-RB20@ECR33タービン編-

初めはブーストアップでも良かったのですが、慣れと言うのは怖い物で
次第に欲が出てくるようになります。
で、次に考えたのがECR33スカイラインのタービン流用交換でした。

ECR33タービン流用のメリットは、費用が安くで済む。
基本的にポン付けで交換出来る。
RB20ノーマルタービンと比べ少しタービンが大きくなるので
低速トルクを犠牲にせずにステップアップできると言う点でしょうか。

デメリットとしては、社外タービンと比べるとそんなに速くはならない(^^;)
(コストパフォーマンスを考えれば当然ですが)
街乗りだったら問題ないのですが、サーキット走行などを行うと
水温&油温が上がるようになる→対策が必要→費用がかさむ。
と言ったところでしょうか。。。


@タービン交換の為に必要なパーツ@

ECR33純正タービンです。
間違っても後期用のは買わないようにしましょう。
ブレードが前期はメタル製で後期は樹脂製に
なりますので、後期用だとブーストがかけれないので
交換する意味がなくなってしまいます。
インテーク側のパイプです。
内径は忘れましたが、R31用のは細くてR33用のは太いので
そのままでは繋ぐ事ができません。
繋ぐ方法としては、R31用のパイプを使用するのであれば、ボルトの穴を
長穴加工するとR33タービンに取り付けできるようになります。
R33用のパイプを使用するのであれば、変換パイプを使用すればOKです。
サムコやHKSなんかから発売されてます。
安く上げるのならR31用のパイプ加工ですね^^
ウォーターラインのパイプです。(タービンの出口〜エンジンの裏側まで)
これはR32(RB20DET)用の物が良いと思います。
R31のタービンのウォーターラインの出口の方が小さいので
交換する必要があります。
確か、R31前期は交換しなくても良かったと思います。
後期は交換が必要です。
ちなみに車にエンジンが載ったまま
このパイプを交換するのはメチャクチャ大変です・・・
BNR32用燃料ポンプ(BCNR33用でもOK)
交換するときは燃料タンクの蓋に付いている、ゴムのパッキンの新品を
用意しておきましょう。
絶対に再利用出来ません。
(ゴムがガソリンを吸って膨張してしまう為、新品でないと綺麗にはまらないので)
コンピューターです。
出来れば現車セッティングしたコンピューターが良いのですが
管理人は吊るしのコンピューターを使用してました。
ノーマルは止めておいたほうが良いでしょう。
プラグです。
7番のプラグが良いと思います。
出来れば社外のレーシングプラグがベストですね。

交換ですが、上記のパーツ&ガスケット類が揃っていれば
後は外して付けるだけです。

エンジンオイルは抜かなくても、そんなにこぼれてきません。
注意点としては、アクチュエータはR31の物を使用しましょう。
R33用のものはブーストコントローラーで1.0キロに設定しても
0.7キロ位で開いてしまうので使い物になりません。(^^;)

それとアクチュエータのホースを取り付ける穴がR31用タービンにはあるのですが
R33用タービンにはないので何処かにタップを立ててホースの取り付け口を
作る必要があります。(負圧が取れる所だったらどこでも良いと思います。。。多分)

出来れば、水温計、油温計、油圧計、排気温度計は取り付けておいた方が良いです。



***かなり前に作業したので間違っている部分があるかもしれません
間違っている箇所がありましたら管理人まで御一報頂けると幸いです(^^)***



タービンを変えるのだからメチャメチャ速くなるだろう・・・
と思って作業すると後で裏切られるので(^^;)
ブーストアップから劇的に速くしたいのであれば
社外タービンに交換するか、エンジン自体を交換した方が良いと思います。
ブーストアップよりもちょっと速くなったかな?と言うのが
管理人の感想でした(^^;)