1度は行きたい? 阪神競馬場
                    
  

                          2/27 阪神第8R 第4コーナーにて 
                           

                                  
ようやく暖かくなり、いよいよ春めいてきましたね(^.^)/~~~

さて、今回は近場にあるのになかなか行かない?阪神競馬場をご紹介します。

パンパカパーン♪ いよいよ2月27日より阪神競馬場で春の競馬が始まりました。

期間 2/27 sat → 4/17 sun(土曜、日曜のみ)

中央競馬会のレースは土日のみ開催です。 平日もやりたいという熱心な人は(笑) 地方競馬会の園田競馬場等へどうぞ!

皆さんはアスリートなのでパチンコ、競馬、麻雀などのギャンブルはあまりおやりにならないかもしれませんね。

ですから、このレポートでは、賭け事としての競馬というよりも、大人も子供も結構楽しめる娯楽施設としてご紹介したいと思います。

別にお金を賭ける必要はありません、馬が全力で疾走する姿を生で見るだけで迫力満点です。
(少し小銭でも賭けたほうが数倍楽しいですが・・・  これについては後程簡単に・・・)

場所は、よくご存じのとおり、阪急仁川駅から徒歩5分です。

仁川駅から入口までは。きれいな屋根付き通路があるので、雨の日でも濡れずに行けますよ。

  

  


                            競馬場ってどんなところ?

入場券は200円。1F~3Fまでが自由席です。

指定席1500円~もありますが、自由席で十分です。

これからは季節も良いので、屋内席に座っていないで、外に出て馬場の近くで見ましょう! 絶対おすすめ!

ビシバシとムチの音やドドドドッ~という地響きのような生音が聞こえてきて、臨場感満点です。

私事ですが、学生時代から競馬が大好きで、勉強もせずによくここや元町の場外馬券売り場に
通ったものですが、いろいろな点で、現在は当時と大違いです。

以前はコースも今ほど広く長くありませんし、施設もなんとなく薄汚なかったような.気がします・・・

震災後の改築、再整備、オーラビジョンの設置、2006年のコース改修工事を経て、現在の素晴らしい施設に
生まれ変わっています。

オーラビジョン
 2/27撮影

特に芝外回りコースは1周約2100Mと東京競馬場を抜いて、右回りでは日本一となりました。
     空撮 コピペ

観客は何といっても、若い世代が多くなりました
特に女性が増えましたね。  これは武豊騎手の登場以来だそうですから、
ずいぶん華やかになりましたよ。
私が若いころはおっちゃんばかりでしたが・・・(笑) やはりかっこいい騎手や施設が奇麗になると客層もかわるものですね。
 
                               武豊騎手(2/27 パドックにて撮影)

                    遊園地のような施設の紹介

 

  2/27撮影

競馬場から見た「かぶと山」と六甲連山です。 反対に山に登れば、ここの広大な敷地や建物はよく見えますよね。



入口近くにあるビギナーズセミナーと総合インフォメーションセンター。
初めての方はここで場内の案内や、きれいな?お姉さんに競馬の投票のやり方を親切に教えてもらえますよ。


メインスタンドの南側には広い広い公園やキッズランドがあります。 小さいお子さんでも安全に思いっきり遊べますよ~ 平日は入場無料です~
  


乗り物や、抽選で引退した競走馬にも乗ることができます。 私も乗りたい~

  
なぜか新幹線の乗り物・・・(^^;)
 ポニーに乗馬  大型馬に乗馬

   
乗馬できる馬の1頭、あし毛のサラブレッド、コンゴウ君です。 かわいいね(^.^)/~~~

 

