり〜v
ミズ「白いワンピのみちるさんが歩いてたら、後、つけちゃいたいっ。でもボディガードの不機嫌な声がするんですよ『ワールド...』って」
志乃さん+みゆさん大爆笑そして大賛同。
志乃「『ワールドォッ...』じゃなくて、『ワールド...』のほうね、わかるわかる」
その後も中華街を訪れた際、「チャイナ服のみちるさんがいたら、絶対最高級店!」「で、スリット入りに見愡れたら後ろから『ワールド...』って聞こえるんだよ」
などと、活用例を挙げてみました。マジにこんな話題をしてるあたり、私たちって...以下、略。



〜scene1-5〜「セーラー戦士vsセーラー戦士」

*part-time story*
ウラヌス攻撃後、登場したプルートによって外部太陽系の存在、役割、使命を教えられた内部5人。
火川神社にて「うさぎと4人のずれる思い」で歌い上げる5人なりの心情、立場。
ほたると待ち合わせのちびうさ登場。そこに銀水晶を奪おうと乱入するグリーム星人をセーラーマーズが「炎のMessenger」で阻む。
攻撃を止めるため登場するフライング・スーパーセーラームーン。
さらにカオリナイト、ウィッチーズ5まで銀水晶を奪おうと現れ、変身して応戦する内部戦士。
そこに、不安定なパワーを発揮するほたるの覚醒を食い止めるため外部3戦士登場。
サターンを目覚めさせまいとする外部3戦士と、ひとりの少女ほたるを救いたい内部戦士は、お互い激しく対峙するのだった...。


ここで1幕終了とあって、ミストレス9以外の全出演者が舞台上にいるといった、すごい盛り上がり。
観劇して不思議だったのは、なぜ幕が降りきってないのに、休憩に入るのかということ。
「ああ、ネプがヴィーナスちゃんとジュピターと2人も相手に戦ってるー、マーズちゃん切なそう(泣)」
そんな彼女達をそのままに席を立つことは出来ないぞ。
どうも全公演、一幕終了後は幕が降りないのに客席ライトつけて休憩タイムに突入したらしいけど、意味不明である。

ほたるちゃんの「出たがっている、出たがっている...!」は、つい真似をしてしまうほど印象的なリフレイン。
今回は河崎さんカオリナイトの高飛車な笑い声、ミストレス9の目覚めましたぞ「マスター・ファラオ90...」とか、まさにリフレインが叫んでるフレーズ満載でした。

そして休憩15分で、きっと何かがあったに違いない!けど、どうしてそうなった?の2幕が始まります。