-S14シルビア足取り付け-

今までの足回りでも、特に問題はなかったのですが
たまたま、ECR33用のブレーキが手に入ったんです。

でも、ECR33用のブレーキはローター径が大きいので
ハブを交換しないと取り付け出来ないんですよね。
で、色々と考えた結果、前から一度やってみたかった
シルビアの足回りを移植してみました〜

今回用意した部品です。
左からS13用JIC車高調
R32タイロッド
R32ロアアーム
S14ターボ用ナックル&ハブ
まずは足回りを外します。
アッパーのナットを緩めます。
全部外してしまうと、後で車高調が
落ちてくるので、軽くナットを掛けて
おきます。
ブレーキを外します。
ブレーキを外す前に、ブレーキホース
とショックを留めているピンを先に外して
おきましょう。
そうすると地面にキャリパーを置いておける
ので便利です^^
ショックの下側のボルトを外します。
左右にステアリングを切りながら外すと
やりやすいです。
その後、スタビのボルトを外せばサスペンション
ごと外れてきます。
タイロッドはタイロッドエンドプーラー(だったかな?)
を使用して外します。
良く、ハンマーなんかで叩くと取れるって聞きますが
ホントでしょうかね?
何回も外してますがメチャクチャ硬いです、この部分。
テンションロッドを外し、タイロッドも外します。
ロアアームを外して、バラすのは完了です^^
ロアアームの長さを比べてみました。
上からR31、R32、S14です。
S14が一番長くてR31が一番短いです。
R32はその中間と言った感じ。
R31用を使用するのが一番良いのですが、ステアリング
ストッパーを新しく作らないといけないので
今回はR32用で行きました。
テンションロッドも比べてみました。
こちらは、あんまり長さは変わらないようですが
タイロッドエンドの接合部のボルトの長さが違います。
取り付けは、外した順番の逆に組んで行けばOK。
特に加工などは必要ないですが、スタビの穴の位置が
若干ずれているようです。
シルビアの足回りは、サス交換簡単ですね〜^^
ちなみにS13とS14ではショックを留めるボルトの
穴の大きさが違うのでS13用をS14に使用
する場合はボルト穴を大きく加工する必要が
あります。

次はECR33のブレーキを移植します。
ローターの大きさを比べてみました。
上がR32タイプMで下がECR33です。
ちなみにR32タイプMはローター径280ミリ
ECR33はローター径296ミリですので、ちょっとだけ
大きくなります^^
まず、バックプレートがローターに当たるので
当たる部分をカットします。
こんな感じです。
カットした後はバリを取って、塗装しておきます。
後はそのまま取り付けすればOK!
さすが日産!と感じる瞬間ですね^^
ブレーキのエア抜きをして完成です!


S14の足回りにした事によってキャリパーがフロント側に来てます^^
ローターも大きくなって、ホイールとの隙間もあんまり気にならなくなりました〜
でも、リアはドラムなんですけどね(汗)

ただ、ロアアームが長すぎるのでかなり鬼キャンになってしまいます。
ピロアッパーでポジティブ方向に調整すればかなり普通になるのですが
思いっきりホイールがはみ出します^^;
幅の狭いホイールを履けば良いのですが、それも嫌なので
ロアアームを加工して短くしようと思ってます。



2004/1/29