薬師岳登頂 & 赤木沢遡行記
(2005.7.30〜8.3)


 今年は念願叶い、信州の沢に登りました。
 めざすは赤木沢。比較的登りやすく、しかも風光明媚で有名な沢です。
 沢登りをやってみたくて訓練すること2年。とはいっても3回ほど近くの沢に行っただけ。それでも一応訓練したことには間違いなし、ということで。

 今回のメンバーはベテランS氏、十年来のおつきあいの山仲間みっちゃん、そしてみっちゃんの友達のかまちゃん、そして私の4人です。
 4人の休みを合わせるの、これだけでもかなりの苦労。本当は29日の金曜日から休みを取りたかったのだけど私がダメ。30日の午前3時に出発にしてもらった。

2005.7.30・土曜日 * 大阪〜折立〜太郎平小屋 *

 S氏の運転で大阪を出発。めざすは富山県、折立登山口。
 気になるのは天候。あいにく予報では行程中はバッチリ雨、雨、雨。雷予報も出てました。どう考えても「沢には行けないな」という感じ。ま、それでもいいか、薬師に登って下りてこられるだけでもよしとしようではないか。
 途中、どこかのサービスエリアで朝食。天気は曇っていたけど雨は降ってない。

 折立登山口へ到着。天気いいじゃん。どういうことだかわかんないけどさっさと登ってしまおう! 靴を履き替え、食料を分担してザックに詰め、いざ出発!
 今日の予定は太郎平小屋。6時間あまりの行程。本当はこの日薬師沢まで行ってしまおうという計画もあったのですが、「寝不足のカラダで7時間以上も歩けん」というアタイのわがままで、今日の予定はここまでにしてもらいました。

折立から太郎平への登山道。よく整備されてて登りやすい。
眼下には有峰湖が見えます。

 高気圧、想像以上に頑張っている。結構陽が照って暑い。空は晴れ、薬師岳が姿を見せてくれた。

一番奥に見えるのが薬師岳。見よ、この青空を!


 雨に降られることもなく、ラクラク。 寝不足がちょっと身にこたえるけど、こんなに晴れると思ってなかったのでウキウキしながら登りました。
 予定よりちょっと早く太郎平へ到着。山小屋はえらい賑わい。土曜ということもあり、ひとつのふとんで二人寝ること決定。
 このパーティは男1名、女3名ですけど・・・どないしまひょかねー。
 行程はちょうど3泊なので、女性たちは一晩ごとに交代でS氏と寝ようということになった。
 私:「では初夜は誰がいっとく?」
 じゃあ私が、とみっちゃんが手を上げてくれた。
 み:「山ではさ、男も女も関係あらへん」
 確かにそうです、山では男も女も、社会的な肩書きも関係ありません。皆平等です。
 しかしなぁ・・・(俗世の常識から完全に抜けられぬ私)
 S氏はいいひとだけど、やっぱりダーリン以外の男の人と同じふとんに寝るのは抵抗あり、ですぅ。。。

 とりあえず荷物を置いて小屋の外へ出る。小屋は満員御礼、ギューギュー詰めだが、この太郎平は広々とした気持ちのいい場所にある小屋。一度来てみたかった場所であります。

 太郎平小屋前にて

 天候はますます快方に向かっているようでした。
 暑いので生ビールを注文。持参のおつまみ&お菓子を食べまくる。
 あー、これやねえ〜〜〜。新鮮な空気の中を歩き、爽やかな風に吹かれながら飲むビールほど旨いモンはありません。
 1日目の行程は上等すぎるくらい上等に終了いたしました。


