-R32タイプMキャリパー取り付け-
管理人のワゴンのフロントブレーキは購入時から2ドアクーペ用に交換されていたのですが
特に制動力に不満はありませんでした。
ですが、ホイールをスポークのホイールに換えたのでキャリパーとホイールの
隙間がちょっと気になるな〜と思っていて、ブレーキを換えたいとは思っていたんです。
R31のフロントブレーキキャリパーを交換する上で候補にあがるのは・・・
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@S13用キャリパー 確認したわけではないのですが ちょっとだけ容量アップするらしいです。 取り付けも多分ボルトオン。 でも、見た目は変わりません(汗) ローター径280ミリ、厚み22ミリ |
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AR32タイプMキャリパー 対向4ポットキャリパーで、見た目もGOOD! キャリパー自体はR31ストラットには ボルトオンで取り付け可能。 ローター径280ミリ、厚み30ミリ |
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BECR33キャリパー 対向4ポットキャリパーで、R32タイプMよりも ローター系が大きくなっています。 ローター径296ミリ、厚み30ミリ |
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CBNR32キャリパー 対向4ポットアルミ製キャリパーで ローター径も大きくなります。 なので、ローターも交換しなければならないので ハブも交換しなければなりません。 ローター径296ミリ、厚み32ミリ |
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DBNR32V-spec、BCNR33ブレンボキャリパー BNR32標準車用キャリパーよりもさらに ブレーキ、ローターともに容量アップします。 R31ノーマルに比べてかなり大きくなるので ホイールも交換が必要になるかもしれません。 ローター径324ミリ、厚み30ミリ |
参考までに、R31のノーマルキャリパーは片押しシングルポットキャリパーで
ローター径280ミリ、厚み22ミリです。
と言った所でしょうか。
ちなみに、R31のフロントストラットはキャリパー取り付けピッチが
9センチの物と10センチの物があります。
上記キャリパーは全て取り付けピッチ10センチですので
9センチの物がついている人は10センチのストラットに交換する事が前提です。
詳しくは知らないのですが、RB20DET搭載車は取り付けピッチ10センチです。
ワゴンは取り付けピッチ9センチだったと思います。
で、どのキャリパーに交換するか考えたのですが
BNR32とBCNR33ブレンボはローターとハブも交換が必要なので却下。
S13用は見た目が殆ど変わらないので却下。
と言う事でR32タイプMキャリパーに交換する事にしました。
ただ、ホントはR32タイプMキャリパーでもローター交換は必要です。
R31が厚み22ミリに対してR32は厚み30ミリですので
限界までブレーキパッドを使用するとピストンが飛び出すかもしれませんので^^;
では交換してみましょう^^
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キャリパーの比較です。 見るからにR32タイプMの方が効きそーな感じですね^^ |
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まず、ノーマルのキャリパーとブレーキホースを外します。 ストラットの裏側から19ミリのボルト2本で留まってます。 キャリパーを先に外してしまうとブレーキホースが外しにくい ので先にホースのボルトを緩めておきましょう^^ |
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タイプMキャリパーを取り付けるには バックプレートが当たって取り付けできないので 画像のように上下をカットします。 |
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ブレーキホースですが、R31と繋ぐ方法としては ブレーキホース自体を交換する方法と、ブレーキホースの ボルトを加工する方法の2つがあります(他にもあるかもしれませんが) ブレーキホース自体を交換する場合は R31用のステンメッシュホースをベースに してキャリパー側をR32タイプM用を使用して作製します。 この方法が一番確実で安全な方法だと思います。 ボルトを加工する場合は、ボルトの長さが長いので タイプMキャリパーに合うように短く加工します。 この方法の場合はブレーキホースはそのままでいけるので良いのですが 加工ボルトを使用するので安全性に疑問が残りますので あまりお勧め出来ませんが、私はこの方法で取り付けしています(汗) |
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ブレーキホースが繋がったら 元通りに組みなおせば取り付けは完了です。 心配だったキャリパーのセンターも ほぼ真ん中に来ていて一安心でした^^ |
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取り付けが終ったら、ブレーキのエア抜きを行います。 基本的にエア抜きはマスターシリンダーから遠い順にやっていくので 今回の場合は、助手席側からはじめます。 画像のバルブに10ミリのレンチをかけ、透明なゴムホースを繋ぎます。 |
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ブレーキペダルを何回か踏んでから、踏みっぱなしにしてもらい バルブを緩めるとブレーキオイルと共にエアが抜けてきますので エアが抜けたらバルブを閉じます。 また、ブレーキペダルを何回か踏んでから、踏みっぱなしにして バルブを緩めてエアを抜く・・・ と言う作業を繰り返して、エアが出てこなくなったら終了です。 エア抜き中はマスターシリンダーのオイルが減っていきますので なくならない内に継ぎ足さないと、マスターシリンダーからエアを 吸うので要注意です^^; |
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いかにも効きそうで、良い感じですね!^^
ホイールとの隙間も埋まり、見た目もかなり良くなりました!
でも、あまり深リムのホイールが履けなくなったのはちょっと寂しい気もします。。。
あと、リアのブレーキはドラムなんですよね〜・・・何とかしたいです^^;
2004/11/25