おじょう・・・

拾われてきたときキミはまだ手のひらに乗るくらい小さかったね。

もうしっかりとご飯が食べれるのに私の耳をおっぱいと間違えて吸ってきた。

ネェ(私)はくすぐったいし、

お手てで爪を立てながらモミモミするから痛いし、

喉はゴロゴロ・・・うるさいし、

慣れるまではホントに大変だったんだよ!

それは大きくなってもそのままだったね。

大きくなるにつれてそれは可愛さとなり愛しさとなりまた不安も大きくなったんだよ。

いつも一緒だったね・・・

起きている時は必ず私の前に来て私を見つめて抱っこしてって胸に飛び込んできた。

私が眠るときは必ずベットに入って着たね。

夜中に私がトイレに行ったら帰ってくるまで待っててくれてまたベットに入る・・・

私がももやジェイ吉の名前を呼ぶと必ずヤキモチを焼いて

手を痛くないようにカプッって噛んだね。

ちくわが大好物で「ちくわ!」って言うと何処にいても

大きな瞳を輝かせて「ニャーン」って飛んできた。

今年(2005年)の一月に病院で肺がんですって言われたときはネェは目の前が真っ暗になったよ!

信じたくなかった。

誰かに話すと認めてしまいそうで家族以外誰にも話せなかったよ。

だけど突然に逝っちゃったね・・・

三日前までは呼吸が速いくらいで食欲もあったのに・・・

前の日だって私のベットで一緒に眠り、耳を吸いに来てたじゃない!

当日病院へなんか行かなければ良かった!

点滴痛かったね。

頑張ったね。

夜、私がお薬をあげなければ良かった・・・

あげたとたん急変した。

それまでは落ち着いていて私が呼んだら膝に座って私を見つめていてくれたのに・・・

ずっと一緒にいたかった・・・ううん・・・ずっと一緒だよ!ね!

君の事は絶対に忘れられない・・・

きっとまた会おうね。

虹の橋でみんなと一緒に待っていてね。

その時がきたらみんなと一緒に私を迎えに来てね。

その時まで私は一生懸命生きるから・・・

いつまでも大好きだよ!

2005年2月28日午後7時40分頃
私の胸の中で永い眠りにつく・・・ 

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