Flaming Lamborghini

◆フレイミング・ランボルギーニ
  ▼グレナデン・シロップ 10ml
  ▼カルーア 10ml
  ▼Bキュラソ 10ml
  ▼ブランデー 6ml
  ▼ジン 6ml
  ▼ウォッカ 6ml
  ▼ラム 6ml
  ▼テキーラ 6ml
  □ビルド(各層状に混ざらないよう)
  ▼生クリーム 30ml
  ☆ストロー
  ◎カクテルグラス



下から赤・黒・青・透明の四層状に分かれた状態で火を付け、燃
えている時に、火の中にストローを入れ、一気に飲み干すカクテ
ル。ストローを通って、炎が口腔内に入ってくる直前の瞬間を見
計らって、カクテルグラス上部に用意している「ショットグラスに
入れた生クリーム」を注ぎ込んで消火するカクテル。

2002年10月タイに旅行に行った際、現地のバ
ーテンダーの人と、片言ながら話しがはずみ、
「今、一番タイで流行っているカクテルを教え
て?」と言うと、彼が教えてくれたカクテル。
初めて見るカクテルだったので、火が消えてか
ら飲むのかと思えば、「違う違う、火がついた
まま飲むんだよ〜」との事(^_^;)。
モタモタしてると熱でグラスが割れやすくなるし、
ストローが溶けて更に危険である。

…んで、勇気を持って飲み干すと「甘〜!」(X_X)アルコール度数
が高いが甘いんです。こりゃ「B52」とかと比べ物にならない迫
力です。その時は両端からストローを入れて、女性とカップルで
一気に飲み干すというスタイルでしたが…。(やっぱり普通は一
本のストローで一人で飲むのでしょうね)一緒に火のついたモノ
をドキドキしながら飲むという事で、かなり盛り上がりました。


↑タイ語のカクテルブックも沢山お土産に買いました。↑
 右の写真は「バーテンダー」という名のカクテルのレシピ。

その時教えてもらったカクテルの名前は「フラミンゴ・ランボルギ
ーニ」。帰国してこのカクテルを探してみましたが「フレイミング・
カルーア」という火をつけるカクテルはありますが、「フラミンゴ・
ランボルギーニ」は有りませんでした。その店のオリジナルカク
テルかな?と考えていると、海外によく行かれる韓国のお客様
からこのカクテルの注文がありました。その時の名前は「フレイ
ミング・ランボルギーニ」で、レシピはカルーア20ml、ホワイト・
サンブーカ 20ml、Bキュラソ15ml、ロンリコ151 5mlで作ります
が、上記と同様の手法で飲むというもの。海外ではかなり人気
があるとの事。

↑タイ語で私の名前を書くとこうなるそうです。↑
 その時のバーテンダーさんに習いました(^o^)。

やはり「フレイミング・カルーア」と「B52」を合成させたようなカ
クテルなのかな?と今度は考えていると、コアントローの販促
用パンフレットに「フレミング・ランボルギーニ」という文字が…。
レシピはカルーア20ml、ブラック・サンブーカ20ml、コアントロ
ー 20mlで、やはり上記と同じ手法で飲むというものでした。

このカクテルは、1)各層状に色が別れていて綺麗。2)火を使っ
た、美しさとスリル感がある。3)飲みながら色が変わっていく
(完成品を出されるのではなく、飲みながら完成させる)4)一気
飲みカクテル。5)甘口である(外人は甘口好きが多い)。という
非常にエンターテイメント的要素が強いカクテルです。お酒を
あんまり知らない人でも楽しめる、演出効果満点のカクテルで
す。

日本では危険度があるので、定着はしなさそうですが、海外に
良く行かれる日本人の間でも一部では、良く飲まれているそう
です。

(※火傷しないよう充分注意して下さい。安全性の確かめられな
時は実行しないで下さい)