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アルギニンについて
L−アルギニンはアミノ酸(蛋白質の構成成分の一つ)の一種で、体内で大変重要な働きをしています。
このアミノ酸は、体内でもつくられるので必須アミノ酸ではありませんが加齢とともに減少する傾向にあり、
食品やサプリメントで適切に補うことが望まれます。
L−アルギニンの重要な働き 其の一
L−アルギニンは、体の中でNO(一酸化窒素)という大変重要な成分を生成します。NOは、血管を拡げ血液が固まるのを防いで血流を良くし、血管の老化を防ぎます。
ところが、齢をとるにつれて体内でNOを
つくる能力が衰える為血圧が高くなったり(脳卒中・狭心症・心筋梗塞等をひきおこしやすい)、精力減退などがおこります。
L−アルギニンの重要な働き 其の二
L−アルギニンは、老化の大きな原因の一つといわれている蛋白質糖化を強力に抑えます。糖化した
蛋白質は、蛋白質の働きが弱くなったり無くなったりします。
又、糖化した蛋白質が体内に蓄積すると
活性酸素や炎症成分を生成したり、蛋白質質を変性したりして組織や臓器に異常を引き起こしたりします。
L−アルギニンの重要な働き 其の三
L−アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促進します。中高年者、閉経後の女性、肥満者等では
成長ホルモンの分泌量が減少し、筋力の減少、脂肪の蓄積、骨密度の減少に関係しているのでは
ないかと考えられています。
L−アルギニンに期待出来ること
以上のとおり、L−アルギニンは体内で大変重要な働きを担っている成分ですが、加齢とともに
だんだんと不足する傾向があります。それを補う方法として、L−アルギニンを豊富に含む食品
・・・タラコ、イクラ、カズノコ等・・・から摂るのも一法ですが、これらの食品を食べるのは限度
がありましょう。
そこで、L−アルギニンを含有するサプリメントを利用されると良いのではない
でしょうか。L−アルギニンを適切にとることで、高血圧・動脈硬化・糖尿病・脂肪の蓄積・
骨粗鬆症・しみ・シワ等の予防改善が期待できます。
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