すンばらしい夕焼け。
明日の天気も期待できそうです

2005.7.31・日曜日 * 太郎平小屋〜薬師岳〜薬師沢小屋 *

 はてさて、今日の天気はどうでしょうか?
 山小屋に掲示してある天気予報によると今日もなんとか晴れてくれるようだった。低気圧、いったいどこに行ってしまったんだろう。
 すんばらしぃ 朝が来た 希望の朝がぁ〜〜っ
 小屋の外でラジオ体操が始まった。な、なつかしいーー!!ラジオ体操ってまだ放送してんだなー、もちろん時間も昔ながらの朝6時半ですよ!!
 なつかしいのでやってみる。第2体操もやりたかったけど他の3人はラジオ体操にそれほど興味もないらしく、早く出発しようということになった。
 山の朝は気持ちがいいので大好きだ。いくらでも早起きしようという気になる。日頃もこれほどの感動をもって朝を迎えられればいいんだけどなぁ。
 いざ出発!今日は薬師岳に登る。

 天候はまずまず。薄曇りといったかんじ。すこーーんと晴れてはなく、空は灰色だけど展望が遮られることはない。暑くもなく寒くもなく登りやすい。コバイケイソウの群落がたくさんあって「高山に来たなぁ」と実感する。
 ところで薬師岳といえば愛知大学だろう。昭和38年に起きた、日本の山岳遭難史上最悪と言われる遭難事件で有名である。愛知大学って関西人はあまり耳にしない大学名なので(そんなことないのかな?知らなかったのは私だけでっか?)私は山に登るようになってから「愛知大学という大学がある」ということを知ったのですが、それくらいこの遭難事件は有名です。ちなみに名前は国立っぽいですが私立大学のようです。
 愛知大学山岳部の13人が下山ルートを間違い、13人全員が死亡。天候が悪かったこともあるけど、食料や燃料の計画もお粗末だったうえに、なんと地図も磁石も持ってなかったらしい。ちょっと信じられない。あまりの軽率さ・無謀さに、遺族の方々はさぞかし残念な思いをされたことでしょう・・・。
 薬師岳は大きい山で平坦なので、吹雪いたら簡単に道わからなくなりそう。

愛知大学生の遭難現場に建てられたケルン(慰霊碑は折立登山口に建っています)

 天気がよい時に登ればなんということはない山です。ここから立山へ抜けるルートはとっても素晴らしいらしいのですが、距離が長いうえにエスケープルートがないので、なかなか行く勇気が出ません。いつか天候の安定している時期を狙って行ってみたい! 

 山頂に着いたので写真を撮り、富山に住む友達にメールを送ってみました。ついでに下界に向かって手を振ってみましたが、今日の天候では下界から山は見えないだろうな(天気よくても手を振ってるとこまでは見えねーか・・・)。
 時折雨もぱらついてきたのですぐに下山開始。薬師沢小屋まで一気に下る。
 私は以前、地元の山岳会に入っていたのですが、この日このルートのどこかで皆さんに会えるはずでした。なので注意深くあたりを見回していたのですが会えずじまい。帰ってからわかったのですが、彼らはこの山行を「天候絶望的」と考えて行先を変更したらしいのでした。全然行けたのにぃ〜、もったいない!
 ぐんぐん下って薬師沢小屋へ急ぐ。到着あと1時間というところで本格的に雨に降られ、レインコートを着ることにしました。
 でも着くと止みました。ラッキー。
 薬師沢小屋は谷間にあり、沢が近いので釣り客が多いそうです。前日の太郎小屋とはうって違い、こぢんまりとしていてひと気もなく、静かな小屋でした。それにとってもすいていたのでひとりあたり布団3枚分くらい使えました。
 電話もなくて、小屋の人たちは無線で近隣の小屋や下界と連絡を取り合うそうです。それくらい人里離れた感がありました。まさに私好みの小屋♪ 

薬師沢小屋のテラスからの眺め

 着替えをすませ、お菓子タイム。
 いやぁ、いいねぇ、山の時間はゆっくり流れます。そして静かです。車の音も飛行機の音も電車の音もしません。川の流れる音がするだけです。あぁもぅここで暮らしたーい!家族も会社もぜーんぶ捨てて。