競馬協内にある馬頭観音菩薩様、レースや厩舎で亡くなった競走馬の慰霊塔です。私もお参りしてきました。

***前述のように平日の公園内は無料開放しています。 これからの春うららの日差しの中、お子様連れでおススメします。***

食事は6Fのレストランから4Fは回転ずし、和食、洋食専門店、とんかつ、2Fは焼肉屋、カレー屋
サントリードリンクコーナーたこ焼き屋、・・・何でもあります
 
ここは最高級Sシート専用レストラン「フローラ」  でも値段は安くて ハンバーグ定食1300円


まあファーストフードで十分でしょう・・・宝塚カレーや中華、焼肉ホルモン人などのB級グルメ名物もありますよ

   


            
迫力の競馬レース

まずはパドックから・・・

  
レース前には出走馬はパドックといわれる周回コースで馬体を公開します。

本当に目の前で、鍛え抜かれ、ギリギリまで絞りこまれた見事な馬体を見ることができます。

投票する人は、ここで賭け馬の最終状態をチェックできるわけです、ただし見る目があればのことですが(笑)

では簡単に競馬について豆知識を少し・・・(すでに知ってる方は飛ばしてくださいね)

日本ダービー、有馬記念、天皇賞、皐月賞、菊花賞、ジャパンカップ、桜花賞・・・などは皆さん聞いたことがあるでしょう?

競走馬のデビューは満2歳です。 (昔は数えで3歳でした、同じことですが・・・)

その中でも日本ダービー、皐月賞、菊花賞 はすべて満3歳(昔は数えで4歳馬)の牡馬(オス馬)で行われ、

上記3つのすべてのレースを勝った馬は3冠馬と呼ばれ、名馬の最高峰となります。

野球で言えば、甲子園の優勝校のような感じですかね。

特に「日本ダービー」は「有馬記念」とならんでJRA最高峰(賞金も)のレースとして扱われています。

満2歳で約二千数百頭の競争用サラブレッドが生まれますが、1年間の新馬線などのレースを経て3歳となり、

その中でただ1頭のみがダービーで栄冠に輝くわけです。

(過去の3冠馬はシンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクト。オルフェーブル等7頭のみです。)
 3冠馬ディープインパクト  飛ぶように駆ける馬といわれました!

また、一方の優、「有馬記念」は年末の最終レースであり、こちらは4歳以上のオープン馬のファンによる人気投票で選ばれます。

(野球でいえばオールスター戦のマジ真剣勝負ようなものですかね)

ですから有馬記念というのはその年度の全競走馬の祭典ということになります。

つまり、競走馬の日本一決定戦です。

ちなみに有馬記念の「有馬」というのは、当然ながら有馬温泉とは関係ありません(笑)

日本中央競馬会(JRA)の初代会長、有馬頼寧(元農林大臣)から名付けられたものです。つまり、人の名前。

戦後にファンの投票によるレースをやってみたいという有馬氏の進言で、中山グランプリレースというのが始まりです。



一方、牝馬(メス馬)はどうかというと、やはり「桜花賞」「オークス」「秋華賞」が牝馬クラシックレースで、すべての勝ち馬が牝馬3冠となります。

もっとも牝馬でもダービーに出走できますが、まず勝てません。しかし2006年にウオッカという牝馬が優勝しています。

以上、これらのクラシックレースの勝ち馬や騎手は、最高の名誉として称えられます。

中でも一生に一度はダービージョッキーになりたいという騎手がほとんどです。

 2006年桜花賞
開催地は日本ダービー ・・・東京競馬場(府中市)
      皐月賞    ・・・中山競馬場(千葉県船橋市)
      菊花賞    ・・・京都競馬場(京都伏見区 淀)
ご当地、阪神競馬場で開催されるクラシックレース(もちろんG1)は{桜花賞」です。
3歳牝馬(メス馬)の大レース。 今年は4月10日に開催です。
競馬場は約10万人のファンで超々満員となります。
(ちなみに日本ダービーは東京競馬場(府中市)で14万人、有馬記念は中山競馬場(千葉県船橋市)で約12万人、
ようはスタンドの規模が違うのです)
桜花賞の魅力は何といっても桜満開の馬場を疾走する醍醐味にあります。
毎年いつ見ても見事な桜が咲いていますが、実はレースに合わせて開花時期を調整しているようです。

