江ノ島伝説

天女と五頭龍


 昔々、腰越のあたりに大きな湖がありました。
そこには、五つの頭を持った暴れ者の龍が住んでいて
村人をひどく苦しめていました。
村人はこの龍を鎮めようとしましたが
龍の乱暴はますますひどくなるばかりでした
 
 欽明13年(552年)、激しい天地振動が突然に起こり
空には美しい天女が、海には島が現れた。
龍は天女に一目惚れし、結婚を申し込みました。

天女は、「これからは人々を助ける龍になるならば結婚を受け入れましょう」と言い
そして龍は改心し、二人は結ばれ、長くこの地域を守って行きました。