 明日はいよいよ沢に登る。S氏の指導でロープワークのおさらいをする。ハーネスやカラビナの点検も終わったあとは、おたのしみの夕食会です。

 今夜はおしゃれにイタリアン。クリームスパゲティ(レトルトのソース)、カナッペ(クラッカーの上にきゅうりやオクラ、スモークチーズ、オイルサーディンを乗せて)、そして冷え冷えのシャンパン!
 山へ行く時に一番気がかりなのは水。でも沢へ行く時は水の心配はいりません。つめたい水がいくらでも用意できちゃいます。シャンパン、いい具合に冷えてるのが写真でもようくおわかりいただけるでしょ?
 んもーーーー最高♪ 4人のテンション上がりまくりです。
 夜はきれいな星が見えました。明日もいい天気になりそうです。

2005.8.1・月曜日 * 薬師沢小屋〜赤木沢〜北の俣岳〜太郎平小屋 *

 いよいよ沢登りが始まりました。ウキウキドキドキです。
 黒部川に入り、赤木沢出合まで2時間くらい(だったと思う)、ぼちぼち歩く。
 赤木沢とは黒部川の支流のひとつです。
 目指すは黒部の源流なのでーす!!
 

(奥から)S氏、かまちゃん、みっちゃん

 それにしても・・・水、つめたっ!うぎゃーっていうくらいつめたい。
 赤木沢に行ったら絶対泳ぐ!と思っていたけど、絶対ムリ!!って感じです。
 すっごくきれいだからさー、ドッボーンって飛び込んでバシャバシャ泳ぎたいって思うんですけど、
 はぁぁぁぁ〜〜、絶対にムリでございました。みっちゃんは赤木沢出合に着いた時に首まで水に入って泳いだけど。
 さて、ある方から質問があったのですけど、「沢登りって何を着て行くの?」と。
 そーですよね、水に濡れるしね、でもまさか水着を着てくわけにもいかんしね。 

 

 こんな小さい写真ですいませんが、上に着てるのは普通に登山用のシャツです。ダクロンとかウィックロンという化学繊維製のもので、汗や水に濡れても冷たくならずに体温になじみ、そしてすぐに乾きます。体温で乾くって感じですね。下着も同じ素材です。
 下にはポリエステルのスパッツと半ズボンを履いてます。スパッツは別に登山用でもなんでもなく、そこらへんの安売り靴下屋で買いました。これも体温で乾きます。
 靴は沢登り専用の靴。底がフェルトでできていて、苔のついた石に乗っても滑りにくくなっています。素材はゴムっぽい感じで、これは乾きません。足だけは始終濡れたままで歩かなくてはなりません。
 沢を登りつめると普通の山道になるので、そこで靴と靴下を履き替えます。だから靴は沢用と山用とふたつ持って行きます。
 頭にはヘルメット。岩を登っていくので必需品。
 というわけです。


朝もやけむる沢。とっても爽やかです ときにはこんな険しい場面もあり

 2時間ほど歩くと赤木沢出合に到着。いよいよ沢登り開始です。
 でも!この場所はほんっとに美しい場所でした。通り過ぎるのがもったいなく、しばし休憩。みっちゃんは首まで水に浸かり、私はウロウロと写真を撮りまくってました。

水の饗宴:写真をクリックしてみてくださ〜い

 写真右が赤木沢の入口です。基本的には水の中には入らずに、へりの岩をたどって登っていきます。もちろん泳いで登りたければできますけど、冷たいし深いし(水が透き通りすぎて深さはよくわからないけど、相当深いと思う)、水面は静かに見えても水中は想像以上に流れが速くて足を取られるのでやめといた方が無難。ルートがないときだけ泳ぎます。
 休憩後、出発。ここから先は特に言葉もありません。
 わー、きゃー、すごーい。
 美しい滝の連続に歓声の連続!の我々でした。

 