通常は1日12レースが行われます。
その日のメインレースは11Rがほとんどんでです。ちなみに私が行った2/27はアーリントンステークスというサラブレッド3歳指定レース
(これからの皐月賞、ダービーへ向けての数ある予選レースの1つです。)
 

  
見事に外れました(笑)

競馬の投票のことを書き出すと奥がとても深く、キリがなくて
この欄では説明しきれませんので、止めますが(笑)

ほんの少しだけ・・・

まず、馬券は1点100円から買えます。 100円で買ってもレースが始まると十分興奮しちゃいますよ、保証します(笑)

馬券の買い方ですが

単勝・・・もっとも単純に1着馬を当てます。馬券は馬の番号で買います。たとえば左上の写真の黄色い帽子の騎手が
乗っている馬は6番のゼッケンがついていますね。この番号で買います。

馬連・・・各場に内枠1番から順に外側に向かって馬に番号がついており、仮に2番と6番の馬を買うとすれば、
馬券は2-6となります。この2頭が1着でも2着でも当たりです。今は これがもっとも一般的です。(馬番複式)

馬単・・・2-6馬単の馬券は1着が2番2着が6番の馬です、逆なら外れ。(馬番単式)

あと、買い方は非常にたくさんあります。

初めてなら、単勝か複勝(複勝=自分の買った1頭が3着までに入れば当たり) 

または馬連がおススメです。

少し慣れてくれば、馬連で2、3番人気以下の穴馬を探しましょう。 その馬を頭にして1番人気~4,5番人気まで流します。

人気度はオッズ(倍率)が場内モニターに表示されるのですぐわかります。

これだと、もしも1番人気馬が思ったように走らず(よくあります(笑))後着して、4~5番人気が来た場合は、20倍くらいの配当金がもらえます。

1番人気が来たとしても、元の掛け金くらいは帰ってきます。

投票用紙の書き方がわからない場合は、最初にご紹介したビギナーズセミナーや案内書で教わってくださいね。

きっと親切に教えてくれますよ。

自分がよい馬を見つけて、レース展開もズバリと来たときは、本当に嬉しいものです!

あと、少しは情報がいるので、当日のスポーツ新聞を買っていきましょう。専門家の予想とかが出ています。

本命馬は◎  対抗馬は○ 注意馬は△や▲といった印がついています。

でもあまり信用せずに参考までにして、自分が好きな、よいなあと思った馬を買うのがコツです。

私の場合は、あがり3ハロンといって、過去のレースでゴール前のラスト600mのタイムがでています。34秒とか、33.5秒とか・・・

これの速い馬が好きです。 末脚(すえあし)といってゴール直前で飛び込んで先頭馬を差し切ってくる馬ですね。

いづれにしても、なかなか当たりませんから・・・(笑) 楽しめればよいのです。 宝くじと一緒(^^)/

まあ競馬は研究が2割、運が8割くらいでしょう(^◇^) でも研究が楽しいです、、だから負けてもやめられない。

                    ジョッキーの体力

最後に、騎手の体力は素晴らしいものがあります。



上の写真をご覧ください。ゴール前のたたき合いの場面ですが、騎手は「あぶみ」に足を賭けただけで体を安定させ、

姿勢は空気抵抗を避けるため、膝を絞り、馬の負担を極力減らしながらロードバイクに乗るようなクラウチングスタイルをとっています。 

自転車のようにハンドルは無く、手綱一本で、おしりはスタートからゴールまで上げたままです。

この姿勢で2分近くもの間、躍動する馬上で馬を操るわけですから、腹筋をはじめとした、とてつもない強靭な筋力の持ち主だと思います。

このようなところから、競馬というスポーツ(あえてスポーツと呼びます)を観戦するのも、楽しみが増えるのではないでしょうか。

今回はここまで、ご覧いただき本当にありがとうございました。