-RB26エンジンオーバーホール2日目-

今回はオイルパンの加工です。
RB26はGT-R専用のエンジンですので、当然4輪駆動になる為
フロントデフがオイルパンに付いています。

R31に載せる為には、このフロントデフが邪魔なので切断しなければならないのですが
切断してしまうと、そこに穴が開いてしまうのでそれを埋めなければなりません。
なのでアルミ溶接で穴を埋めなければならないのですが、私にはアルミの溶接など
できるわけもないので、この溶接はリアルファクトリーMさんでやってもらいました^^


まずはフロントデフを切り取ります。

私はベビーサンダーで切り取ったのですが、アルミの粉がそこらじゅうに
飛び散りますので、作業場所は良く考えて行った方がよいです。

デフを切り取るとこんな感じで穴が開いてしまいます。




この穴にアルミの棒を圧入して溶接して埋めるのですが
まず、アルミの棒を切り出します。


削ったアルミの棒を旋盤で大きさを整えます。


それをハンマーで叩いて穴に入れます。

なんかコレだけで良いような気がするのですが、埋まってるようでも
漏れてくることが多いので溶接した方が良いそうです。

溶接してもらいました^^


完全に埋まっています。


裏側もこの通り



で、こんな感じでRB26FR用オイルパンの完成です^^


他にもRB20用のオイルパンを使って載せる方法もあるのですが
RB20のオイルパンはRB26にはボルトオンでは取り付け出来ないので
ちょっと取り付け位置を板金して広げないといけないのですが
私の車に最初に載せたRB26は、板金したRB20のオイルパンを使って
見事にオイル漏れしていました(汗)
しかもエンジンブローしたのでお勧め出来ません。
オイルパンが原因かはわかりませんが、オイル量が足りませんしお勧めではないです
出来る事ならばRB26用のオイルパンを加工して載せた方が良いと思います。

後、写真は無いのですがオイルパンバッフルプレートを取り付けて
オイルパンに関しては完成しました!



2008/5/20