 沢登り(シャワークライミング)は、日本特有のものだそうです。外国にはこういうレジャーはないんだって。多分ですけど、外国の川は距離が長いし、大きすぎて歩いて登るには不向きなのかな。
 ああ、日本人に生まれてよかった! こんなにきれいな風景&水の流れと一体になれるんですもの!
 薬師沢小屋に泊まっていたおじさんが、「赤木沢はロープもハーネスもいらないよ、ラクラクだよ」と言っていましたが、我々は結構使用しました。何せまだまだ初心者の域を出ませんし、なんでもない場所でも高度があるのでハーネスつけてないと恐怖心が出てしまって。
 それにしても本当にいいお天気。日頃の行いのなせる業!


 赤木沢は初心者向け、かつ風光明媚。広くて明るい沢です。
 ときおりニッコウキスゲの群落にも出会え、とにかく歩いても歩いても景色に見飽きることはありませんでした。
 ほどよく腹が減ったところでランチタイム。メニューは、

 納涼・赤木沢で流しソーメンを食べよう!!

 バカな思いつきである。言い出しっぺはもちろんアタシでーす。こういう思いつきならいくらでもできますのでおまかせくだされ。
 意気揚揚とそうめんを茹で、いざ流してみると・・・
 流れがきつくてあっという間に流れていきそうだった。足場も悪いし。
 なので役割分担。
 流す役1名・食べる役1名の他に、下流でザルを持つ役1名(そうめんが流れ去ってくのを受け止める)を追加。

 食べにくーい。水の流れは早くておまけに複雑で。細いソーメン、クルクルクルクル回りまくってしかたない。
 ひとりひととおり役目を終えたところで終了。こんなめんどくさい作業、ずっと続けるわけにはいきませんでした、あはは・・・。ま、話のネタに、というわけで。一応、盛り上がったし・・・よしとしよう。
 というわけで納涼大会は即時終了。
 でもなぁー、高山の沢で流しソーメン・・・納涼感が濃すぎでした。
 やはり山ではあったかいラーメンなどがいいでしょう。


なんでもトライしてみるべし、サムくても笑うべし、それがアタシの生きる道。

 上流に行くにつれ、流れは細く激しくなってきました。
 最後に見えた滝は、赤木沢のクライマックスとも言える30メートルの大滝です。


右手奥に見えるのが大滝

 これ、登るのー? と一瞬蒼白になりましたけど、さすがにこれはまいて行く。半分ヤブこぎしながら滝の上に上がる。
 だいぶ山の上に来ました。沢の流れは細く細く、緩やかになっていきます。


 ついに終点。源流に到着しました。写真の下の方、水が湧き出してるのわかります?
 このささやかな水がせせらぎとなり、大河となり、やがては海に注いでいくのです。
 4人で源流の水で乾杯しました。美しき日本の大自然に乾杯!!!

 ここで終わりではありません。靴を登山靴に履き替えて山小屋を目指します。

 ちょうど霧が出てきて、なんとも幻想的な雰囲気。
 霧の中、コバイケイソウの群落が上へ上へと延々続き・・・まるで「この世であってこの世でない」みたいな世界でした。
 ハイマツかきわけ、道のような道でないようなルートをたどり、稜線に出ました。計画していたところと若干違うところに出てしまい、1時間ほど余分に歩かなくてはならないことになった。
 今日の宿泊は太郎平小屋。前々日に泊まった小屋であります。

 さすがにお疲れ。メンバーも言葉少な。今日は本当によく歩いた。
 山のベテランS氏からは「君ら根性あるなぁ。どんな場所をどんだけ歩いても誰ひとりネをあげへんからなぁ」
 このメンバーで山へ行くのはもう4回目くらいですが、確かにみっちゃんもかまちゃんも強い。長時間一緒にいても愚痴や暗い話は出ません。ハードな場面も励まし合い、常に前向きです。さすがに表情には疲労の色が見えますけれど・・・。
 私も疲れました・・・。でも心地よい疲労なんですよね、山の疲れは。

 太陽とともに起き、体を動かし、質素な食事をし、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込みながら歩く歩く歩く。なんにも考えずに歩く。
 ゼロになれるひととき。ひと夏の、ほんのわずかな時間ですけど、私はこの時間のために1年間いろんなことに頑張っているし、頑張れる。
 いいですねぇ〜〜〜、山って!

