閃!アイテム

冷凍餌の拡散防止器

冷凍で市販されている赤虫やブラインシュリンプは、皆さんどうやって与えてますか?
凍った状態の物をそのまま・・・一度、解凍してからスポイドで与える等の方法があると思いますが、どうしても、冷凍餌が拡散してしまいます。
そこで、出来るだけ拡散させない為の器具を紹介します。
使用するのには多少の加工が必要です。

作り方
まず、釣具屋さんで釣り糸とサビキ釣り用の籠とホームセンター等で挟むタイプのクリップを購入します。
今回は右の写真の物で、開閉口が付いていて便利です。素材はアルミで出来ているようです。
これに、釣り糸を括り付け、その先にクリップを括り付けます、釣り糸の長さは、水槽の高さによって多少長めになる様に調整して下さい。これで完成です。

使い方
そして、サビキの籠の開閉口から冷凍餌を凍ったままを入れ、サビキ籠ごと水槽に投入し、クリップの方は、水槽の何所かに挟み固定します。
左の写真の様にサビキ籠の中の冷凍餌は徐々に溶け、サビキ籠の下に溜まりそれを魚達が啄ばみます。
小さな魚は、サビキ籠の網目から中には入り、餌天国状態で餌をたらふく食べられます。
その後、徐々に拡散して行き、周囲の魚たちも餌にありつけます。

 

効果
サビキ籠の中に冷凍餌がある程度停滞しますので過剰な拡散を防ぎ、濾過器に吸い込まれる無駄な餌が減るので水を汚し難くなります。
いつも同じ所に吊るせば魚達が場所を覚え、泳ぎの遅い魚達にも餌が十分に行渡ります。また、徐々に拡散して行きますので、臆病な小さな魚にも餌が行渡ります。

ポイント
出来るだけ水流の少ない場所に吊るして与えて下さい。

考えられる危険性
実際に使用していて今の所、大丈夫なようですが、サビキ籠への魚の接触により、魚が怪我をする恐れがあります。
使用する、サビキ籠の素材によっては錆びてしまう恐れがあります。