-ECR33ミッション載せ換え-


チューニングのレベルが上がってくると
ノーマルミッションでは容量不足になってしまいます。
大体300PS辺りまでなら、ノーマルミッションでも良いと
思いますが、それ以上になってくるとミッション強化は必須になります。

現在考えられるミッション強化方法は、HCR32(後期)ミッション
もしくはECR33ミッションへの載せ換えがあります。

実際に確認した訳ではありませんが
R31後期とR32前期は殆ど同じと思って良いようです。
R32後期はシンクロなどが違うらしいのですが
はっきりとした事はわかりません・・・
GTS-Rのミッションも違うなんて聞きますがどうなんでしょう?

R32ミッションはボルトオンで取り付け出来ますので
ここでは、ECR33ミッションについて書きます。


まず、ECR33ミッションを載せるにあたっての問題点は・・・
@ミッションメンバーの位置が違う
Aプロペラシャフトの長さが違う
Bスピードメーターのセンサーが違う
と言う問題があります。

@ミッションメンバー加工

ミッションメンバーは後ろにずらす必要があるので
一度R31ノーマルを切断して鉄板を溶接して位置をすらして
溶接し直しています。
余談ですが、HCR32にECR33ミッションを載せる場合は
R32オートマ用のメンバーを使えばボルトオンらしいので
R31の場合もオートマ用を使用すればいけるかも???

Aプロペラシャフト加工
これは、フロント側をECR33用、リア側をR31用をベースに
切断して溶接し直します。
バランス取りもしなくてはならないので
これはプロに任せた方が無難でしょう。

Bスピードメーターセンサー

R31は機械式センサーでECR33は電気式センサーに
なりますので、そのままではスピードメーターが
動かなくなってしまいます。

対処方としては、ECR33ミッション用の機械式センサーなる物が
ショップで売っていますので、それを利用すれば純正メーターを
動かす事が出来ます。大体15,000円くらいしたと思います。

管理人の場合は、180キロ以上の表示が欲しかったのと
センサーが電気式でOKなので
後付けのデジタルスピードメーターに変えました。


エンジン本体とミッション本体はRB26、RB25、RB20のどのエンジンでも
ボルトオンで取り付けできます。

ECR33ミッション購入時の注意点として
前期、後期があるのですが後期の方が強度は強いようです。
出来れば、後期の方が良いですが前期でも特に問題はないので
よっぽどのチューニングをしていないなら、あまりこだわらなくて良いでしょう。

それと、4速と5速のシンクロが壊れやすいようですので(5速→4速が入りにくい)
購入時に確認した方が良いでしょう。
と言っても、実際取り付けてみないと判断しにくい部分なので
良識ある人から購入するのが一番ですね。