(^^♪ 強い~強い~ はんしんタイガース~
六甲おろしに颯爽と~蒼天かける日輪の~♪
プロ野球セントラルリーグの優勝争いも大詰めを迎えて、目が離せませんね。
ということで・・・
今回は、阪神タイガースのファーム本拠地 「阪神鳴尾浜球場」の巻です。
この球場は甲子園よりも選手との距離が圧倒的に近いことが最大の魅力です
あと、料金が無料な点も大きいです
8月29日 ウェスタンリーグ 阪神X広島戦
別名「Tigers Den」 といいます。
Den といえば、洞窟とか穴 という意味。 では「虎の穴」(・・?
タイガーマスクのようですね(笑)
じつは、昔はタイガーデンと呼ばれており、タイガーとガーデンを掛け合わせて「ターガーデン」と呼んでおりました。
しかし、タイガー魔法瓶に登録されていた商品名があったため、現在の「Tigers Den」に変更したとのこと。
さほど変わっていないと思いますがね・・・(^^;)
余談ですが、デイリースポーツのファーム情報の記事のタイトルは「虎の穴」。
いずれにしても、ご存知のように、まさに阪神球団のファーム拠点球場です。
場所はご存知だと思いますが念のため上記に地図を載せます。
なお、球場の駐車場はありません。走っていきましょう⁉
大きな声では言えませんが、私は土曜練習会の「ハイウウェイコース」で
ファームの試合と重なる時は、途中離脱して必ずここに行きます(笑)
西宮に入って折り返し地点から目の前に見えています。
そこから走って10分くらいです。
近くにコンビニはなく、歩いて15分くらいのところにはありますが
前もって買ってから行くのがベターでしょう。
禁煙、禁酒です。
私は缶ビールをタオルでくるんで、こっそり飲みましたが・・・(^^;
入口にはジュース類の自販機があります。
(練習の時には選手もここに買いに来ます。 サインをほしい方は自販機前で待機しましょう)
この日は先発ピッツチャー岩本、2番手歳内と1軍でも出場している選手が投げていました。
関本もケガで調整中ですが、先発バッティングラインナップに入っていました。
今日は2安打、やはり格がちがうのかなあ・・・
自販機横の貧弱な階段を少し上がるといきなりプロ選手が練習している風景が飛び込んできます。
初めての方は、これにはびっくりしますよ!
球場は両翼96M 中堅120M と甲子園よりやや広いです。
↑タイガースベンチは、甲子園と違って3塁側。 したがって阪神ファンも3塁側が多いです。(写真右)
これはベンチ奥が室内練習場と直結しているためです。
ピッチングスタッフはそこで投球練習をしています。
最大入場者数は500人くらいです。外野席は通常開放していません。
(有名選手の引退試合などの例外はありますが。)
試合開始前に「六甲おろし」が1番だけ流れますがだれも歌いません。(^^;
鳴り物も禁止です。
したがって、真近で、じっくりとプロのプレーを観戦したい向きには、非常におすすめです。
球場に早めに行けば、ネット裏最前列の席が取れます。 ファールグランドも草野球並みの球場くらいで、
主審から10数メートルです。 だから選手が本当に近いです。
140キロを超える速球の威力やスライダーやフォークボールの切れが非常によくわかります。
↓岩本投手などは1玉投げるたびに大きな声を出しているのが、はっきり聞こえてきます。
でも審判のコールが一番響いてきますが。(笑)
ペレスはでかい! 左打ちだしタイムリーが多い
右のゴメスと入れ変えたい~
スコアボードは電光掲示です。 球速と球数が表示されます。
ウグイス嬢のアナウンスもあり。
本日先発の松田遼馬はかわいい顔してるから女性ファンが多いようです。
試合が終われば新人選手は、職員の人たちと一緒にトンボ等を持って、グランド整備を行っています。
厳しい世界ですね!
タイガースの場合、1軍、2軍あわせて60数名、育成選手を加えると70名くらいになります。
その約70名の選手は、アマチュア時代には甲子園で名を馳せたり、
東京六大学、関西学生リーグや社会人で最優秀選手など、数々の栄光を
手にしていた選手がほとんどです。それら天才たちの中での激しい競争がこの地で繰り広げられています。
そのうち1軍登録が28名のみ。4~5名のみが1軍と2軍を行ったり来たりしています。
2軍でかなりの成績を上げ、また、その時にタイミングよく1軍に空きができて
ようやく1軍に上がれたとしても、数度のチャンスを掴まなければあっという間に2軍降格。
プレーシャーはすごいものがあるでしょう。 運も必要かも。
先日、連続ホームランを打って大活躍をした江越も、今は2軍落ちになりました。
それよりも、圧倒的多数の選手は、1年間、1軍に上がることなくシーズンを終えています。
厳しい世界ですね。 本当に厳しい。大相撲の十両と幕下の差以上ですかね・・・
1軍に定着しても、常時先発は外国人を除いては、ほとんどいません。
阪神の場合、サード、センター、セカンドは交代出場です。
キャッチャーも鶴ちゃん梅ちゃん藤井ちゃん3名で交代。
福留はライト定着ですが、高齢?のため、時々ベンチスタートになります。
となると、外国人を除いて鳥谷たった一人です!
(かろうじて常時セカンドに上本が入るくらい、センター大和もたまにスタメン落ちをします。)
70名近くもいる選手の中で、1軍の野手でフル出場はたった1人か2人!
あとはローテーションピッチャーが日本人で3~4名(藤波、能見、岩田、で岩崎はまだ安定しません)
しかも1年契約ですからいつクビになるかわからない。
このようなことを感じながら鳴尾浜で観戦していると、プロのすごさ、厳しさをひしひしと感じます。
(写真は8月29日撮影)
場面は変わって、こちらは、1軍ペナントレース 甲子園球場
甲子園ライトスタンドより(9月3日撮影 阪神X広島 5-1 ○ ( ◠‿◠ ) )
カクテル光線に照らされてナイターは特に華やかですね!
やはり鳴尾浜球場とは天と地の差。
甲子園ライトスタンドで観戦する場合には、応援グッズを持って、
ある程度、選手の応援ソングや「チャンス到来」
「ワッショイ ワッショイ」 などを知っていると楽しみ倍増ですね(^^)/
勝ちゲームですと特にライトスタンドは本当にお祭り騒ぎです。
勝った場合は試合後のヒーローインタビューや六甲おろしが終わって
もファンが帰らずに全選手応援ソングをトラッキーと一緒に歌うので、なかなか動けません(^^;
最後は広島戦でも「くたばれ読売」を歌って終了します(笑)
・・ジャイアンツファンの方、ごめんなさい・・・m(__)m
というわけで、9月4日現在で阪神が0.5ゲーム差で首位!
これからどうなっていくのでしょうか? 楽しみは尽きませんね。
今回はここまで、ご覧いただいてありがとうございました。