 メンバー全員、怪我も病気もなく無事に沢登りを終えました。
 太郎平小屋はすいていて、広々ぐっすり眠れました。めでたしめでたし。 

2005.8.2・火曜日 * 太郎平小屋〜折立〜氷見(富山) *

 お天気最高。焼けるように暑い。
 結局、私たちの山行も雨にほとんど降られることもなく無事に終了の日を迎えました。
 山で見る青空は格別で、「あーもうちょっと山に居たいなぁ」と思ってしまう。でもこれだけ晴れるとかなり体力消耗するだろな。
「私ら、ラッキーやったよな。あれくらいの天候が一番や。今日みたいな日が続いたらバテるでえ」
 と話しあいつつ下山する。
 下りてしまうとなれば早い。今日はどこに泊まる?とその話題で持ちきり。
 我々、今日も一泊します。風呂に入っておいしいものを食べるのだ!そしてきれいな布団でゆっくり寝るのだ!
 宿は決めてなかったのです。なにせ天気がどうなるのか非常に怪しかったゆえに、いつ下山するか確定できなかったので。
 歩きながら宿を検討。S氏がネットで調べて、いくつか候補をあげてきてくれていた。
 ひっそりした山あいの露天風呂宿コース
 海辺の宿で海の幸コース
 2者択一を迫られ、私は露天風呂コースを選択。とにかく広い風呂にゆったり入って体を伸ばしたい!汗を流したい!!
 無事に折立に到着。暑い暑いと思っていたけど、下界の暑さは猛烈でした。それもそのはず、この日富山県は全国一の暑さ(37℃くらいだったかな?)を記録していたらしいです。ほぉ〜〜〜。富山って涼しいイメージ強いけど、夏は意外と暑いんだって。
 車に乗り、とりあえず風呂に行くことにした。普通の健康ランドみたいな風呂でしたが、久しぶりの風呂はとっても気持ちよかったです。
 ところで今夜の宿はどうするの?
「そーやな、やっぱり海の幸がええわ!」
 カラダがすっきりした途端、考え急変。
「そやろ、そやろぉ〜、食べ物はやっぱり山より海の方が旨いで」
 と満場一致で海辺の民宿・灘浦荘(富山県・氷見)に泊まることにした。
 富山湾一望の料理民宿。平日だったからかガラすき。広い畳の部屋、いいねぇ〜。
 もう一度風呂に入り、豪華海の幸を今か今かと心待ち。
 そして・・・じゃじゃ〜ん!!

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 これはほんの一部です。
 刺身・煮物・から揚げなどの和風はもちろん、洋食テイストなカルパッチョ仕立みたいなお魚料理も出まして、本当に文句なしの豪華海の幸でした。
 この宿、ぜひにもう1回行きたいです。今まで泊まった宿の中でもおそらく3本の指には入りますね(料理に関して)。めちゃくちゃおいしかった!
 廊下に置いてあった「お客用の落書き帳」を読んでみましたけど、東京や九州からも『ここに来たらおいしいものが食べられるから』と、特別な記念日などに遠方からやって来る常連さんもいました。でもそこまでしてこの宿に来る価値はあります!
 
 というわけで、大・大満足の山旅でした。
 山と川と空と海の幸と。
 こんなに美しい自然があり、おいしいものがあるこの国、ほんとにすばらしい!
 そして共に感動をわかちあえる友の存在!
 なによりもすばらしい!

  味ん宿 灘浦荘
 富山県氷見市宇波5018 電話 0766-72-2200
 (写真は1泊2食¥16000コースの夕食の一部です)