二日目
am6:15双六キャンプ場を後にする!前日とは違い、快晴♪で気持ちがいい〜。この天気はいいじゃん!槍もくっきりはっきり見えるだろうな〜。などと思いながら朝一の辛い登りを行く! てっぺんに登りきったところでなごpが指差す方向に
(≧∇≦)キャー♪ あの槍が!見えてるじゃないか〜〜!もう登ったような感動に包まれていざ出発。
昨日と違い回りの山や花達がハッキリ見える♪昨日のヘロヘロの稜線歩きとは全く違う!ウキウキ足取りも軽い!あっという間に樅沢岳に到着!ここで5分休憩する。長い長い歩きの始まり〜気合入れて頑張らないと、あの遠くに見えてる槍には登れないぞ^^; 時々きれいな花や景色をデジカメに撮る♪1時間くらい歩くと、下からガスが上がってきた・・。(|||_|||)ガビーン
嫌な予感^^;どんどん回りの景色を真っ白に変えて行く。せっかく見てた景色を、ガスのばか〜!叫んでしまう!
また石ころを見ながらの歩きになる、・・・このころからなごpの膝の具合が^^;重いザックのせいで膝に負担がきてるのだな!
師匠〜頑張って!心の中でつぶやく。多少のアップダウンは昨日の登りに比べればなんて楽チン!まったくって言うくらいに、
辛さは感じない!そのうちにまたガスが晴れてきて、槍が見えてきた!朝の槍とは大きさが違う、目の前にあるかのように
迫力がある。千丈沢乗越に着き長めの休憩、・・・。なごpが種無し梅をくれた^^; 美味しいやろ?うん!クエン酸だから疲れが吹っ飛ぶよ〜なんていいながら、もうすぐだから最後の登りを頑張るぞ!と重い身体と腰をあげた。
岩のギザギザした場所に鎖があり、スパッと切れ込んだ岩の隙間から覗くとめまいがしそうなくらいの恐怖!
harumiは高所恐怖症なので、高い所はめちゃ苦手!山に行けるようになってからは少しずつましにはなってきたように
思うけど、やっぱり高い所は震える^^; 何時になれば克服できるのか?どうなんだろう〜〜。
最後の岩の登りに入る、とても長い・・・。でも身体はそれほど疲れてはいない、ただどこに槍があるか見えてないから
距離感と時間が掴めないでいるから気持ち的に沈んでいるきがする。harumi達のはるか前を歩いてたおば様たちを途中で抜いて、どんどん進む!おば様が若い人はすごいね〜〜〜^^;と言ってくれたが、そ〜若くもないのに?(*≧m≦*)ププッ
見た目?誉めてもらうのは嬉しいものだわ!あと少し!なごpが「ここ超えたらもうすぐや!」そういってくれて、膝が痛いのに頑張ってる師匠をみて頑張らなきゃと何度思ったか!^^( 山に登ったらいろんな事を考えさせられる、苦しいと特に!)
「おお〜〜着いたぞ!」その声に、小走り状態になった。右手に小屋が見えた〜〜。やった〜〜harumiものぼれた!
感動のあらし!「よしちょっと休憩しよか」なごpの言葉に、あ〜〜〜〜ここまでやっとこれたよ!嬉しい^^
と・・・、ちよっぴり泣きそうになりながら次の瞬間harumiは固まる!
「ほんじゃ休憩してから大槍いくで!」?指差す方向にはギザギザのよくHPで見たお姿が!
(⌒◇⌒;) ゲッ!!まだ上に登るんや!^^; おまけにあそこは、・・登ってるんじゃなく壁にへばりついてるじゃん!
怖い〜〜嫌だ〜〜〜(T_T) あそこに行きたくない!そうなごpに言うと、「なに言うてるねん・・・いくぞっ」私の気持ちはお構いなし、でついて来いと。でもここで諦めるわけにはいかない、怖いけど頑張る!
稜線歩いてて、梯子とかないからおかしいな〜〜なんて思ってたけど^^; ここにあったのか!
天然過ぎる?(T_T) 魔の30分!恐怖との戦いの始まり、まずは・・・左側の登りそして右に移りでかい釘のL型でよじ登る
背が低いharumiは手も届かない^^;なごpは頑張れ!と上から見守っててくれるが、恐怖が先にたち・・・どうしていいかわからない。沢の簡単なのぼりならパッと動けるのに!どうして登ったのか半分記憶のないharumiの目の前にいよいよ梯子が!
垂直に岩に打ち付けてある鉄の・・・それもこれって錆びてる?握る場所もでか過ぎてうまく持てない。
先になごpが登るからあとからついて来いと!そう言われても足が動かないよ、でも後ろから人が登ってきてるからじっとしてるわけにはいかない、「怖い〜〜怖い〜〜も〜〜〜怖い〜〜〜」この連続でやっと三つの梯子を上りきる!回りはガスで見えないおかげで恐怖もまだ余裕が?^^;でも祠の場所までいくのに真ん中しか通れないharumiはロボットになっていた!
おじ様もおば様達もみな平気で写真をパシャパシャしてる!信じられないわ!
祠にはお賽銭が置いてあり、・・・こんな高い所につくらなくてもと思うのであった!もちろん帰りは登りの時よりも恐怖が倍増したことはここに書くまでもないかな?harumiの前に下りてたおじさんが、おばさんに三点確保の説明を受けながら降りてたけど
ここで言うても無理やん!怖いしか思われへんのに〜〜。私は小屋でカキ氷を食べたい一心で頑張っててっぺんに登ったのに、カキ氷もスイカもなくて・・。ショックだった!でもあんな高い所に登ったんだとちよっぴり自分をほめました!
もちろんなごpのおかげです♪^^その後、小屋で乾杯してゆっくりしてから、槍平を目指して下山しました!
今回はアルプスデビューにテントデビューシュラフデビューと・・・デビューばかり!d(*⌒▽⌒*)b
ニコニコッ
感動の3日間を過ごせました♪最後まで頑張れたのは、やはり師匠がいたからです!独りではやはり孤独になるし、大槍も登れてないかもしれない。楽しくおもしろい槍ヶ岳テント泊の旅?は・・・harumiの心の中に凄い感動を置いていってくれました!
山は素敵です!もっと違う顔の山も見たい!またその願いも叶うように、日々の努力を怠らぬように頑張らねば!
やっほぉ〜!と・・・叫んでみたいと思ってたけど、誰も叫んでない^^; あれは外国のアルプス限定?爆^^;
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